【現場主導型の組織運営とスピード戦略】
日本監督士協会
大浦勇三 著
経営環境の激しい変化には「変化」で対応するしかない。
組織は不変ではなく,むしろ変化を常態ととらえなければならない。
変革の推進者としての管理者の変革への取り組み方を日常のマネジメントの視点から掘り下げる。
【 目 次 】
はじめに
T.リスクテイクできる個人が組織風土を変える
1.ひとり一人に起業家の意識を植え付ける
2.判断(意思決定)にはリスクがついてまわる
3.ハイリスク・ハイリターンとローリスク・ローリターン
4.失敗したときの敗者復活ができるしくみをつくれ
5.能力のある人の行動特性をベンチマークする
6.知識を知恵に変換できるしくみをつくる
7.ナレッジ・マネジメントの考え方
(コラム − ポストイットと異縁連想)
*チェック・シート(1)− リーダーシップ行動特性
*チェック・シート(2)− ナレッジ・マネジメント
U.チームを逞しくする組織変革のステップ
1.活性化された職場の状態と不活性な職場の状態
2.いまの職場を変えていく仕掛けをつくる
3.組織には常に“揺らぎ”を与え続ける
4.変化を当然とする組織風土をつくる
5.経営戦略に合わせた組織構造のつくり方
6.ネットワークの中からの管理者のリーダーシップ
7.コラボレーションにおけるチームワーク
(コラム − ビジネス・コンセプトを180度転換)
*チェック・シート(3)− コミュニティ
*チェック・シート(4)− 組織IQ
V.強いチームマネジメントのすすめ方
1.経営目標をどうブレークダウンするか
2.チームとしての課題の明確化
3.チーム目標の共有の仕方,させ方
4.管理者のコミュニケーションのあり方
5.部下の心をつかむ説得の技術
6.ひとり一人に役割を与える(モチベーション)
7.多様な価値観をどう取り込んでいくか
(コラム − サム・ウォルトン(ウォルマート創業者)の10ヶ条)
*チェック・シート(5)− RTR(Right Things Right)
*チェック・シート(6)− クロスファンクショナル・アプローチ
W.プロフェショナルな人材をどう育成するか
1.人を育てることはリーダーの永遠の課題
2.プロとして通用する人材とは
3.自己完結型の仕事をさせていく
4.厳しい仕事が人を育てる(過保護は逆効果)
5.部下の間に競争と協調の関係をつくる
6.教えすぎるな,自力での解決を支援せよ
7.部下は「平等」ではなく「公平」に扱う
*チェック・シート(7)− 仕事への取り組み
*チェック・シート(8)− 人材教育