1991年10月21日(木)
東京:渋谷公会堂


●セットリスト

  1. BODY FRESHER
  2. DEEP FRENCH KISS
  3. SWEAT AND SUGAR NIGHT
  4. 魅惑の宵
  5. MILLION SECRETS OF JAZZ
  6. WITHOUT YOU
  7. ORANGE MECHANIC SUICIDE
  8. 月の裏で会いましょう
  9. I WANT YOU
  10. DARLIN'
  11. JUMPIN' JACK JIVE
  12. 夜をぶっとばせ
    Encore
  13. TIME
  14. LOVE SONG

 「月の裏で会いましょう」のシングルリリース直前の公演。すでに『結晶』のレパートリーもいくつか演奏されていた(「魅惑の宵」は「ヴィーナス」の仮タイトル。歌詞は同じ)。

 オリジナル・ラヴの初のホールライヴ。その気合いの入り具合は、各所の演出で現れる。

 「Jumpin' Jack Jive」では間奏で突然靴を履き替える田島。「♪ちょっとー見てもらいたいものがあるんだぜ」と、なぜかタップダンスをはじめた。「♪練習したんだぜー」と恥ずかしそうに言い訳する田島。

 アンコールの幕が上がると、楽器は片付けられ、ソファが用意されている。ソファには白いスーツにサングラス姿のメンバーが座り、グラスを片手にポーズを決めている。やがて田島が立ち上がり前に進むと、演奏がはじまった。しかし、メンバーはまだ全員目の前でポーズを決めたままで、楽器は見えない。するとゆっくりと舞台が周りだし、後ろからステージが現れた。そして田島が叫ぶ。

「見たか!? このマジックを!!」

 この頃は金をかけてバカやってたね〜。(^^; 
 ちなみにこの回り舞台って、ドリフの全員集合で使われていたあれです。さすが渋公!

 
 ソウルフルな「LOVE SONG」に続き、エンディングは「ラヴ・ヴィスタ」の演奏に合わせて田島がメンバー紹介。

 「キーボード木原龍太郎!サクスフォン森宣之!ドラムス宮田繁男!ベース井上トミオ!ギター村山孝志! オリジナル・ラヴ、どうもありがとう! ♪ひとつずつ、愛しあう、誰もみな。オリジナル・ラヴ!」

 そして幕が降りてお仕舞い…と思ったらドラムのカウントで演奏がはじまり、また幕が上がる!

 「キーボード木原龍太郎、サクスフォン森宣之、ドラムス宮田繁男、ベース井上トミオ、ギター村山孝志! オリジナル・ラヴ、サンキュー! ♪ひとつずつ、愛しあう、誰もみな。オリジナル・ラヴ!」

 今度こそ幕が降り…とまたドラムのカウントで演奏がはじまり、幕が上がる。

 「キーボード木原龍太郎!サクスフォン森宣之!ドラムス宮田繁男!ベース井上トミオ!ギター村山孝志!ありがとう! ♪ひとつずつ、愛しあう、誰もみな。オリジナル・ラヴ!」

 幕が降りて、3回もやればもう…と思っているところに、まさかのドラムのカウントで演奏がはじまり幕が上がった!

 「キーボード木原龍太郎サクスフォン森宣之ドラムス宮田繁男ベース井上トミオギター村山孝志!オリジナルラヴオリジナルラヴオリジナルラヴオリジナルラヴ! ♪ひとつずつ、愛しあう、誰もみな。オリジナル・ラヴ!」


[1991年]
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Page Written by Kiku^o^Sakaaki