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LASER5 Linux 6.2
LASER5のLinux 6.2日本語版が2000年6月30日にリリースされました。
米国Red Hat 6.2との運用互換を目玉にしていますがそれがもたらすエンドユーザへのメリットはちょっと難しいところかと思います。
商用バンドルソフト以外の部分においては日本語Red Hat 6.2との違いもよく見えないところがあります。
さてLASER5 Linux 6.2のカーネルは2.2.14-12でした(今回はSCSI HDDにインストール)。
(1)GUIインストーラ
LASER5 Linux 6.0の時はテキストベースのインストーラでしたが、6.2になってやっとAnaconda(GUIベースのインストーラ)が採用されました。
(2)デスクトップ環境
一見してLASER5 Linux 6.0との違いはよく分かりません。
NCは4.73版が標準インストールされます。
インストール時の「X の設定」において「グラフィカルログイン」オプションを指定しておくとグラフィカルログイン画面のセッションメニューでウィンドウマネジャを選択できます。
(3)Sawmillウィンドウマネジャ
GNOME対応のSawmillウィンドウマネジャでは外観を自由に変えられます。
(4)GIMP 1.1.23
(5)Gnumeric 0.53
日本語エディタからGnumericスプレッドシート側への日本語データのコピー&ペーストも問題無くできます。
(6)GNOME端末でのURL下線表示
GNOME端末(GNOME-Terminal)に打ち込んだURL部分にカーソルをかざすとそのURLに下線が表示されます。
(7)音楽再生
サウンド設定後はどの音楽プレーヤもきれいな響きを聞かせてくれます。
(8)Oracle for Linux接続
別のLinuxにtelnetでログインし、Oracleをアクセスしてみました。
(9)Windows Meのパーティションアクセス
Windows Meが2000年9月にリリースされました。
そこでWindows Me環境がインストールされているVFATパーティションをLASER5 Linux 6.2側からマウントしてアクセスしてみました。