Inferno環境

InfernoというOSの動作形態には次の2種類あります。


今回は「Inferno 3rd Edition」をWindows 2000 Professional(ホストOS)上の仮想OSとして動作させてみました。
ホストOSとしてはWindows 2000の他にもWindows 95/98/NT, Plan 9, FreeBSD, Linux, Solarisがサポートされています。


(1)仮想OSとしての動作性能について(印象)

仮想OSというとJava VM(Virtual Machine)をすぐに思い出し、Javaアプレットの動作が遅いというイメージがあります。
しかしInferno仮想OS(Inferno Dis VM)はエミュレーション動作がかなり高速でホストOS上で動作しているという印象は受けません。


(2)まずはエミュレータとウィンドウマネジャの起動

仮想OSとしてのInfernoをまず動作させるにはemu.exeというエミュレータを起動します。
このemu.exeに-gパラメータを与えてInfernoのデスクトップサイズを変更することができます。
(例:emu.exe -g800x600)

エミュレータを起動すると次のコンソール画面が表示されます。




この画面で「; 」の後にwm/wmとキーインしてEnterキーを押すとwmというウィンドウマネジャが起動されデスクトップ画面が表示されます。


(3)デスクトップ