衝動描き81-2

「やっと届いた…」

　汗まみれになりながらも懸命に猿轡を振り外し欠片にもやっと脚先が届いた。しかしここからまた全身を縛り上げている縄をどうにかしなければならない。窓からは夕日が差し込む。一体いつになるか解らない解放の時まではるちゃんの頑張りは続く。

　そしてお兄さんはそんなはるちゃんをウヒョウヒョしながら応援しています。