ミアキス(Miacis)
  ネコの祖先と言われるミアキスは今から5000年前、
  暁新世の終わりから始新世にかけて出現した食肉類の動物。
  それ以前の食肉類とは異なり、体型はイタチのような胴体に尾が長く、足は短い。
  大脳は体に比例してかなり発達しており、始新世の末期まで繁栄した。
  やがてイヌ科に連れなる子孫ニムラブスを残し絶滅する。
  
  ネコ直系の先祖はスミロドンとディニクチスの2グループに分かられる。
  そのうちディニクチスが環境の変化に耐え今日のネコ科の原型となった。
  
  人類最古のイエネコ(紀元前2,000年〜1,900年頃)キプロスはエジプトで発見されている。