札幌岳　　（さっぽろだけ）　　　1997/10/19
地図縮尺 S= 1/100,000 1/200,000 1/800,000
		山頂標高　　　1,293.8m　 登攀標高　約 　859m　 水平距離　約　10.2Km コースタイム（冷水コース） 登山口 [2h00m] 1:00 ↓↑ 1:00 冷水小屋 1:00 ↓↑ 1:00 [2h00m] 札幌岳 写真　　札幌岳 (山頂：1997/10/19)

• 今年（1997年）の10月は、実に意地の悪い天気で推移した。週末の土日になるとお決まりのように前線が通過し、北海道中が”みぞれ”や”冷たい雨”などに降り込められた。晴天の特異日といわれる「体育の日」もこの周期には逆らえず、何年かぶりの雨の祝日となってしまった。
  
• もう1日、例年「夏山トレッキング最後の日」と決めていた日も同じように雨が降り、結局この「札幌岳」が今年最後の山行となった。
  
• ふもとの定山渓付近は紅葉のピーク。久し振りの晴天に、行楽客の車が朝早くから走っている。登山口の駐車場スペースは50台余り。
  
• 登山道の途中「冷水小屋」までは「冷水沢」の渡渉を繰り返しながら、ゆったりとした登りが続く。道に積もった落ち葉が柔らかい。
  
• 「冷水小屋」から急登が始まるが、30分ほどで再び緩やかな尾根に出る。このあたりからガスがかかり、展望が利かなくなる。前日に降った雪が解け、足元も非常に悪い。（下る時に長靴を履いた登山者とすれ違ったが、「空沼岳」同様、この時期はその方が適切かも知れない。）
  
• 頂上はうっすらと雪の残るモノトーンの世界。晴れていれば札幌市街も見渡せるはずであるが、一面のガスの中にあっては、その景観も想像をするしかない。

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