ちょっと恥ずかしいけどこれくらいは言わせて。こんなサイトやっててなんだけど、絶対に危ない条例だって…この東京都のは。
 もう少し僕の様な徒手空拳の身の人間じゃ無く、日頃「表現」に気を配り「表現」を振りかざす人間達に動いてほしい。こういうのは
 右左関係ない。民主主義の根幹、日本の根幹に関わる事になるかもしれないんだから。

 

 恥ずかしくないのか。映画「靖国」「ザ・コーヴ」の上映に抗議していた団体、組織、人間に『抗議していた団体、組織、人間』はどうしているのか?

 絶対にこの条例は拡大解釈をされる。映画人、テレビ人、所謂放送、報道、表現に関わる全ての人は懸念を持つべきである。
「いつもいつもいつもいつもいつも」あなた達が「偉そう偉そうに偉そうに偉そう」「俺たちは表現者だ」という上から目線でお題目の様に唱える「表現の自由」が犯されようとしているのだ。自分と違う思想、業界、しかも漫画、アニメ、エロだから関係ないやじゃ済まされないのだ。穴が1つあけば全体が崩れていくのである。安心しきっている間に今回は狙われていないが実写 や小説にまで足音は迫ってきているのである。それくらいはあなた達の意識過剰、過大とも言える想像力で予期出来ていないとは言わせない。あなた達の不倶戴天の仇敵「権力者」が漫画アニメという世間的に言えば(あなた達の大好きな言葉である)弱者を狙い撃ちにして弾圧し、さらにあなた達の大嫌いな「マニュアル化」を押し進めようとしている現実をどう考えているのか。これはさらに言えば裏返しでもある。自分達を「弱者」と称し「マスコミに弾圧されている」と訴える右の方々も同様である。表現の自由が保障されているからこその右左の立ち位 置は保てる、そして(僕も含む)自分達の位置も良く解るし意見の表明も出来るのだ。

 その大切な「表現の自由」が判りやすい規制対象であるエロから犯されていき、これがいずれ「不健全だから」と他の表現(暴力は規定済み)へと波及する事否めない。そう言う事を訴えてきたのは他ならぬ 想像力豊かなあなた達だ。両翼の関係する事柄で言えば軍靴の音、人権擁護法案と代表する物はそんなところか。なぜここで大声を上げないのだ。
 
僕もはっきり言えば恥ずかしいサイトをやってはいるが、こんなサイトでも「現実にこんな事やっちゃだめだし、犯罪だよ。別 荘入ったりして一生棒に振るぐらいなら、僕のサイトの表現で満足してくれたり、してもらったらうれしいな」位 の(最低だけどねw)気概はある。だから続けていこうとも思ってる。
 
エロは人間の根源だ。可愛い女の子にウヒョウヒョしたり、やりたいなぁ(これ僕は無いけど)だったり。オープンにする事はないんだけど、無菌状態や押さえつけたり抑圧したりする事で逆に暴発する事が起こる可能性を指摘する声もある。

 規制する方はぶっちゃけて言えば「人間を信用していない」のだ。犯罪を犯す人間よりも犯さない人間の方が多いのは周知の事実。そんな犯罪を犯していない人間までも信用していない組織を僕は信用出来ない。そういう組織に限って法律をたてに取り、都合の良い万人向けの正論をぶち、規制や抑圧を実行しようと企む。
 そんな社会を誰が求めているのか。表現の自由あってこそ左と右が議論し、そこからのフィードバックで良い社会が作れるのだ。味気ない一方的な決まりきった主張だけの社会よりも人間を信用し多元な意見がある方がよっぽど文化的で多層的な社会が作られるのである。

 倫理や正論、正義の名のもとに一線を越えようとする暴挙は許す事が出来ない。もしこれがまかり通 れば左も右も一旦反転すれば合法的に根絶される社会が来る事を覚えておかねばならない。

 

 曖昧で八百万な神がいてその上、海外の神様までもを拝んで生活する日本が僕は好きだ。そんな色んな神様や考え方が混在する国風、一神教じゃ味わえない面 白い国に生まれて感謝している。人間もそうあって欲しい。

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