「お伊勢まいり」
単行本
文庫
お伊勢まいり
江戸から明治へと続いてきた「かわせみ」中で初の長編話。
春早々、二度の大嵐に見舞われた「かわせみ」では、家のあちこちに被害が出て、ひと月あまりの休業を余儀なくされた。
そんな時、亡くなった畝源三郎の妻お千絵がやって来て、お伊勢まいりに誘われた。
迷っていたるいだったが、周りのみんなにも勧められ、長助とお吉をお供にお千絵他十数人と伊勢を目指す旅に出た。
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