1996年10月10日(木)(18:00〜20:10)
大阪厚生年金会館大ホール


●セットリスト

  1. 黒猫
  2. ブロンコ
  3. The Rover
  4. ブラック・コーヒー
  5. 朝日のあたる道
  6. Body Fresher
  7. 少年とスプーン
  8. 夢を見る人
  9. プライマル
  10. Masked
  11. フィエスタ
  12. Hum a Tune
  13. Jumpin' Jack Jive
  14. 青空のむこうから
    encore 1
  15. Let's Go!
  16. Words of Love
    encore 2
  17. Blue Talk


寺西さんによるライヴ・レポートです。

●田島氏の服装
・昨日のような、トレンチコートでの登場ではなかった。熱かったからだと思われる。色シャツ、濃い目の色のパンツという取り合わせは変わらず。ただし、たぶん同じ服ではないはず。同じ服だったら、汗臭いのでは?
・アンコールでは、ヒカリもの系のシャツに、濃い色のデニム?(確認できず)
・髪は、前半昨日よりきまっていたが、後半昨日より寝癖度合が高くなっていた。

●田島氏のパフォーマンス
・昨日のレポートでは、「観客席に降りた」と書いてしまったが、本日3階から見てわかったのは、観客席ではなく、その前の空間、例えると、動物園の白熊の檻の手前の「濠(ほり)」みたいな部分を走りまわっていたようだ。
・昨日はやらなかった、舞台の「そで」の部分を走りまわって、1階の10列めくらいまでの、端っこの席の人に大サービス。おなじみ、ホームランがでた時のの祝福みたいな、「手ぱっちん」をやっていた。

●演奏
・昨日、私が歌詞の失敗を指摘した「ガンボ...」は演奏されなかった。ライブの最後がBlue Talkであることもそうだが、もしかして、田島氏はこのMLのメールを読んでるんじゃあないかな。こっそり。なんちゃって。
・歌詞の間違いは、かなりあったようだが、「Words of Love」で、「胸の中、何か揺れてる、洗いざらしの空色の中」が、「胸の中、何か揺れてる、ただ、ムニャムニャ」となっていたと思う。いきなり、サビ終わっちまうのかよっ!、とツッコミ を入れそうになった。(^O^)
・もうひとつ歌詞について。「フィエスタ」で、ワンコーラス目 からいきなり「形のないもの、涙とほほえみ」になっていたので、おやっと思った。単に間違えたのか。元の歌詞が気に入らずに3コーラス目のフレーズを使っているのかが不明。

●舞台
・10/9に同じ。

●観客
・10/9にくらべて、年齢層が確実に上がった。休日なので、社会人がこちらに集まったのかもしれない。
・女性:男性比は、7:3くらい。カップルも多くなっていた。印象としては昨年末の大阪飛天でのライブと同じ客層か。
・Jampin' Jack Jiveの「チャチャチャ」がほとんどできていなかった。これは、昨日と同じ。
・古い曲に対しての反応が若干おとなしめだった。これも昨日と同じ。Blue Talkには戸惑ってた子もいましたぜ。
・以前いた、「ワタシ/オレってオシャレー系」の少年少女は完全に姿を消した。組曲とか、OZOK?とか着てる女性が増えた。
・観客のノリは、昨日より今日のほうがよく、昨日ほとんど聴かれなかった黄色い歓声が上がっていた。田島氏も、昨日よりもノリがワンランクアップしており、「オォッサカ」と叫ぶ回数が増えていた。

●印象
・今日は昨日より、客観的にみることができたので、ちょっと辛口の批評をすれば、演奏のレベルは、私がいままで行ったミュージシャンのライブにくらべると、決して高くないように感じた。間違えも多いし。キメもパシっと決まらないことが多い。
・しかし、どちらが楽しいかといえば、オリジナル・ラヴのライブの方が絶対楽しい。エネルギーも感じる。若いうちはこれでいいのだ、って感じ。
・今日のベストチューンは、うーん、せっかく「ガンボ...」を犠牲にしてやってくれたので、「朝日のあたる道」にしときます。ただ、「プライマル」も捨てがたい。

●その他
・ダフ屋が今日も「1階3列めだよーん」と言いながら売っていた。
思わず買いそうになった。どうなってるんだー。一度、どなたか試してください。
・結局、パンフレットは買わなかった。写真集だもんな。ほとんど。女性ファンならいいけど、本人と同い年の男が持ってたら、変でさあね。私が犯罪起こしたら、部屋の真ん中にページを広げて置かれてテレビ取材で撮影されるかも。「若奥様の生下着」状態で...。
・んが、今回のパンフレットには珍しく、「田島貴男への50の質問」のような記事が載っていたとのこと。
・パンフレットは買わなかったが、アナログ盤買いました。


藤島さんによるライヴ・レポートです。
座席:2階M列49番

僕自身これがまだ2回目のライブ体験なわけでして、去年の劇場飛天とどうしても比べてしまいました。その辺も考慮してお読みくだされば幸いです。

劇場飛天ではステージと客席に間なんか開いてなかったので、最前列の人達は終始興奮していましたが、今回は寺西さん曰く「動物園の濠」状態で、あの時に比べると前の人もわりと落ち着いていた感じを受けました。

あと田島が観客席に少し入り込んだりして、もちろん周りの人はキャーキャー言って田島を触りまくりでしたが、それにも納得がいかなかった。良いか悪いかは別として、田島の服を引っ張ったりするぐらいに客も興奮してくれるとよかったのに、ただ触るだけ。客の興奮が上まで伝わってこなかった。

昨日にくらべて、「Jumipin Jack Jive」の「おっさかっ!」が増えてました。 「おっさか!」の回数はかなりのものでした。しかし他に何か言えないものか・・・(それが田島のいいところ?)。ピックが届かなかったのはかなりカッコわるいものでした。
「チャチャチャ」は拍手の音を聞く限りそれほどずれていたとは思いませんでした。ちなみに僕はピッタリ合わせて(もちろん!)、去年の雪辱を果たしました(笑)。

パンフレットは去年より断然今年の方が見ていて楽しいものでした。最後のページのこちらを指差している(?)田島を見て思った事は「めちゃめちゃカッコエエー」(笑)。女性陣はどの写真がお気に入りなんでしょうか。

総評としては、「不完全燃焼」の感強し。確かに田島の顔もはっきり見えたし それはそれでよかったけれども、やはりライブは1階で見るものだという事を痛切に感じました。「Hum a tune」で座り出す周りの客にア然・・・。
fitou@yomeさん曰く、「2階は(立っても座っても)自由だからねぇ」。
田島ダンスも飛天の頃と比べるとほとんどやってなくて残念。(あの妖しいダンスが見たかったのに!)

あと一番よかった曲は・・・ちょっと比べられませんね。曲はどれもよかったです。


[1996年]
[LIVEGRAPHY] [Home Page]

Page Written by Kiku^o^Sakaaki