撮影地:イエローウォーター(クーインダ)
![]()
![]() |
● 湿原の朝
|
クーインダの朝は早い。イエロー・ウォーター・クルーズの参加者で船着場は夜明け前から賑わう。朝の光線が美しく、生物の活動が活発な朝一番のクルーズは特に人気が高く、今日もボートは満席である。船着場を離れる頃に太陽が顔を出す。写
真の朝陽は進行方向に向かって右側に座ると撮りやすい。しかし、クロコダイルやカワセミ、その他鳥類達がどちら側に現れるかはその日の運次第である。今回、この美しい日の出はものにできたものの、その他生き物に関してはさっぱり、ことごとく反対側にシャッターチャンスはあった。ボートの座席は片側三人掛けで、一旦舷側に座ると身動きできない。仕方なく、そのままの位
置から反対側にレンズを向ける。しめたと思った瞬間、おっさんの頭が何度もファインダー入る。これには正直ふてくされた、どうしてツキがないんだ!いやはやそんなに熱くなるとはまだまだ修行が足りないようだ。「今日がダメなら明日があるさ」くらい心に余裕を持って出かけたい。野生の濃いこの大湿原は必ず期待に応えてくれよう。
|
Nikon
F4 with MF-23,
Ai AF Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-F4.5S, Fujichrome PROVIA 100F (RDP III) Aperture-Priority Auto @ F5.6 Yellow Water Cruise, Kakadu National Park, Northern Territory October, 2001 |
![]() |
2002.01.25
掲載
2003.03.23 レイアウト変更・アクセス解析対応 |