ネコのフーガ(Fuga del gatto)
  ネコを標題としてつけた曲は、世界各国に存在する。
  ニャアニャアという泣き声を人間が二重奏で歌ったロッシーニの「ネコのディニッシュ」は
  主にサロンのお楽しみ用に作曲された。
  他、ムソルグスキーの「山猫」、ストラヴィンスキーの「ネコの子守唄」、
  フォーレの「ネコのワルツ」、ネコが登場するバレー・オペラのラベルの「子どもと呪文」、
  そしてバロック音楽の歴史を飾る十八世紀の作曲家ドメニコ・スカルラッティの
  ハープシコード(ピアノの前身)のためのソナタの中の一曲「ネコのフーガ」などがある。
  ここ日本では1969年に大ヒットした「黒猫のタンゴ」が代表的。