ピンネシリ 1998/06/14
地図縮尺 S= 1/100,000 1/200,000 1/800,000
		山頂標高　　　　1,100.3m　 登攀標高　約 　 　830m　 水平距離　約　　　5.2Km コースタイム（砂金沢コース） 登山口 [1h50m] 0:30 ↓↑ 0:30 車道交差 1:00 ↓↑ 0:50 0:05 マチネシリ分岐 ← → マチネシリ 0:20 ↓↑ 0:10 0:15 [1h50m] ピンネシリ 写真　田植えの終わった新十津川の水田から (1998/06/14）

• 登山口へは「ふるさと公園」近くのスキー場から、砂金沢沿いの林道を入る。スキー場から登山口までは30分近い道のりで、路肩の崩落や大きな水溜まりなどもあり、路面状態は余り良くない。
• 登り口は大きな看板の横。草に覆われかけた、たよりなげな小道である。
• 登山道はマチネシリから北東に伸びる稜線をたどる。尾根への取り付きこそやや急な登りであるが、それからは殆ど平坦とも思える道を進む。
  沢越しに目指すピンネシリが時折見えるが、随分と遠くに思われる。
• 30分余りでアスファルト舗装の車道を横切る。この道はピンネシリの頂上にある「気象観測用レーダーサイト」の管理用道路であるが、この日はゲートがあいており、何台かの一般車両も入り込んでいた。車道を目にするのはここだけである。
• このあと徐々に傾斜を増しピンネシリとマチネシリの間のコルを目指す。ダケカンバの林帯が続くが、道は比較的明るい。樹木の間からは、浦臼山から樺戸山へ連なる稜線が時折見られる。
• マチネシリとの分岐となるコルからピンネシリの頂上までは20分余り。1/3ほどは木の階段が取り付けられているが、お椀を伏せたような形のため、目指す頂上がなかなか視界に入らない。
• 頂上からは、隈根尻山や神居尻山が間近にあり、雪の残る暑寒別岳が北に望まれる。マチネシリへは分岐へ一旦下った後、10分余りの登りである。
• ピンネシリは自宅から見ることの出来る山であるが、この日は霞がかかっており、札幌の街も曖昧な地平線の1部にわずかな色合いを加えるのみであった。
  

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