撮影地:カカドゥ国立公園・ウビル(ウビア)ロック・アーネムランド
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● ウビルの夕陽
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ウビルからの日没は何度見ても圧倒的である。夕刻、ウビルの西側はにわかに客席となり、人々が思い思いのスタイルで素晴らしいショーを観賞する。この日も厳しい暑さ、猛烈な湿度にもかかわらず、きつい岩登りをして、多くのギャラリーが集まった。陽が地平に近づくに連れて手前に広がるナータブ氾濫原
Nardab Floodplainは輝きを増し、見る者を惹き付ける。実際、人々の口数も少なくなる。それは大自然の繰り広げる大ページェントに誰もが引き込まれている証拠であろう。そして太陽が没する瞬間のクライマックスを迎えると感嘆と賞賛の声が漏れる。カカドゥ広しと言えど、一般
に公開されている場所で、これだけ見事な夕陽を堪能できるところはここ以外あるまい。ワシはウビルの夕陽を見なければカカドゥに来た実感がしない。ダーウインからのツアーを予約する際、ウビルで夕陽を見るスケジュールが組み込まれているか、確認することをお奨めする。
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Nikon
F5A with MF-28,
Ai AF VR Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D, Fujichrome PROVIA 100F (RDP III) Aperture-Priority Auto @ F8 Ubirr, Kakadu National Park, Northern Territory October, 2001 |
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2002.01.21
掲載
2003.03.23 レイアウト変更・アクセス解析対応 |