【図解 ナレッジ・カンパニー】

東洋経済新報社

大浦勇三 編著

頭脳集団を抱える企業が最大の評価を得る。
競争力のある企業とは、創造性をコア・スキルとして認識し活用できる企業だ。
ナレッジを核にした会社を創る経営戦略。


【 執筆者一覧(執筆順) 】 *所属は執筆時

*大浦 勇三 大浦総合研究所
(全体編集、第一部 一章〜六章、第二部 七章 を担当)

*関川 弘和 NTTコミュニケーションウェア株式会社
(第二部 八章 一節 を担当)

*宮入 勉 日立電子サービス 株式会社
(第二部 八章 一節 を担当)

*武末 朝生 株式会社 日立国際ビジネス
(第二部 八章 二節 を担当)

*松宮 敏行 株式会社 野村総合研究所
(第二部 八章 二節 を担当)

*三谷 敏之 株式会社 シーエーシー
(第二部 八章 三節 を担当)

*津田 識義 株式会社 日本コンサルタントグループ
(第二部 八章 三節 を担当)

*加藤 雅章 トヨタ自動車 株式会社
(第二部 八章 四節 を担当)

*阿部 正典 日本ユニシス 株式会社
(第二部 八章 四節 を担当)

*森島 秀明 ロータス 株式会社
(第二部 九章 一節 を担当)

*町原 宏毅 日本電信電話 株式会社
(第二部 九章 二節 を担当)

*多田 修 株式会社 電通国際情報サービス
(第二部 十章 一節 を担当)

*寺池 光弘 株式会社 シーエーシー
(第二部 十章 二節 を担当)

*鳥越 剛 セイコーエプソン 株式会社
(第二部 十章 三節、四節 を担当)

*中澤 蔀 株式会社 協同測量社
(第二部 十章 五節 を担当)


【 目 次 】

はじめに

第一部 「ナレッジ・カンパニー」成功の条件

第一章 「ナレッジ・カンパニー」実現へのステップ

1 ・ 1 ナレッジ・エコノミーの流れ
1 ・ 2 情報技術革命
1 ・ 3 ナレッジ・マネジメントの背景・狙い・めざす効果
1 ・ 4 ナレッジ・マネジメントは「計画・実施」フェーズへ
1 ・ 5 「効率」から「創造」へ
1 ・ 6 米国におけるナレッジ・マネジメントの取組み状況
1 ・ 7 ナレッジ・マネジメントのさまざまなアプローチ
1 ・ 8 ナレッジ創出のプロセス
1 ・ 9 ナレッジ・マネジメントの推進内容
1 ・10 ナレッジ・マネジメントの具体的進め方
1 ・11 ナレッジ・マネジメントの投資効果
1 ・12 ナレッジ・マネジメントの評価基準/評価尺度
1 ・13 ナレッジ・マネジメント推進のガイドライン

第二章 「ナレッジ・カンパニー」に向けた企業文化/風土改革

2 ・ 1 「Best of the Best」の共通項
2 ・ 2 遺伝的多様性と自己組織化
2 ・ 3 「ブレイクスルー」と創造性
2 ・ 4 組識IQと学習する組識
2 ・ 5 知的資産の棚卸し
2 ・ 6 コミュニティ・オブ・プラクティスとグループ・インテリジェンス
2 ・ 7 文化・風土とコンテクスト
2 ・ 8 ナレッジ・マネジメントを阻む障壁

第三章 「ナレッジ・カンパニー」に向けた意識改革・業務改革・組織改革

3 ・ 1 改革の全体方向
3 ・ 2 収益構造改革とエグゼクティブ・コミッティの役割
3 ・ 3 ビジネス・モデルの再構築
3 ・ 4 業務プロセスの革新
3 ・ 5 本社改革と機能分化
3 ・ 6 「思考プロセス」のリエンジニアリング
3 ・ 7 顧客と一体になったナレッジ創出
3 ・ 8 サービスとは何か
3 ・ 9 新商品/新サービス開発マネジメント
3 ・10 イノベーションの源泉
3 ・11 ナレッジ・マネジメントと研究開発(R&D)戦略

第四章 「ナレッジ・カンパニー」に向けた情報技術活用

4 ・ 1 情報技術のホットなテーマ
4 ・ 2 APソフトウェアの世界標準化
4 ・ 3 ナレッジ・マネジメントと情報技術活用の視点
4 ・ 4 デジタル・インフォメーション・フロー
4 ・ 5 オンライン・ナレッジ・マネジメント(OLKM)
4 ・ 6 ナレッジ・マップとカストマー・リレーションシップ
4 ・ 7 エンタプライズ・インフォメーション・ポータル(EIP)
4 ・ 8 ナレッジ・マネジメント製品/サービス導入のポイント
4 ・ 9 ナレッジ・マネジメント・システムは誰が開発するか
4 ・10 情報システム企画部門は戦略部門へ
4 ・11 CIOからCKOへ

第五章 「ナレッジ・カンパニー」に向けた人材育成

5 ・ 1 Eコマースとナレッジ・マネジメント
5 ・ 2 ベンチャー・ビジネスとナレッジ・マネジメント
5 ・ 3 ナレッジ戦略
5 ・ 4 ナレッジ・ワーカーと知的ワーキングのルール
5 ・ 5 ヒューマン・ファクターとコンピテンシー・モデル
5 ・ 6 全社人材教育/人材育成プログラムの再構築
5 ・ 7 ラーニング・コミュニティとエクスパティーズ・ネットワーク
5 ・ 8 インターネット・ラーニング
5 ・ 9 アイディアの作り方
5 ・10 モデル・ビルディング
5 ・11 学習と暗黙知
5 ・12 パフォーマンス・サポートと人事評価

第六章 「ナレッジ・カンパニー」ベスト・プラクティスから得られる教訓

6 ・ 1 米国ナレッジ・マネジメントの動向(1)
6 ・ 2 米国ナレッジ・マネジメントの動向(2)
6 ・ 3 米国ナレッジ・マネジメント実践から得られる教訓
6 ・ 4 ナレッジ・マネジメントはビジネス展開の梃子
6 ・ 5 日本における創造性開発と知的資産の評価
6 ・ 6 ナレッジ・マネジメントにおける現状のギャップ
6 ・ 7 誰が責任をとるか(1)
6 ・ 8 誰が責任をとるか(2)
6 ・ 9 日本におけるナレッジ・マネジメント成功の条件
6 ・10 「ナレッジ・カンパニー」実現に向けた論点

第二部 米国ナレッジ・マネジメント調査と成功企業分析

第七章 米国ナレッジ・マネジメント調査と全体動向

7.1 米国ナレッジ・マネジメント調査プログラム
7.2 米国ナレッジ・マネジメント先進企業の全体動向

第八章 米国ナレッジ・マネジメント成功企業分析

8.1 ルーセント・テクノロジー
8.2 IBM
8.3 ゼロックス
8.4 ヒューレット・パッカード(HP)

第九章 ナレッジ・マネジメント(KM)ワールド '99

9.1 KMワールド展示会からナレッジ・マネジメントの動向を探る
9.2 KMワールド・カンファレンスで議論された主要テーマ

第十章 米国企業におけるコンテンツと創造性

10.1 米国コンテンツ・ビジネスの動向
10.2 創造性を前提とした組識の枠組み
10.3 創造性を高めるオフイス設計
10.4 価値創造プロセスのリエンジニアリング
10.5 経営者からみたナレッジ・マネジメントの重要性