オロフレ山 　　（おろふれやま） 　　　1998/9/20
地図縮尺 S= 1/100,000 1/200,000 1/800,000
		山頂標高　　　1,230.8m　 登攀標高　約 　300m　 水平距離　約　 2.3Km コースタイム（オロフレ峠コース） 登山口 [45m] 0:20 ↓↑ 0:20 羅漢岩 0:25 ↓↑ 0:25 [45m] オロフレ山 写真　　オロフレ山山頂 (1998/9/20)

• 「オロフレ」は山の名前としてよりは、峠の名称としての認知度が高い。
  道内有数の観光地である「登別」と「支笏・洞爺」とを結ぶ道路があり、シーズン中は曲がりくねった細い道を、観光バスがひっきりなしに通っている。
• オロフレ山（峠）は札幌から2時間半余り。登りの時間に比べると、アプローチの方がはるかに遠い。
  また、「はるかに遠く」なる理由はもう1つ。北海道中が晴天と思われるような日であっても、ここだけが厚い雲の中といったことは珍しくない。
  事実この2週間前にも出かけ、峠から上だけがスッポリ雲に覆われているのを見て引き返している。
  従って、山頂に至るまでの所要時間は　2時間半x3回＋45分 と言うことになる。
• 登山口は旧峠の駐車場の横にある。「国有林」の案内といっしょになった、立派な標識が立てられている。
• 登り口が既に1,000m近い標高であり、歩きはじめるとすぐに「ダケカンバ」の林が現れる。
  この間を行く登山道は整備もしっかりとされており、落ち葉を踏みながらの登りは気持ちが良い。
• コースの中ほどにある「羅漢岩」は100m程の落差を持った「急崖地」で、旧道や新道のトンネルなどが、はるか下に眺められる。
• このあとは、展望の良い西尾根を、山頂を時折見ながらの登りとなる。山頂直下はやや急となるが、歩きはじめてまだ1時間ほどであり、一気に登ることもできる。
• 山頂からは、南に「倶多楽湖」と、その先に「太平洋」を望むことができる。また東には「徳舜別山・ホロホロ山」をみることができるが、その先の支笏湖や札幌方面は、はるか彼方である。

登り始めは「ダケカンバ」の林。 幹の姿と、着いているコケとが ここの気象条件を示している。 落ち葉の道は歩きやすい。

羅漢岩から谷を見下ろす。 上に走るのが旧道 下に見えるのは、「オロフレトンネル」の 「登別」側の出口である。

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