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CLEMENTINE クレモンティーヌ

フランスの歌手。1992年井手靖プロデュースの『アン・プリヴェ』では、小沢健二、高浪敬太郎、ゴンチチらも参加。


 Oye Ramon ねぇ、ラモン (作曲/編曲)

作詞 clementine & Marcela Mitz。デビュー以前の曲「No.9」をリメイク。1996年のツアーでも間奏として使用した。『Original Love Tour 1996 Live at Akasaka Blitz』で聴くことができる。

 Quand Rita danse リタがダンスを踊るとき (作曲/編曲)

作詞 Marcela Mitz。

 A St Tropez サントロペで (作曲/編曲)

作詞 Marcela Mitz。

収録アルバム:
EN PRIVE VOL #270 POUR TOKYO』 アン・プリヴェ〜東京の休暇 1992年7月21日発売 SONY RECORDS SRCS-5898

1. L'ete 2.Mademoiselle Aimee 3.Dans la rue 4.Oye Ramon 5.Quand Rita danse 6.Tu ne dis jamais 7.En blanc et noir 8.Pillow Talk 9.A St Tropez

ライナーの田島貴男のコメント (現在の版には未収録らしいので)

クレモンティーヌの曲を書くにあたって僕が意識したことは、ずばりエキゾティックさである。当たり前のことだが、彼女はフランス人であり、彼女にとって“東京”は言わば異国だ。
その異国に住む僕がフランス人である彼女に曲を書くという感覚。この感覚から、僕は作曲を始めていった。そしてその方向は、三味線、琴、和太鼓といった楽器(それら自体はとても素晴らしい楽器だと思うのだが)を使って演奏されるポップスのような、今日においてある意味で非現実的なT日本(異国っぽさ)Uを意識した方へ向かうということは決してなかった。むしろフレンチ・ポップスと呼ばれる、まさに日本的な解釈の上に成り立つフランスの音楽だとか、イギリスやアメリカなどの国々のポピュラー音楽などが、不思議な形で共存して交ざり合っている、いわば無国籍的に音楽のある都市としての“東京”を意識した方向だった。そしてそれは、今までぼくが感じたことのない作曲の感覚だった。アルバムが出来上がって全曲を通して聴いてみた。
予想以上に素晴らしい出来だと正直に思った。そしてなんと無国籍的なサウンドだろう。このアルバムのサウンドが、クレモンティーヌの「東京の休暇」中に感じたその印象であるならば、それは東京に住む人間として僕は、まさにそのとおりだ、と思えるのだ。――●田島貴男

これがアルバムとして結実したのが『DESIRE』(1996年)であるのは言うまでもないでしょう。


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