撮影地:エアーズ・ロック Ayers Rock ノーザンテリトリー ウルル・カタジュタ

● 豆粒
エアーズロック・サンセット・ビューイング・ポイントからウルルを望む。右上方に豆粒のように写っている人影を確認いただけよう。人の大きさと比べるとウルルが如何に巨大な岩であるか理解できるだろう。登っている最中にはとてもこれが一枚の岩であるなどとは考えられない。大きな山を登っている感覚である。写真でも分かるが、岩に深く刻まれたひだひだのような起伏を幾つも越えて頂上を目指す。これが結構難儀な部分で、壁のようにそそり立つ岩をよじ登ったかと思うと、ほぼ垂直に窪んだ谷底へ下らねばならない。俗に「ウルルに一度も登らないバカ、二度登るバカ」と言われるが、三度登ったワシは大バカだろうか。

Nikon F5A with MF-28,
Ai AF VR Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D,
Fujichrome PROVIA 100F (RDP III)
[Trimming]
Aperture-Priority Auto @ 8
Sunset Point, Uluru, Northern Territory
October, 2001

2003.01.21 掲載