畝家編


源太郎を取りあげたのは誰?
源太郎誕生」では、畝家に長助、東吾、るい、お吉に嘉助まで集まってしまってかわせみの宿屋営業は大丈夫だったのか?と気になりますが、るいさんが東吾さんに「大丈夫ですよ。お産婆さんが、もう間もなくだっていってましたから・・・」と言っています。
ところが、「大川の河童」(この話で七重さんと宗太郎さんが初対面!)では東吾が宗太郎のことを紹介しながら、畝源三郎の赤ん坊を取り上げたのもあいつだと言って「それでは、お産の先生ではございませんか。父は、お産というわけではありません」と七重さんにツッコまれているのです。
いったい、源太郎はお産婆さんと宗太郎さんのどっちに取り上げられたんだろうと思いますが、私はたぶんお産婆さんだと思います。るいさんも、宗太郎さんにみてもらうのはちょっときまりが悪いので、子供の時からのかかりつけの先生の所に行ったし、お千絵さんとしても、将軍家典医の御曹司に立ち会ってもらったのでは落ち着いていられなかったと思うんですよね。(ついでに余計なことを言わせてもらうと、産婦人科のお医者さんは、若くて美男ではかえって流行らないと思いますよ)まあ、宗太郎さんも、その後源太郎の新生児検診(?)には時々来たようだし、細かいことを気にしない東吾さんの性格としては、勘違いしているということも考えられますけど。
この謎はたまこさんより掲示板に書き込み頂きました。
確かに源太郎ちゃんを取りあげたのは誰かというと、実際はお産婆さんでしょうが、すぐその後に宗太郎先生が検診したのかと思います。東吾さんはそれを「あいつが取りあげた」と言っているんでしょうね(管理人)


源三郎の名前

私の畝家への疑問は、源三郎さんは三男だったのではないのかなぁと以前から思っているんですが、長男に生まれて三郎とつけたんだろうかとちょっと不思議。でも大リーグの“ICHIROU”は次男でも一郎だしなぁ…。源太郎が祖父の名前からということなら、源三郎もご先祖様からの名前をもらったんでしょうか?
この謎は紫陽花さんより掲示板に書き込み頂きました。
実は長男じゃなかったりして・・・それは謎ですが、曾お祖父さんか、或いは母方の祖母の名前を貰ったのかも知れませんね(管理人)

この謎について、ストファの「源さんX-Files」でたまこさんの推理が載っていましたので、リンクさせて頂きます。
なぜ長男なのに、源太郎や源一郎でなく、源三郎と名づけられたのか?
源さんとはやぶさ新八シリーズの大久保源太の意外な繋がり!たまこさん説奥が深い!(管理人)


mayuさんよりこんな例もあるということで掲示板に書き込み頂きました。
池波正太郎先生の『真田太平記』に、戦国大名真田家では、長男に「太郎」とつけると長生きしないというジンクスがあり、わざと長男に「太郎」と付けなかったという記載があります。有名な真田幸村は次男で、幼名が源二郎。その兄、幕末まで続いた松代真田家の藩祖、真田信之は長男ですが幼名が源三郎です。
きっと畝家にもこんなジンクスがあったのでは…(笑)

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