1996年11月16日(土)
大阪厚生年金会館大ホール(18:30〜20:40)


●セットリスト

  1. 黒猫
  2. ブロンコ
  3. The Rover
  4. ブラック・コーヒー
  5. 朝日のあたる道
  6. Body Fresher
    (MC1)
  7. 少年とスプーン
    (MC2)
  8. 夢を見る人
  9. プライマル
  10. Masked
  11. フィエスタ
  12. Hum a Tune
  13. Jumpin' Jack Jive
  14. 青空のむこうから
    encore 1
  15. Let's Go!
  16. Words of Love
    encore 2
  17. Blue Talk


寺西さんによるライヴ・レポートです。

(MC1):「次の曲は、アマチュアの時に作った曲で、わけもなく10年ぶりにレコーディングしました。」

(MC2):「ありがとう。ファンクラブができました。よろしく。皆さん入ってください。」「次の曲は大分前に作った....まっ、いいや、聴いてもらおう。」客席笑い。

「接吻」:ギタリストの12弦ギター一本をバックに田島の歌。これ は絶品でした。

「Masked」:ギター中心の泥臭いノイジーなオープニングが数分続いてから、曲の本体に入った。

「フィエスタ」:ダブル・アコーディオン。これも最高。

●田島氏の服装
(略)

●田島氏のパフォーマンス

・いきなり、ライブ開始後数曲目(The Roverあたり?)で、客席にダイヴしかかっていた。はっきり言って、いきなりキレていた。どうしたんだ田島っ!

・田島ダンス。特に、手の動きが今回の大阪3度のツアー中もっとも激しかった。

・激しいと同時に、今回はえらく愛想がよかった。何かいいことあったのか。田島っ!

・Jumpin' Jack Jiveでは、最後のキメの部分でセンタードラムの台の上から飛び降りてコケて、笑われてた。足をくじいたんじゃないかと心配したが、大丈夫だった模様。

●演奏

・本ツアー3度の中で文句なくベスト。アレンジがかなり変わった曲もあった。ノリ自体が違うので、変わって聞こえたのかもしれないが。

・以前も書いたが、「フィエスタ」で、ワンコーラス目からいきなり「形のないもの、涙とほほえみ」になっていた。これだけ続くとなると、歌っていくうちにこっちに落ち着いたと思われる。この手の現象は結構ありますね。

・だれがどんな楽器を使っていたか、などの情報は、中本さんにお任せします。いやー、すごいですわ。中本さん。2階からシンセの機種やエフェクターの種類まで見分けてんだもの。

・田島氏の声の状態は、悪かったようだ。プライマルのサビで高音のファルセットが続く部分では、あぶなかった。しかし、持ちこたえたのが偉い。

●舞台
・10/9、10/10に同じ。

●観客
・年齢層は10/9<10/10=11/16という感じ。女性の比率は7割を越していたが、カップルも結構多かった。


中本@あんこ屋さんによるライヴ・レポートです。

田島の使用機材

・フェンダーのシンライン
・ギブソンのレスポールとハミングバード
・アコギ
・エレキ・シタール
・フットスイッチはワウペダルとコンプのみ
  但しほとんど使用せず
1曲ごとに暗転してギターを交換してました。
譜面台の下に小型扇風機発見。田島は暑がりなのか?

キーボード関連

奏者2名。一人はシンセとアコーデイオン
もう一人はピアノとシンセとアコーディオン
前者はミニモーグとコルグの01/Wとオルガン(B−3?)
ミニモーグのつまみをグリグリ動かして演奏していて、結構楽しめましたが、フュージョン小僧の中本にとっては、音色・音圧ともさびしいものでした。
後者のピアノは角度が悪くメーカーわからず。
#たぶんヤマハでしょう。
ピアノの上のマスターキーボードも銘柄わからず。
#KX-88ではなかったのでRD-1000か?
同じく音源ラックも角度が悪く確認できず。
#そんなにたくさん使ってないようでした。
ツインアコーディオンでの演奏なんて初めて見たので感激しました。

ブラスセクション

ペットとサックスが1名ずつというすこしさびしい編成でした。
東京・大阪のみにゲストでトロンボーンの村田さんを呼ぶくらいのサービスをしてほしかった。
昔角松は大阪のみに数原晋さんをゲストに呼んでくれてました。
#メンバー全員よりギャラが高いって嘆いてましたけど・・・

田島ボーカル

関西メンバーの話だと今日は調子が悪かったとの事でしたが、十分色気のあるボーカルだったと思います。
一番気に入ったのが「接吻−アコースティックバージョン」。
過度に感情移入していなくて好印象でした。

ライティング

う〜ん要改善。曲の雰囲気を表現してるとは思えない。
セットを含めて、見せる部分をも少し検討してほしいなぁ
ライブってのは音だけを楽しむものじゃないってのが、ボクの基準なので。

音量・音質等

不快なほどの大音量・重低音・超高音ってのがなくて、とっても良かったです。って年とったのかなオレも。
ドラムの周りに遮音板を立ててないのは良し。
#あれはジャマなんです。

それと今日になって気が付いたんですけど、ドラムとベースのソロがなかった・・・


よしまつさんによるライヴ・レポートです。

> 1 黒猫

前奏の”デデッデ、デデ...(うまく言葉にできない(^^;)”という音のなる中、ステージ中央の暗闇の中から田島登場。
そして”チャラララチャラララチャララララー(よくわからないですね...(^^;)”ときたところでライトアップ。そしてそこに浮かび上がる黒タイツ姿の関根勤の姿が!!!

...あったらすごいなあ...
#読んで下さった皆さんすいません。(^^;;>

じゃなくって、田島登場!
この日、3F席からは布袋(ほていさんってこんな字でした?)のようにみえました。前回の寝グセのような髪型も立ってたようだったし。
でも、この日もっとも目だった髪型は、トランペットの人のアフロ!
前回は違ったので、いつからアフロになったのかなあ?

で、今日こそは1曲目からノリノリだーと思ったものの、またもや3F席であったため、客のノリはいまいち。自分の前はだーれも立たない。(--;下に見える1F席はノリノリなのに...
チキショー、おまえらたてー、立つんだー、ジ... (自粛)

> 3 The Rover

いいや、どうせ知らない人ばかりさ、と恥ずかしがりやの自分をふるい立たせるのに3曲目までかかる...

> 6 Body Fresher

♪だからそっこまでいくよ!♪と、田島が客席を指すと、その方向から「キャー」という黄色い声。
田島が服を脱ぐしぐさをすると、またもや「キャー」という黄色い声。
1Fの前の方って女の子ばっかりだったなあ。

> 8 接吻

引き語りモードにはいったので、てっきり夢を見る人かなと思ったら...おどろきました。
久々にライブで聞きましたが、よかったなあ。心にゾクゾクっとしみました。

> 10 Masked(※4)
>(※4)ギター中心の泥臭いノイジーなオープニングが数分続いてから、 曲の本体に入った。

田島ともう一人のふたりでギターをひきあってましたね。
小さな音から徐々に大きくなり、しまいにめちゃくちゃ大きな音に会場中がつつまれて、それから曲へ。
この曲までのアコースティックな雰囲気を一気に変えました。

> 13 Jampin' Jack Jive

いつものかけ声のところで、「わて、ほんまによういわんわ」と、ステージを歩きながらつぶやく!
ちゃんと客席もこたえてました。うーむさすがここは大阪。

> ●田島氏のパフォーマンス
> ・激しいと同時に、今回はえらく愛想がよかった。何かいいこと
> あったのか。田島っ!

先月の大阪でのライブとくらべると、とっても田島本人のノリがよかったです。客席へ近付きもみくちゃにされることも多々ありました。


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