めいべるたん2。
 
 「ご気分はどうかな、お嬢さん?あんまり余計な事に首を突っ込むからこんな目にあうんだぜ」
 倉庫の隅には手足を逆海老に縛り上げられためいべるが横たわっている。口は猿轡で塞がれ、気丈な口もきく事が出来ない。
 男の近付きに身を悶えさせるめいべるだが、この格好ではどうしようもない。縛られて
不自由な身体を揺すり、 言葉を発する事の出来ない口から呻き声を出す位しか彼女に出来る事は残されていなかった。
 「いいな、取り引きが済む迄はここにいてもらうぜ。大人しくしてないともっと酷い目にあわすぞ」

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