撮影地:ピナクルス(ピナクルズ)、西オーストラリア、ナンバン国立公園
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尖塔
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ピナクル=尖塔という意味に相応しい造形の石柱がインド洋の陽光に照らされる。西海岸の光は午前中からすでにご機嫌で、ピナクススを「荒野の墓標」と呼ぶには、あまりに明るい光が降り注ぐ。パースから近いこともあり、日中は多くの観光客が訪れ「荒野の墓標」に誰もが感嘆する。そこまではいいのだが、大挙した人々がそこら中を歩き回り、砂に足跡を付けてしまう。自然の作った波紋と石柱の組み合わせを写真に収めようとしても、なかなかいいアングルを見付けることができない。「もう少 し早起きすればよかった」と悔やむワシを陽気な光がなぐさめてくれた。
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Nikon
F4 with MF-23,
Ai AF Nikkor 20mm F2.8S, Fujichrome PROVIA ISO 100 (RDP II) Aperture-Priority Auto @ F5.6 The Pinnacles, Nambung National Park, Western Australia March, 2000 |
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2003.05.21
掲載
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