撮影地:マタランカ(Stuart HWY)蟻塚 ブッシュファイア
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● 焦土
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スチュアートハイウエイを北上すると、温泉で有名なマタランカ辺りから空気に水の気配を感じる。大陸中央部の乾いた風を浴びて来た旅人には新鮮な感覚だ。しかし、この季節は様相を異にしていた。広大な土地がブッシュファイアに焼かれ、巨大な蟻塚が焦げた肌を曝していた。焼き尽くされた荒野にかって経験した水の気配はない。水はどこに行ってしまったのか......恐らくこれが自然のサイクルなのだろう、水の季節がやってくると再び緑は芽吹き、蟻たちの活動も活発になる(蟻塚は焼かれても中のシロアリは健在である)。旅人は壮大な自然のサイクルの一瞬に触れているだけなのだ。車窓に広がる焦土に嘆息しつつワシは北の果て、トップエンドへと向かった。
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Nikon
F4 with MF-23,
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D (IF), Fujichrome Velvia ISO 50 (RVP) Aperture-Priority Auto @ 11 Mataranka, Stuart Highway, Northern Territory October, 2001 |
2003.01.06
掲載
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