「月の裏で会いましょう」のシングルリリース直前の公演。すでに『結晶』のレパートリーもいくつか演奏されていた(「魅惑の宵」は「ヴィーナス」の仮タイトル。歌詞は同じ)。
オリジナル・ラヴの初のホールライヴ。その気合いの入り具合は、各所の演出で現れる。
「Jumpin' Jack Jive」では間奏で突然靴を履き替える田島。「♪ちょっとー見てもらいたいものがあるんだぜ」と、なぜかタップダンスをはじめた。「♪練習したんだぜー」と恥ずかしそうに言い訳する田島。
アンコールの幕が上がると、楽器は片付けられ、ソファが用意されている。ソファには白いスーツにサングラス姿のメンバーが座り、グラスを片手にポーズを決めている。やがて田島が立ち上がり前に進むと、演奏がはじまった。しかし、メンバーはまだ全員目の前でポーズを決めたままで、楽器は見えない。するとゆっくりと舞台が周りだし、後ろからステージが現れた。そして田島が叫ぶ。
この頃は金をかけてバカやってたね〜。(^^;
ちなみにこの回り舞台って、ドリフの全員集合で使われていたあれです。さすが渋公!
ソウルフルな「LOVE SONG」に続き、エンディングは「ラヴ・ヴィスタ」の演奏に合わせて田島がメンバー紹介。
「キーボード木原龍太郎!サクスフォン森宣之!ドラムス宮田繁男!ベース井上トミオ!ギター村山孝志! オリジナル・ラヴ、どうもありがとう! ♪ひとつずつ、愛しあう、誰もみな。オリジナル・ラヴ!」
そして幕が降りてお仕舞い…と思ったらドラムのカウントで演奏がはじまり、また幕が上がる!
「キーボード木原龍太郎、サクスフォン森宣之、ドラムス宮田繁男、ベース井上トミオ、ギター村山孝志! オリジナル・ラヴ、サンキュー! ♪ひとつずつ、愛しあう、誰もみな。オリジナル・ラヴ!」
今度こそ幕が降り…とまたドラムのカウントで演奏がはじまり、幕が上がる。
「キーボード木原龍太郎!サクスフォン森宣之!ドラムス宮田繁男!ベース井上トミオ!ギター村山孝志!ありがとう! ♪ひとつずつ、愛しあう、誰もみな。オリジナル・ラヴ!」
幕が降りて、3回もやればもう…と思っているところに、まさかのドラムのカウントで演奏がはじまり幕が上がった!
「キーボード木原龍太郎サクスフォン森宣之ドラムス宮田繁男ベース井上トミオギター村山孝志!オリジナルラヴオリジナルラヴオリジナルラヴオリジナルラヴ! ♪ひとつずつ、愛しあう、誰もみな。オリジナル・ラヴ!」