Path: suika!fu.bekkoame.or.jp!nf0.iij.ad.jp!news.iij.ad.jp!news.starnet.ad.jp!news.star-net.or.jp!aries.ogis-ri.co.jp!senri-nc!wincgw1!tokyonet.ad.jp!wnoc-tyo-news!wnoc-sfc-news!venus.sun.com!cs.utexas.edu!news-relay.us.dell.com!jump.net!imci4!newsfeed.internetmci.com!news.kddnet.ad.jp!rim.or.jp!st.rim.or.jp!kimu From: kimu@st.rim.or.jp (KIMURA Kazushi) Newsgroups: ,fj.archives.answers,fj.net.infosystems.www.authoring,fj.sys.mac,fj.os.ms-windows,fj.rec.photo Subject: QV-10 FAQ (Frequently Asked Questions) Supersedes: Followup-To: fj.rec.photo Date: 17 Mar 1996 04:46:02 GMT Organization: RIMNET Lines: 936 Expires: 30 Apr 1996 00:00:00 +0900 Message-ID: Reply-To: KIMURA Kazushi NNTP-Posting-Host: mars.st.rim.or.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP NNTP-Posting-User: kimu Keywords: DIGITAL,CAMERA,QV-10,FAQ Xref: suika fj.net.infosystems.www.authoring:490 fj.sys.mac:15824 fj.os.ms-windows:3692 fj.rec.photo:2718 Archive-name: qv10faq.txt Last-modified: 17 Mar 1996 Version: 1.17 ----------------------------------------------------------------------- QV-10 FAQ (Frequently Asked Questions) Copyright (C) 1995,1996 ♪きむらかずし ----------------------------------------------------------------------- 0. はじめに このドキュメントは液晶デジタル・カメラ QV-10 に関する FAQ ( Q&A 集) です。筆者自らの体験と、メーリング・リスト palmtop-pc-ml および ncdesign 、そして fj.sys.mac 等から得た情報を元に編集しました。ひとり ひとりお名前はあげませんが、貴重な情報を寄せられたみなさんに感謝します。 このドキュメントは改変しない限りコピーフリー、転載フリーです。 メール、ニュースでの情報交換は大歓迎ですが、筆者宛の単なる質問メールは ご遠慮ください。 0-0: What's New Ver1.17 QV-30、QV-10A 国内で公式発表!CASIO ホームページにも。 → 1-2 , 4-1 , 6-1 。雑誌追加 → 6-3 マック用ヴューワ PixelStation β登場 → 4-3 , 6-1 EPSON カラリオに負けじと、TV CM 放映中 (^^; Ver1.16 久々の更新です。細かい加筆、修正。雑誌追加 → 6-3 QV-10 FAQ LaTeX 版作成中だそうです。続報を待て! Ver1.15 本、雑誌( QV-30 スクープ!)追加 → 6-3 Ver1.14 文章の整理(サイズの縮小)。 CASIO ホームページ開店 → 6-1 Ver1.13 CASIO よ、目覚めよ! → 7-1 , 7-2 ホームページの追加、整理整頓 → 6-1 , 6-2 Ver1.12 QV-30 プレスリリース(英語) → 6-2 Ver1.11 関連ホームページ追加 → 6-1 , 6-2 書籍追加 → 6-3 qvplay 0.07 ( UNIX 通信ソフト)バージョンアップ → 6-1 この FAQ が HP200LX 用に NDB 形式化されました → 6-1 Ver1.10 URL 追加( xv patch、CAMConverter、使い方) → 6-1 , 6-2 Ver1.09 つ、ついに... HP200LX 用リンクソフト(β版)登場! → 4-4 テスト・モード追加情報 → 4-6 純正リンクソフトって → 2-1 マックで一括変換だ! → 3-6 関連ホームページ追加 → 6-2 fj 投稿先の変更、他 Ver1.08 役立つフリーソフトが続々登場 → 4-3 QV-10 を持って海外に行こう! → 3-8 Ver1.07 高速移動体撮影法 → 3-7 UNIX xv-310a + patch 5.1.10 で CAM 形式を直接表示! → 4-3 ついにフリーな通信ソフト( UNIX 版)が出現! → 4-4 , 6-1 本文のフォーマットを若干変更。 Ver1.06 『デジタルフォト GUIDE BOOK 』 → 6-3 専用フロッピー・ディスク・ドライブ FD-10 登場 → 2-6 , 6-2 Ver1.05 PALMTOP WORLD ホームページ全面更新 → 3-6 , 6-2 『 QV-10 FUN BOOK 』 → 6-3 電池の話 → 2-3 Ver1.04 CAM 形式は美しかった! → 2-1 , 4-3 , 6-1 Ver1.03 URL の追加、修正 → 6-1 , 6-2 Ver1.02 QV-10 FAQ HTML バージョンできました( perl 自動生成) → 6-1 Ver1.01 CAM 形式の変換プログラム出現! → 6-1 Ver1.00 CAM 形式の解析が終了しました! → 4-3 ----------------------------------------------------------------------- !*** 目次 *** ! !1. 概要 ! 1-1: QV-10 ってなんですか? ! 1-2: 特徴は? ! 1-3: 欠点は? !2. 基本編 ! 2-1: パソコン上だと画像が白っぽくなるのですが? ! 2-2: 取扱説明書を読まないと分からないワザ ! 2-3: アルカリ電池がすぐなくなる! ! 2-4: GIF 形式にして自分のホームページを飾りたい。 ! 2-5: 甘いピントを何とかしたい。 ! 2-6: 専用フロッピー・ディスク・ドライブ FD-10 登場 !3. 応用編 ! 3-1: パソコンから QV-10 に画像を送り込みたい! ! 3-2: テレビやパソコンのモニタを撮影したい。 ! 3-3: (紙の)写真、図、絵を撮影したい。 ! 3-4: QV-10 で QV-10 の写真を撮りたい。 ! 3-5: なんか面白い使い方ありませんか? ! 3-6: 私的ホームページ作成手順 ! 3-7: 高速移動体撮影法 ! 3-8: 海外に QV-10 を持ち込みたい。 !4. 技術編 ! 4-1: 主な仕様 ! 4-2: パソコン接続キットなんて買いたくない。 ! 4-3: CAM 形式を扱えるグラフィック・フリーソフトは? ! 4-4: QV-10 と直接、通信できるフリーソフトは? ! 4-5: 専用シリアル・ケーブルが気に入らない! ! 4-6: 非公開テスト・モード !5. パニック編 ! 5-1: "FATAL ERROR" と表示され、何もできなくなりました。 ! 5-2: マックへの転送中に、接続が切れることがあるのですが。 !6. 関連情報 ! 6-1: インターネット上の関連資料 ! 6-2: QV-10 を活用したホームページは? ! 6-3: 出版物 !7. ユーザからの提言 ! 7-1: ここをなんとかしてほしい! ! 7-2: 後継機への期待 !---------------------------------------------------------------------- 1. 概要 1-1: QV-10 ってなんですか? カシオ計算機(株)が製造、販売している液晶デジタル・カメラです。安価で 手軽な上、ファインダ代わりにもなる液晶ディスプレイを搭載しているという アイディアで、いわゆるヒット商品となりました。しばらく品不足が続きまし たが、最近では増産体制も整い店頭に並ぶようになったようです。 ちなみにビデオ・カメラではありません。撮影できるのは静止画像です。 1-2: 特徴は? - デジタル・カメラとしては、とっても安い。 後継機の発表に前後して、現行機は 3 万円台で大安売り! パソコン接続キットと AC アダプタは別売りです。 旧機種の価格表: QV-10 価格 65,000 円 パソコン接続キット 価格 12,800 円 AC アダプタ 価格 4,000 円(参考 → 2-3 , 3-8 ) 新機種の価格表: QV-10A 価格 49,800 円 QV-30 価格 69,500 円 新接続キット 価格 9,800 円※(PC-98/PC AT/マック) AC アダプタ AD-C61J 価格 3,000 円 - 本体内蔵のフラッシュ・メモリに、96 枚までの写真を蓄積できます。 フラッシュ・メモリなので、電池が切れてもデータは消えません。 - 単 3 アルカリ電池 4 本で動作します。 - 小型、軽量。ポケットに入れてどこへでも。 - カラーの TFT 液晶画面がついています。 撮影時は液晶画面がファインダとなり、非写体を確認できます。 撮影後は、すぐにその場で、撮った写真を見ることができます。 画面を 4 分割、 9 分割して写真を表示するモードがあります。 - ビデオ出力端子がついているので、写真をテレビで見ることができます。 - 写真(グラフィック・データ)をパソコンに転送できます。 マックおよび Windows 3.1 用のパソコン接続キットは別売りです。 (専用シリアル・ケーブルとパソコンリンクソフトウェア) 転送は、JPEG ベースの独自形式( CAM 形式)で行います。 一般的なグラフィック形式に変換できます(320x240、640x480 )。 ※新リンクソフト MS-Windows 版には、フォトレタッチ機能追加。 - 逆に、パソコン上のグラフィック・データを QV-10 に送り込めます。 テレビ・モニタさえあれば、 QV-10 がプレゼン・ツールになる! - マクロ・モードで接写が可能です。 名刺の字を(一応)クッキリ写せます。 - セルフ・タイマ機能もあります。 - 専用フロッピ・ディスク・ドライブが別売りであります → 2-6 主な仕様もご覧下さい → 4-1 1-3: 欠点は? 値段を頭に入れた上で、お読みください (^^; - 画質は決して良くありません。 320*240 ピクセル程度の解像度です。 パソコンリンクソフトの表示が白っぽいのは改善できます。 → 2-1 フリーソフトを使うと、さらに美しい画像が得られます。 → 4-3 購入を迷っている人は、実際の画像を見て判断して下さい。 → 6-2 - ストロボは付いてないので、暗いと撮影できません。 液晶画面による写真の再生は暗くとも可能です。 - ズーム、広角等の切り替えはできません。あなたが前後してください (^^; - アルカリ電池の消耗が結構、激しいです。 → 2-3 - フラッシュ・メモリは組み込みです( PC カードではありません)。 - 撮影時の動画をビデオ出力することはできません。 2. 基本編 まず、 QV-10 とソフトウェアの取扱説明書および、README ファイル(マック 版は、"はじめにお読みください")をじっくり読みましょう。 2-1: パソコン上だと画像が白っぽくなるのですが? パソコンリンクソフトのバグです! 日本より遅れて出荷が始まった海外仕様のリンクソフトは白落ちのバグはない そうです。日本でも早く配布しろ〜 CASIO さん!まずは英語メニューのままで いいから、すぐに CASIO ホームページに置いてください。 (参考: "Mobile PC" 96-3 → 6-3 ) CAM 形式の解析から、 CAM ファイル自体はリンクソフトで表示されるより美 しい(階調の深い)画像データを持っていることが判明しています。 → 4-3 リンクソフトで得られる画像は、過剰とも言える画像補正により、明暗のハッ キリした、白っぽいものとなります。これを少しでも補正(元に戻す)するの に、「ガンマ補正」のテクニックを使ってみましょう。具体的には、グラフィッ クソフトのガンマ補正のパラメータを変更します。例えば、 PhotoShop 3.03 では、 Image メニュー -> Adjust -> Levels... で、 Input Levels [ 0] [0.82] [255] ^^^^この値を調整します。 ※棒グラフの真ん中の▲ツマミでも調整できます。 UNIX マシン + X-Window システムをお持ちの方は、pbmplus (さらには netpbm )ライブラリに含まれるガンマ補正コマンド pnmgamma を使うことに よって、複数の画像ファイルを一括してガンマ補正するスクリプトを書くこと が可能でしょう。 ちなみにテレビやマック以外(のすべて?)のパソコンのガンマ値は 1.8 で、 マックだけが 2.2 だそうです。よってマックだと、余計、イメージの白っぽ さが目立ってしまうようです。 2-2: 取扱説明書を読まないと分からないワザ 基本的には取扱説明書を読んでね (^^; - オートプレイ機能 再生モードで (-) ボタンと (+) ボタンを両方、2 秒間押し続ける。 さらに [MODE] ボタンで表示間隔や表示範囲の指定も可能。 - 撮影時の段階的露出調整 撮影時に (-) ボタンあるいは (+) ボタンを押す。 - 再生時のズーム機能におけるズーム範囲の移動( 9 カ所) (-) ボタンあるいは (+) ボタンを押す。 全体に対する現在位置が右上に表示される。 2-3: アルカリ電池がすぐなくなる! 仕方ありません。特に撮影時の消費量がすごいようです。 AC 電源が取れると きは、極力 AC アダプタを使いましょう。残り少ない電池や、充電式のニッカ ド電池(容量が小さい)は、恐怖の FATAL ERROR を避けるためにも使わない ほうがいいでしょう(→ 5-1 )。念のために書いておくと、マンガン電池( 普通の乾電池)は発熱するので使ってはいけません(取扱説明書より)。 海外でも使える AC アダプター情報は → 3-8 CASIO としては、アルカリ電池しか動作保証をしていませんが、使用可能な電 池として、単 3 型のリチウム電池があります。高価( 4 本 1,600 円程度)で すが、アルカリ電池より数倍長持ちします(その上、重さが軽い)。ただしリチ ウム電池は、その放電特性として、なくなるときは、ストンと電圧が落ちるので、 電池切れの警告が出たらすぐに交換したほうがいいかも。 充電式のニッケル水素電池は、充電電池としては大容量なので使っている方が いるようですが、電力が残り少ないときはやはり要注意です。早めに交換しま しょう。 早めに交換した使用済みのアルカリ電池(やリチウム電池)は、もっと消費電力 の少ない他の機器で余命をマットウさせてあげると、あなたのエコロジー度が上 昇するでしょう (^^; 2-4: GIF 形式にして自分のホームページを飾りたい。 簡単に書くと次の手順となります。 - CAM 形式を「他形式書出...」で TIFF 形式等で保存する。 フリーソフトによる変換については → 4-3 - グラフィック・ソフトで、明るさ補正や色補正をする。 - グラフィック・ソフトで 256 色以下に減色する(重要)。 - 必要な大きさにリサイズする(縮小すると絵が引き締まる)。 - GIF 形式で保存する。このときインターレース指定すると Netscape 等でジワジワと表示される絵となる。 GIF 形式は 256 色までのカラー・テーブルを持てます。しかし同一のページ に複数の GIF イメージを表示する場合は、トータルの色数を節約するために、 個々の画像をグラフィック・ソフトで「減色」しておくとよいでしょう。 参考文献: 『インターネット ホームページデザイン』 吉村信、家永百合子、鐙聡 編著、翔泳社 この場合、個々に 16 色( 4 bit )に減色する方法と、複数イメージのカラー・ テーブルを統一してしまう(マックの場合、256 色システム・カラー)方法が 考えられます。後者の方が、ファイルサイズは若干増えますが、美しさの点で は有利でしょう。 ちなみに(人工的な図や絵ではなく)写真イメージの画像圧縮率は、 JPEG 形 式の方が優れているので GIF 形式よりファイル・サイズが小さくなります。 また JPEG 形式はフル・カラーを扱えることができます。 WWW クライアント でも、JPEG 画像をインライン・イメージとして扱えるものが増えてきました。 フリーウェアを使った筆者の変換方法の詳細は → 3-6 注意: ネットワークで画像を「公開」する場合は、他人の著作権や肖像権を侵 さないようにしましょう。写真はそれだけで著作物ですし、漫画のキャラクタ ーにも著作権があります。他人の顔を写したら、本人の許可なしにそれを公開 してはいけません。まあ、これは法律以前の問題ですね。 2-5: 甘いピントを何とかしたい。 特に接写の時に気になるのは QV-10 のピントの甘さですな (^^; でもこんな とき、絞り切替スイッチを[●](暗くなる)にすると、シャープな画像にな ります。この場合、画面が暗くなるのを避けるため、 (+) ボタンで露出を調 整したり、照明を工夫したりしましょう。 2-6: 専用フロッピ・ディスク・ドライブ FD-10 登場 QV-10 用のフロッピ・ディスク・ドライブ FD-10 (結構、安易なネーミング ですね)が発表されました。これでパソコンがなくても写真データの保存がで きます。 メディア:MS-DOS 互換の 720KB/1.44MB 3.5 インチ・フロッピ 転送速度:QV-10 から CAM 形式を 11 秒/枚で転送(逆は 9秒/枚) 記録枚数:1.44MB で最低 53 枚( 96 枚は無理なのだ) 大きさ :120x37x174mm (とても大きいのだ)、550g 付属品 : AC アダプタ(電池じゃ動かないのだ)、接続ケーブル 価格 : 29,800 円 FD-10 にもテスト・モードを発見した人がいます。内容はおいおい... 3. 応用編 3-1: パソコンから QV-10 に画像を送り込みたい! まず、画質にこだわらないなら、パソコンのモニタ表示を直接撮影した方が、 てっとりばやいです。→ 3-2 パソコンリンクソフトを使う場合: - 元の画像を、あらかじめ 320x240 の大きさに変換しておく。 (最終的にビデオ出力時は 320x224 と上下がクリップされる) - パソコンリンクソフトの扱える画像形式で書き出す。 - パソコンリンクソフトで「他形式読込」する。 - パソコンリンクソフトで QV-10 にデータ転送する。 3-2: テレビやパソコンのモニタを撮影したい。 絞り切替スイッチを[●](暗くなる)にすると、結果的にシャッター・スピ ードが遅くなり、画面のちらつき(明暗の縞の繰り返し)が減ります。さらに (-) (+) ボタンで露出を微調整をするとよいでしょう。 3-3: (紙の)写真、図、絵を撮影したい。 当然ですが、映像が歪まないように、紙とレンズが平行になるように、真正面 にカメラをセットしましょう。これを逆手に取って、太っている人の写真を斜 めから撮ってやせさせることもできますが (^^; 画像の縁(周辺部分)の部分はゆがむので、映像に正確さを要求される場合は、 縁の部分を避けましょう。グラフィック・ソフトで後から補正する方法もあり ますが。 接写時のピントの合わせ方については → 2-5 3-4: QV-10 で QV-10 の写真を撮りたい。 鏡を使いましょう (^^; ただし、右左が反転する(だって鏡像なんだから)の で、グラフィック・ソフトでさらに左右を反転して元に戻す必要があります。 ちなみに液晶画面と同じ側にレンズをセットして、鏡に向けると、いわゆる再 帰的映像で遊べます。 QV-10 に映る QV-10 に映る QV-10 に映る ... 3-5: なんか面白い使い方ありませんか? - 手帳、メモ帳として使う 最初のページに「これを拾ったらXXに連絡ください」と入れる。 時刻表、カレンダー、スケジュール等を撮影して入れておく。 名刺の接写と顔写真を入れればマルチメディア顧客データベースだ! 黒板は、ノートに取らず QV-10 で撮る(落第しても知らない)。 テレビで「お得な情報」等が流れたとき、すかさず撮る! - ゲーム 顔の一部分だけを超アップにして撮影し、誰かを当てる。 オリエンテーリングのチェック・ポイント通過の証拠写真に。 - アート 複数枚の写真を切り張りして、ポップ・アートを創造しよう。 デッサンが面倒なときに、下絵を撮影してしまう。 テクスチャー・マッピングやバックグラウンド・パターンの素材集め。 コマ撮りのムービーを作成する(人形劇や特撮モノなど)。 - プレゼント 各種お祝いパーティでワイワイと撮影し、本体ごとプレゼント。 パーティの写真(データ)をみんなに(現像、焼き増し代不要)。 - インターネット ホームページを写真で飾る→ 2-4 , 3-6 CU-SeeMe で静止画を送る(オートプレイ可、動画は不可)。 電子メールに写真を添付する(道案内図、近況報告等)。 3-6: 私的ホームページ作成手順(マック編) CAM 形式の解析(→ 4-3 )と変換プログラムの登場(→ 6-1 )により、より 自然な画像を得られるようになりました。しかし現時点では、汎用グラフィッ ク・ソフトで直接 CAM 形式を扱えるものがありません。で、参考までに、筆者 のマック上での作業方法を紹介します。 GIF ファイルの作り方: GraphicConverter 2.3 (シェアウェア)はインターリブ JPEG に対応してお り、さらに GIF インターレース形式の書き出しも可能です。プレビュー・ア イコンも自動的に貼り付きます。登録ユーザは、 Convert... (変換)機能で、 リサイズ等のバッチ処理も可能なのでとっても便利。 パソコンリンクソフト ↓ CAM 形式 CAMConverter 0.4 ... ドラック&ドロップするだけ → 6-1 ↓ ノンインターリブ JPEG 形式 480x240 (横に引き延ばされている) GraphicConverter 2.3 ↓ 360x240 にリサイズ ↓ 必要なら画像補正(この機能は PhotoShop の方が...) ↓ 256 色化(マックのシステム・カラーに Dither 処理) ↓ インターレース GIF 形式で書き出し (ホームページへ転送) JPEG 形式を使おう: 最近の WWW クライアントは JPEG 形式のインライン・イメージも表示できる ようになってきたので、下記の様にすることにしました。 GIF 形式のように 256 色に減色する必要はありません。 パソコンリンクソフト ↓ CAM 形式 CAMConverter 0.4 ... ドラック&ドロップするだけ → 6-1 ↓ ノンインターリブ JPEG 形式 480x240 (横に引き延ばされている) GraphicConverter 2.3 ↓ 360x240 にリサイズ ↓ 必要なら画像補正(この機能は PhotoShop の方が...) ↓ JPEG 形式で保存 ( JPEG 形式のままホームページへ転送) 3-7: 高速移動体撮影法 移動中の電車の窓から外を撮ったり、逆に目の前を走り抜ける自動車を撮影す るときは、絞り切替スイッチを開放[○](明るくする)にしましょう。シャ ッター・スピードが短くなるので、被写体の映像が流れるのを防ぐことができ ます。ここで問題:時速 100 Km の物体が 1/4000 秒間に移動する距離は? 3-8: 海外に QV-10 を持ち込みたい。 AC アダプタについて: QV-10 は軽いので海外旅行にも最適ですが、サブノートパソコンなどと接続す るときには、経済的な AC アダプタも使いたいものです。そこで CASIO は保 証はしてくれませんが(私も保証はしませんよ) 100 〜 240V 対応のコレ: SONY AC-E60LA, INPUT:AC 100-240V 50/60Hz, OUTPUT:DC 6V 800mA DISCMAN 用ですがちゃんと使えました。トランス変圧器じゃないので、重さが 軽いのも旅行には都合がいいです。米国ならプラグの形は日本と同じなので、 変換プラグも不要です。ちなみに日本では、国内用( 100V )の SONY 製 AC アダプタも QV-10 で使えるようです。しかし、くどいですが壊れても CASIO はもちろん、私にも泣きつかないで下さい(トラブル報告は歓迎します)。 その他の注意: QV-10 は、どう考えても電子機器なので、航空機の離着陸時の使用は控えましょ う。写真一枚のために計器が狂って事故になったらシャレになりません。あ、 これは海外(国際線)だけじゃなくて国内便でも言えることですね。 QV-10 はマイコン内蔵ですし、液晶が X 線に弱いとの話しもあるので、ハイ ジャック防止の X 線検査は避けたほうがいいかもしれません。空港の職員に 対し、 QV-10 の電源を入れてカメラであることを示す必要があります。 米国はうるさくないですが、国によってはハイテク機器を持ち込む際に、税関 等を通過するのにノウハウが必要だったりするようです(金額を証明する領収 書が必要だとか)。事前によく調べておきましょう。 4. 技術編 4-1: 主な仕様 QV-10 の仕様は下記の通り。 記録方式: デジタル記録( JPEG ベース)/フィールド記録 信号方式: NTSC 方式 記録媒体: 内蔵メモリー( 16 Mbit フラッシュメモリ) 記録コマ数: 96 枚(フラッシュメモリによりデータ保持には電源不要) 消去: 1 画面単位消去(任意の位置)または全画面一括消去 ( 1 画面単位のプロテクト機能付き) 撮像素子: 1/5 インチ CCD (総画素数: 25 万画素) レンズ: 固定焦点式マクロポジション付き F2 f = 5.2 mm 絞り: F2 F8 マニュアル切り替え式 撮影可能距離: 絞り 標準 接写(マクロポジション) ------- --------------- ------------------------ F2 60 cm 〜 310 cm 13 cm 〜 16 cm F8 28 cm 〜 ∞ 10 cm 〜 24 cm 測光方式: 撮像素子による TLL 中央重点測光 露出制御方式: 絞り優先 AE 測光連動範囲: EV +5 〜 18 露出補正: -2 EV 〜 +2 EV ( 0.25 EV 単位) シャッター形式: 電子シャッター シャッタースピード: 1/8 〜 1/4000 秒 ホワイトバランス: 自動 セルフタイマ: 作動時間 10 秒 モニタ: モニタ画素数: 61,380 画素( 220×279 画素) ファインダ兼用 1.8 型 TFT 低反射カラー液晶 入出力端子: デジタル端子、ビデオ出力端子、外部電源端子 (ビデオ出力は S 端子には対応していない) 電源: 電池(単 3 アルカリ電池 4 本)/ ACアダプタ(別売) 電池寿命: 約 120 分 サイズ: 幅 130 mm×高さ 66 mm×奥行き 40 mm 質量: 約 190 g (電池含まず) 付属品: ハンドストラップ、ソフトケース、専用ビデオコード、 単 3 アルカリ乾電池 4 本、クロス QV-10A の仕様で、上記 QV-10 と異なる部分は下記の通り。 レンズ: 固定焦点式マクロポジション付き F2.8 f = 5.2 mm( 35 mm フルサイズカメラの 60 mm 相当) 絞り: F2.8、F8 マニュアル切り替え式 撮影可能距離: 絞り 標準 接写(マクロポジション) ------- --------------- ------------------------ F2.8 60 cm 〜 310 cm 13 cm 〜 16 cm F8 30 cm 〜 ∞ 11 cm 〜 21 cm QV-30 の仕様で、 QV-10 と異なる部分は下記の通り。 レンズ: 2 焦点式マクロポジション付き F2.8 f = 4.0 mm( 35 mm フルサイズカメラの 46 mm 相当) f = 9.0 mm( 35 mm フルサイズカメラの 103 mm 相当) 絞り: F2.8、F8 マニュアル切り替え式 撮影可能距離: 広角( WIDE ) f = 4.0 mm 絞り 標準 接写(マクロポジション) ------- --------------- ------------------------ F2.8 50 cm 〜 ∞ 10 cm 〜 13 cm F8 25 cm 〜 ∞ 8 cm 〜 19 cm 望遠( TELE ) f = 9.0 mm 絞り 標準 接写(マクロポジション) ------- --------------- ------------------------ F2.8 250 cm 〜 ∞ 50 cm 〜 65 cm F8 120 cm 〜 ∞ 40 cm 〜 95 cm モニタ: ファインダ兼用 2.2 型 TFT 低反射カラー液晶 サイズ: 幅 162 mm×高さ 72 mm×奥行き 49 mm 質量: 約 240 g (電池含まず) QV-10A、QV-30 には、以下の機能が追加されたそうです。 - カメラ同士でデータを交換する機能(別売ケーブルが必要)。 - プロテクトイメージの非表示機能。 操作説明書に書いていない補足情報をどうぞ。 CPU: 日立の RISC チップ搭載。画像圧縮専用チップも併用。 ちなみにフラッシュメモリは東芝製。 OS: iTRON を使っているらしい。 CAM 形式: 非公式解析結果については → 4-3 , 6-1 シリアル通信手順:非公式解析結果につては → 4-4 , 6-1 4-2: パソコン接続キットなんて買いたくない。 専用フロッピー・ディスク・ドライブが登場しました → 2-6 パソコンに AV 入力(ビデオ入力)端子があれば、そこから写真( QV-10 の ビデオ出力)を取り込めます。しかしその逆に、パソコンのグラフィックデー タを QV-10 へ転送するには接続キットが必要です。 4-3: CAM 形式を扱えるグラフィック・フリーソフトは? ユーザ登録ハガキに「 CAM 形式を公開してくれ!」と書きましょう。 CAM 形式の仕様は公開されていません。しかし、岩間さんら個人ユーザが CAM 形式を自力で解析した結果、フリーな変換ソフトが続々と登場していでき ました! インターネットでの入手方法は → 6-1 マック版変換ソフト CAMConverter ( Takashi Ueki さん作)は NIFTY-Serve でメンテされています。開発中のため、転載は禁止です。FTP での入手方法は → 6-1 NIFTY-Serve FMACPRO LIB 4 "CAMConverter" また、Windows 用で CAM 形式を直接扱えるソフトが出現したようです。 Susei にはホームページがあります → 6-1 NIFTY-Serve FGALAV LIB 12 "ぽぷら" NIFTY-Serve FGALAV LIB 10,12 "Susei" シリーズ これらを使うと、実は CAM 形式は、パソコンリンクソフトでの表示より、美 しい画像データを持っている事がわかります。解析によると、輝度情報(グレ ースケール情報)は 480x240 で、これに対してカラー情報は 160x120 と少な く、これが「色のにじみ」を生じる原因と考えられます。 変換後の画像は 480x240 なので横長になっています。よって、別のグラフィッ ク・ソフトでリサイズする必要があります。また変換後の JPEG ファイルを読 み込むには、そのグラフィック・ソフトが、 JPEG ライブラリのバージョン 6 をサポートしている必要があります。 上記の変換ソフトを使うと、輝度の高い(明るい)部分が、メタリックな灰色 で表示されてしまう場合があります。これは QV-10 本体からのビデオ出力で も同様なので、ハードウェアの特性なのかもしれません。パソコンリンクソフ トでは、この部分は白く表示されて目立ちませんが、そのかわり階調が犠牲に なっています。 『 QV-10 FUN BOOK 』( → 6-3 )にも、 CAM 形式を一括変換するフリーソ フトが付属しています。しかし得られる画像は、パソコンリンクソフトと同様 に「白落ち」してしまうようです。そのソフトは anonymous FTP からも入手 できます → 6-1 マック・ユーザの方へ! 異常に多くのグラフィック形式をサポートするシェアウェアの GraphicConverter 2.3 が変換後の JPEG 形式をサポートしています。 ついに国産フリーソフト PixelStation β版(旧名 PixelCat++ )で変換後の JPEG 形式を直接読めるようになりました。QV-10 アスペクト比対応。 金森さん に感謝!入手先は → 6-1 UNIX な人へ! X-Window 上の万能ビューワ xv-310a に対してパッチを当てると、 CAM 形式 ファイルを直接表示できるようになります。 パッチの入手先は → 6-1 xv を make 後( config.h で #define MGCFSX )、関連フィルタを用意し、 ~/.xv_mgcsfx に下行を追加します。 CAM:magic:0:\x07\x20\x4d\x4d:.cam:PNM: (便宜上、改行) camtoppm.pl %s | pnmscale -xsize 320 -ysize 240:: 4-4: QV-10 と直接、通信できるフリーソフトは? CASIO は通信プロトコルを公開しようとしませんが、ユーザが手探りでプロ トコルを解析し、開発した通信ソフトがあります!もちろん、まだまだ分か らないことがあるようです。引き続き、ユーザ登録ハガキには「通信手順を 公開してくれ!」と書きましょう。 まず、林さん& itojun さんの UNIX 用フリーソフト(β版につき転載禁止) があります(→ 6-1 )。ただし専用シリアル・ケーブルを使うので接続キッ トは入手する必要があります。 → 4-5 さらにパームトップ・パソコン HP200LX 専用の通信ソフトがあります。 NIFTY-Serve の HP PC フォーラム( FHPPC )で大活躍の津守正樹( Brahma ) さんの作です。しかし、CASIO に技術資料公開を断わられたので、やる気を失っ ているそうです。これでいいのか、 CASIO さん! NIFTY-Serve FHPPC LIB 8 QVCom β公開版(転載禁止) QV-10 FUN BOOK によると、パソコンリンクソフトで活用していない制御コマン ドが QV-10 の中で沢山眠っているそうです。有料、無料を問わず、本体の性能 をフル活用できるソフトウェアの登場を願わずにはいられません。 4-5: 専用シリアル・ケーブルが気に入らない! 特にマック用のケーブルは 2 段重ねで、かさばってしょうがありません。代 替ケーブルを自作したくなるのも筆者だけではないでしょう。しかし、実は、 それはただのシリアル・ケーブルではありません。ステレオ・ミニミニ・ジャッ クの反対側の RS-232C(25ピン)コネクタの中には電子回路が入っています (それって反則だよな)。 4-6: 非公開テスト・モード 非公開のテスト・モードを発見した人がいます。 !警告!これを試して問題が生じても筆者は責任を負いませんぞ (^^; (1) 電源 OFF の状態で [REC] (撮影モード)にしておきます。 (2) [MODE] ボタンとシャッターを押しながら電源 ON します。 (3) 液晶画面に "TEST MODE" と表示されるハズです。 (4) [@/PROTECT] ボタンを押すとメニューが表示されます。 (5) メニュー選択は (-) (+) 、実行は、シャッターです。 COLOR BAR ... カラー・テスト・パターン表示 BLACK ... 液晶が真っ黒に(なんのテストか?) APO OFF ... オートパワーオフ解除、撮影モードへ (手動による電源 OFF まで有効) 最近、(4) において [@/PROTECT] と [DEL] を同時に押さないと、メニューに 移らないものが報告されています。本体 ROM のバージョンアップのようです。 5. パニック編 5-1: "FATAL ERROR" と表示され、何もできなくなりました。 それはフラッシュ・メモリのエラーで、まさに致命的です。修理(交換)して もらうしかありません。メモリ上の写真は返ってこないでしょう。一番の対策 は、月並ですが「データのバックアップはこまめに」です。 電圧が低下したときにエラーが発生する可能性は高まりますが、AC アダプタ 使用時でも発病した人もいます(ワシじゃ)。 DC 入力ジャックに変に力が加 わると電気が瞬断することがあるからです。気を付けましょう。電源について の詳細は → 2-3 とある米国人から通報がありました。彼が QV-10 を修理に出したとき、店員 から、 FATAL ERROR の修復方法は、単にソフトウェアでシリアル・ポートへ リセット命令を送るだけだと教えてもらったそうなのです。ああ、このソフト さえあれば → 7-1 5-2: マックへの転送中に、接続が切れることがあるのですが。 まず、付属の "始めに読んで下さい" ファイルを読みましょう。 - AppleTalk は切っていますか? - スクリーン・セーバは使ってはダメです。 - 他のソフトウェアが裏で動いていませんか? - ノイズ源が近くにありませんか? - 機能拡張、コントロールパネルは極力減らしましょう。 - PowerBook ExpressModem 内蔵の場合、外部ポートに切り替える。 どうしてもダメな場合、「通信速度」の設定を「MID」に落とすといいかも しれません。 6. 関連情報 6-1: インターネット上の関連資料 文書: ... この FAQ の最新版は、常にここにあります。 ... itojun さんが集めた関連文書 qv10faq.txt ... この FAQ のテキスト版 qv10faq.html ... この FAQ の HTML 版 qv10_110.lzh ... この FAQ の NDB 版( HP200LX 用) digital-camera.txt itojun さんのデジタル・カメラ一覧 ... QV-10 の使い方をやさしく解説 ... CASIO の Web サイトの QV ホームページが QV-30、QV-10A 情報を含め、更新されました。 ... CASIO USA のホームページ。もちろん主役は QV シリーズ 日本のページより早く情報が得られます?! ... Mr. Wherry の辛口 QV-10 レポート フリーソフトウェア: ... CAM 形式の解析結果、 Windows 上の Delphi による プログラムが置いてある岩間さんのページ。 ... 林さんの通信手順解析結果、UNIX 用通信ソフトはこちら。 ... itojun さんが集めた各種フリーソフト! unix/cam2jpeg.shar ... itojun さん作( C のソース)。 unix/camto.pl.shar ... 仙田@京大さん作( perl )。 unix/qvplay-0.07.tar.gz ... UNIX 通信ソフト Version Up! mac/CAMConverter.0.4.hqx ... マック用 CAM->JPEG 変換 mac/cam2pict.lzh ... 『 QV-10 FUN BOOK 』より。 windows/cam2bmp.lzh ... 『 QV-10 FUN BOOK 』より。 ... UNIX X-Window 用 xv への日本製パッチはここ。 ... Windows 用グラフィック・ビューア Susie の部屋 「次バージョンのβ」に QV-10 CAM plug-in あり。 ... マック用ビューワ PixelStation β版。 CAMConveter と併用しよう。 宣伝、商品レポート: ... オンラインショッピング用の宣伝。 ... マックライフ誌の記事より。 ... 週間アスキー:フロッピー・ドライブ FD-10 のレポート ... アメリカ人もビックリ。 デジタル・カメラ徹底比較: ... itojun さんの "digital camera related internet resources" ... DC-40、QuickTake100、QV-10を比較する! ... Plug-In Systems 提供 "Digital Camera Guide" 6-2: QV-10 を活用したホームページは? QV-10 が大活躍しているページをあちこち探しては紹介しています。 ちなみに掲載基準は QV-10 への熱い思い入れが感じられることです (^^; ... 著者のページより。フリー変換ソフト使用。 → 3-6 ... 大森望さんの SF ページだ!業界人写真集がスゴイ。 ... JOY を主催する斉藤さんページ。リンクもいっぱい。 ... Mas山寛さんの写真日記。日記はアートだ! ... 日記者ここにあり。写真は趣味のお花だけじゃないらしいぞ。 ... 矢部@武蔵大学さんが写したイギリスの田舎風景 ... 金子誠さんの「雑書き帳」はクセになるぞ (^^; ... ごぞんじ秋葉原マップでは現地レポートに大活躍! ... シブいモノクロ写真日記 ... 荻窪圭さんのページ。面白い写真や画像実験あり。 海外でも大活躍(英語のページ): ... (in English) 第 37 回グラミー賞の写真レポート ... QV-10 フォト・コンテストの勝者発表! ... Premium Source 提供 QV-10 Gallery さらに関連情報が飛び交うのはここだ! ... メーリング・リスト palmtop-pc-ml の案内があるよ。 ... ホームページ・デザインについて語ろう! 謝辞: 以下の検索ロボット型サーチ・エンジンにはお世話になっています。 ... 早稲田の「千里眼」。 URL 逆引きも便利。 ... 東大の "ODIN" 。 ... DEC 製の "Alta Vista" 。世界を高速検索! 6-3: 出版物 書籍: 『 QV-10 FUN BOOK 』、大谷和利 著、アスキー出版局、2,600円 付録: Windows/マック対応 3.5 インチ・フロッピ( 1.44MB ) 初の QV-10 本が 1995 年 9 月 29 日に出版されました。 フロッピー 2 枚を外すと実は薄い本ですが、CASIO に開発秘話を 取材したり、ヘビーユーザの小ワザ、大ワザを紹介しています。 付属ソフトについては → 4-3 『デジタルフォト GUIDE BOOK 』、技術評論社、 2,800円 付録: マック用 CD-ROM(デモ画像、デモソフト、オンラインソフト) デジタル・カメラとスキャナ、および関連ソフトウェア(マックと Windows )の紹介等があります。 PhotoShop を例としたフォトレタッチ入門が役立つかも。 『デジタルフォトテクニック』、写真工業出版社、 2,900円 脱暗室宣言という副題が示すとおり、写真のプロのデジタル入門と いった感じ。理論から応用まで情報量は多いです。ただし、 QV-10 はその解像度の悪さから、あんまり相手にされてない感じ (^^; 『デジタル・カメラお気楽活用ガイド』、江下雅之著、メディア・テック出版、 2,600 円 付録: Windows/マック対応 CD-ROM(デモ画像、オンラインソフト) QuickTake 100、QV-10、DC40 を比較しながら、デジ・カメの基礎知識、 パソコン機種選定、画像の転送・加工、ビジネス・遊びでの活用法、そし て NIFTY-Serve の入り方まで (^^; もりだくさんな一冊。 雑誌: 筆者が目にした中から独断と偏見で紹介します。 MacPower 95-8、アスキー出版 p.334 ... ガンマ補正についての解説 MacPower 95-10、アスキー出版 p.204 ... Kodak DC40、RICOH DC-1 の比較 パソコン通信 GAZAPEE 95-12、エー・アイ出版 p.107 金子誠のアクセス日記最終回(爆) 筆者のホームページの写真が無断掲載されてます (^^; Mobile PC 96-3、ソフトバンク p.34 QV-10 開発秘話のインタビュー。早くバグ・フィックス版を! p.94 のバッテリーの話も勉強になります。 日経クリック 96-3、日経BP p.20 QV-30 を写真入りでスクープ!しかし QV-30 が上位機種とはガックリ QV-10 (より安い)後継機も同時に発売されるそうです。 p.89 QV-10 FAQ の URL が、ちーさく紹介されています。 ASCII 96-3、アスキー デジカメ特集の QV-10 欄で“マニア”扱いされる (^^; それから QV-10 FAQ の URL がちょっと違ってるんですけど。 INTERNET MAGAZINE 96-4、インプレス p.160 こちらもデジカメ特集。網羅的で役に立たないとメールを出したら、 すぐに返事が来て、次々号の後編にご期待くださいとのこと。 The Windows 96-4、ソフトバンク p.108 「特集 1 デジタルカメラ最前線」は、デジカメの原理、特徴から 長所も欠点も掘り下げた製品レポート、フォトレタッチ入門と、 とてもよくまとまっています。 7. ユーザからの提言 7-1: ここをなんとかしてほしい! 仕様公開は時代の流れ: シリアル・ポートでの通信プロトコル、制御命令と、 CAM 形式の仕 様は、即刻公開すべきです。 QV-10 のユーザ層は、ワープロ専用機 や電子事務機器のそれとは、まったく違うことを認識すべきです。 FATAL ERROR: FATAL ERROR をリセットするソフトウェアが本当に存在するなら、公 開して欲しい!これは双方にとって大きな時間の節約になります。   リンクソフト: 画像補正のバグが直っている米国版のリンクソフトのリリースはもち ろんのこと、もっと根本的に作り直して欲しいです。 - ユーザ・インターフェースをもっとまともに! - 余計な画像補正はせずに、ユーザに任せて欲しい。 - JPEG 形式への変換のサポート - 他形式への一括変換機能を追加 - CAM ファイルにプレビュー・アイコンを付ける機能の追加 7-2: 後継機への期待 米国では QV-10 の上位機種、QV-30 が発表されたようですが、スペックを見 ると、マイナーチェンジに留まっているような... CASIO さんにはもっと、 スゴイのを出して欲しい! 解像度: QV-10 の解像度は、いくらホビー用としても低いと思います。せめて 640 * 480 ピクセルは欲しいところ。それがコスト的に無理なら、 カラー情報の解像度を増やし、色のニジミをなくして欲しい。 通信機能: パソコンのシリアル・ポートに接続するのに、あの回路内蔵の野暮っ たいケーブルは勘弁して欲しい。それに... 安定した高速転送( 57, 600bps )が可能になって欲しい。 それに(コスト・アップせずに) IR ポートや PCMCIA ポートを用意 することも検討して欲しい。 その他: FATAL ERROR 対策とともに、ユーザが押せるリセットボタンを! 電池の消耗度を 10 %単位ぐらいで表示できないものか... あとはズームとフラッシュですかな。 -----------------------------------------------------------------------