2000年のトラコラム 愛虎の日記 |
開幕戦に予想以上に頑張りすぎて惜敗してあとの2戦は力尽きる。苦手の横浜であれば3タテも仕方ない。 ただし疑問が一つ、何故開幕投手が薮ではなく星野だったのか。 よそへ移籍して、さらにリーグも違うところに初仕事が開幕投手ではちと荷が重すぎやしないか。 移籍した選手はどんなにすごい人でも必ず「慣らし」が必要だと思うのだが...。
さて、今回「熱く語る」選手は、プリンスオブタイガース「新庄剛志」
新庄は1972年1月28日生まれの28歳。プロ11年目の選手。イチローより2歳年上で、プロ野球選手としても2年先輩になる。
打撃は思い切りの良さと長打力が魅力で、足も相当速い。
しかし守備は、阪神の外野はその半分が新庄の守備範囲で、彼がいないと成り立たない。
昨年のキャンプで野村監督にすすめられて新庄がピッチャーをやったのをおぼえているだろうか。紅白戦では短いイニングだったがマウンドに立った。 最後に誤解のないように言っておくが、私はイチローが嫌いなわけではない。(4/10) |
多忙に紛れ、すっかり更新する事を怠っているうちに、もう1カ月余りで開幕を迎えようとしているではないか。あービックリ。しかし私も黙って寝ていたわけではない。しっかりと自主トレからキャンプを観察し、今年の戦力を計っていたのだ。結論から申し上げよう「今年も優勝は無理だ!」...したがって2000年のこのコーナーは「選手個人を熱く語る」ことにしよう。
第1弾は「星野伸之」 彼は旭川工業高校出身で同校の野球部のユニフォームは縦縞だ。北海道の阪神ファンはうれしいかぎりだ。なんといっても彼のピッチングの魅力は1センチ刻みでコントロールできる制球力と差が40キロにもなる緩急で、ありとあらゆる球種を投げるが、なんとカーブは80km/h台なのだから驚きだ。 昔、旭川工業高校に阪急ブレーブス(現在のオリックスブルーウェーブ)に行くやつがいるというので星野の練習を見に行った知り合いがいる。話しによると、最初見た感じは球速も遅いし「なんだたいしたことないなあ」と思っていたら、次の瞬間、星野の投じたボールは突然自分たちにめがけて飛んできた。「暴投だ危ない!」ところがボールはそこから左斜め下45度に1m以上曲がり落ち、さらにキャッチャー手前でワンバウンドした。当時取材に来ていた報道陣も皆目を丸くしていたという。 早く縦縞のその雄姿が見たくてたまらない。(2/25) |