芦別岳

芦別岳　　　　　1998/07/05

山頂標高　　　1,726.9m　

登攀標高　約　 1,400m　
水平距離　約　　12.9Km
コースタイム(旧道→新道コース)

旧道登山口新道登山口 [2h25m]

1:10 ↓ ↑ 1:20

ユーフレ小屋分岐覚太郎コース分岐

1:00 ↓ ↑ 0:20

夫婦岩分岐半面山

1:40 ↓ ↑ 0:25

北尾根雲峰山

2:00 ↓ ↑ 0:20

[5h50m] 芦別岳 →

写真　芦別岳 (1998/10/14)　
収穫の終わったタマネギのコンテナから望む、夫婦岩から芦別岳への稜線

登山口は「山部自然公園」のキャンプ場奥にある。「新道コース」は吊り橋を渡って南側の尾根に取り付くが、「旧道コース」は反対側の北側の尾根に登る。
林道の入り口に登山ポストがあり、「旧道コース」が一般的ではないこと、８時間を超える行程であること、などの”注意書き”が掲示してある。
「ユーフレ小屋分岐」までの前半30分余りは林道歩き。残る40分余りは、”高巻き””沢歩き”を繰り返すアップダウンの激しい行程。道が細く険しいこともあり、登山ポストの注意書はこの時点で実感できる。
「白竜の滝」のある「ユーフレ小屋分岐」から「夫婦岩分岐」までは1時間ほどの行程。「夫婦沢」に沿った登りが続く。
「夫婦岩分岐」から30分ほど歩くとようやく見晴らしの良い尾根に出、「夫婦沢」を挟んで「夫婦岩」が大きく望まれる。切れ落ちるような岸壁にも僅かな緩斜面と土とがあり、ダケカンバなどの木々が根づいている。
登りはじめて約4時間、ようやく芦別岳から北へ伸びる尾根の末端に取り付く。この辺りからガスがかかり、100mほどの視界の中での行動となる。
「北尾根」の前半はチシマザサのブッシュ。道を間違えることはないが、"薮こぎ"区間が多い。
これを過ぎると、「北尾根」は険しい岩尾根となり、稜線上の登山道は足元から深く切れ落ちている。1ヶ所120度ほど方向転換するところがあるが、延長方向に間違った踏跡があり注意が必要である。
岩尾根を通過すると、緩やかなお花畑に出る。ここにも、頂上へは向かわない分岐（踏跡）があるが、ここは頂上方向を目指して進む。
頂上直下は再び急斜面となる。直登も出来るが、「新道コース」の方に回り込んで頂上にたつことも出来る。
下りに利用した「新道コース」は「雲峰山」と「半面山」を経由して「山部自然公園」の南側の尾根に続いている。「旧道コース」と比べると全体に緩やかなコースで、後半（登りの場合は前半）は樹林の中の歩行となる。

ユーフレ小屋分岐にかかる白竜の滝。
ここまでの道のりもアップダウンが多く厳しい。

歩きはじめて2時間余り。
沢を隔てて見上げる夫婦岩。
目指す芦別岳の頂は、これより更に300m余の上にある。

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