抗議の声を無視し、部隊長らしき男は彼女の腹をけり上げ、地面に転がし足で砂をかけ、また蹴り転がす。一通 りの気が済んだ後で猿轡を咬ませた。そしてこう言い放つ。
 「捕虜としての正当な待遇?何だそりゃ、笑わせるな。そいつはちゃんとした人間が言うモンだ。遺伝子操作されてるような奴が言う台詞じゃねえんだよ」
 「 まぁ、いい。捕虜としての正当な待遇とやらがどんなものか、お前に教えてやる、ククク…。お前達、こいつを尋問室に連れていけ」

 男は部下に指示を出す。嫌な笑みと嫌な台詞がるなまりあの屈辱を頂点にまで登らせた。上目使いで睨み付ける彼女にまた言い放つ。
 「いいなぁ、その目だ。捕虜はそうでなくちゃいけない。その目がいつまで持つか…楽しみだ」

 なんか続けられそうですね、適当に御期待下さい。 

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