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—  RICE 2016.06.12 —

 水田ではヒノヒカリを栽培しています。コシヒカリと黄金晴のハイブリッド種で西日本で多く栽培されている優良種です。機械乾燥にも向いていると言われています。近年米つくりの省力化が図られており、小さい田んぼでも小型のトラクターや2条刈りコンバインが活躍します。年3回の耕うん(1回は施肥を兼ねる)、各1回のシート入れ、代掻き(施肥を兼ねる)、除草、田植え、ほらげ(水はけを良くする作業)、稲刈り、乾燥と脱穀、あとは水の管理と草刈りです。玄米で保存し、数キロ〜10Kgごとに食する前に精米します。土壌改良剤や化成肥料は田植え前に使用しますが、田植え直後に使用するの除草剤以外の農薬や化成肥料は収穫まで、また収穫後も使用しません。
 6月上旬に田植えが終わり、除草剤散布が終わった水田です。これから稲刈りの準備が始まる9月下旬までは農閑期です。  稲刈りの終わった田んぼには、カエル、おたまじゃくし、アオサギやカルガモもやってきます。石垣に住んでいるシマヘビの子供が早苗に洗礼を施してくれました。