撮影地:シャーク湾(Shark Bay) Monkey Mia
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● イルカとレンジャー
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モンキー・マイアではイルカが海岸に現れると必ずレンジャーが付く。彼らはイルカのヒレの形などから、それぞれの個体を識別でき、「やあ、○○よく来たな」などと声をかける。調教師ではないのでイルカに芸をさせるわけではない。観光客にイルカの生態を説き、観察のルールを守らせるのが役目である。イルカが過度に人に依存するようになることのないよう、厳しく目を光らせる。レンジャー達の姿勢を見ているとモンキー・マイアの本質がわかる。ここはイルカに触れたり、餌を与えたりして喜ぶ遊園地ではない。野生動物を間近で観察し、生物や自然に対する理解を深めようという教育的色彩を強く持つ場所なのだ。それを知らずにパースからはるばるやってきてがっかりする人も多い。どっちがいい悪いではなく、そういう人は日本の何やらワールドに行った方が楽しめる。
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Nikon
F4,
Ai AF Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-F4.5S, Fujichrome PROVIA ISO 100 (RDP II) Aperture-Priority Auto @ F5.6 Monkey Mia Dolphin Resort, Shark Bay, Western Australia December, 1997 |
2001.06.27
掲載
2003.06.16 写真サイズ拡大・レイアウト変更・アクセス解析対応 |