2004年11月16日(火)
福岡 Zepp Fukuoka


●セットリスト

  1. R&R
  2. こいよ
  3. Body Fresher
  4. ふられた気持ち
  5. 恋の彗星
  6. 接吻
  7. The Rover
  8. 朝日のあたる道
  9. Harlem Nocturne (Dick Rogers & Earle Hagen) featuring 松本健一
  10. 銀ジャケットの街男
  11. 築地オーライ
  12. 沈黙の薔薇
  13. 死の誘惑のブルース
  14. 赤い街の入り口
  15. ひとりぼっちのアイツ
  16. Yen
  17. 或る逃避行
  18. 夜の宙返り
  19. 鍵、イリュージョン
    -encore-
  20. Sex & Drugs & Rock'n'Roll (Ian Dury のカヴァー)
  21. GOOD MORNING GOOD MORNING
  22. Jumpin' Jack Jive
  23. ブギー4回戦ボーイ

CDJ-YAMAGUCHIさん:
S列右側

*個人的な見方すれば、もう一つでした。期待してただけに。残念。

ライヴの構成は、いいですね。前半ヒットチューンで会場を暖めて。バックの電飾が後期のエルヴィスオンステージを彷彿させるセットで。「ハーレムノクターン」〜「銀ジャケ」の部分は、さすがに興奮しました。松本さんのサックス一段といい、気合はいってる。福岡では、3曲目以降アルバム通りで流れがスムーズだったと思う。カバーをアンコールに持ってきたのは正解。

個人的なベストトラックは「沈黙の薔薇」。会場をクールダウンさせるとともに、正に田島横道を行くという感じ。かつ安心に見れた。また、「誘惑の」ではシルクハットを被り、銀ジャケ着てるものだから、まんまマークボランやん。カッコイー!!。これに銀のレスポール持てばね、完璧なのに。

それで今回一番強く、思ったのが、歌詞忘れ、歌詞ぶっ飛び、カンペを見る。!!! これは、凄く引きました。人によれば、ご愛嬌ですという意見もありますが、俺的には残念、無念。終盤クライマックスの「宙返り」で、下のカンペ見て歌われたのでは・・・・・・・。人間、前を向いて声を出さなければ、いい声は出ないのではないか。歌詞ぶっ飛びは確かに「L」以降から少しずつ出て、「XL」時期のインタビューで普通に答えられないとか精神的に安定してない時期があり、それを乗り越えての今だから、そういうのもう受け止めないといけないのか? 熱く熱唱するとこういうのは仕方ないものか? 「ロケンローラーは、ベテランも新人もない。」そういう部分からいくと負けてしまうのではないか? ということを感じ、期待してた「宙返り」では、こちらがひどく緊張し、心配した。つづく「イリュージョン」にも、その雰囲気はつづく。最後、「あれっ終わったの?」という形でエンディング。この部分が大きく今回のライヴの印象を決めた。以後の大阪、東京、名古屋、札幌と続いていくことでほんと早い段階でいい状態になっていくことを強く願います。

自分はZEPPは合わないかな。S列(前から19番目、その上、上を見上げれば2Fの床が低く天井に)というのもあり、音が悪い。それとミキシングが悪いのか、7月の渋公での素晴らしいバック陣佐野っちのドラム、鹿島さんのベース、ピアノの(?すいません)が聞き取りずらかった。夏のライヴでは、ひとつひとつの音が胸に響いて、感動したのに。ただこれは、チケットの取り方がまずかった自分のせいでしょう。今回「街男 街女」では、やっぱ福岡であれば、天神と真ん中の小汚いいい味のライヴハウス「ロゴス」でやるべきでしょ。スタンディングで!

ただ、心配してた客入りは、席数約700席は、ほぼ埋まっていて、お客さんのノリも良かった。後ろの方の席でもジャンプしてたもんね。


[2004年冬]
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Page Written by Kiku^o^Sakamaki