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単行本 | 文庫 | 新装版 |
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恋ふたたび | |
薬種問屋の後妻おとせの連れ子で5歳の正吉がかわせみの物置で泣いているのが見つかった。肩を寄せ合うように暮らしてきたおとせと正吉だが、異母兄が殺されて正吉に疑いがかけられた。 | ||
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奥女中の死 | |
かわせみに水戸家奥女中みよじと名乗る女が一夜の宿を求めてやって来た。人待ち顔の様子だったが、とうとう待ち人は現れなかった。 | ||
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川のほとり | |
おとせと正吉は東吾の世話で狸穴の方月館に落ち着いた。東吾が正吉を連れて川遊びをしていると、いつもじっと見ている女がいた。 | ||
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幽霊殺し | |
かわせみにやって来た長助は貸席屋やなぎの主人安兵衛が幽霊に化けた女中を殺した話をした。源三郎はその話の中に不審なものを嗅ぎつけていた。 | ||
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源三郎の恋 | |
源三郎は畝家に奉公していた乳母およねの見舞いに麻布に出かけた。そこで紫香尼という美しい尼と知り合った。 | ||
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秋色佃島 | |
お吉は薬師堂で配られていた饅頭にあたって腹痛を起こした。そこへ名前を騙られた三春屋の手代が詫びにきた。るいが拐かされて東吾は江戸の町を走り回る。 | ||
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三つ橋渡った | |
赤ん坊を使った押し込みが連続する中、かわせみに眼病を患った赤ん坊を連れた若夫婦が滞在していた。 |