「ずいぶん寝相が悪いね、ベッドから落っこっちゃったのかい?」
朝日の入る彼女の部屋。昨日の夜、彼女にプレゼントしたばっかりだから、まだ慣れてないのかもしれない。

「声も涸れちゃって、ずいぶんと大きな声で寝言を言ってたみたいだけど?」
完全とは言わないまでも、しっかりとした防音設備。少々の大声では外には漏れない。彼女といくら楽しい時を過ごしても僕達だけの世界。

「うれしいなぁ、縄も気に入ってくれたみたいで。そんなクネクネさせて、食込む縄の感触を楽しんでいるんだね。」
僕のお気に入りの格好で、彼女は僕の気を満たしてくれている。
いつまでも続いて欲しい、この幸せ空間。


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