「かわせみ」開業時お世話になった旅籠が「藤村」から「藤屋」へ変更。平岩先生がよく講演会などでおっしゃっている白菜は青菜に変更。


師走の客
変更点
畑には堀おこしたばかりの大根がうず高く積み上げてあったりする。 削除
「それが、能の紅葉狩を眼にみるようなんです」 とんだ紅葉狩の芝居を→能の紅葉狩
あれは、源さんの怪我を知ったからじゃないか」 おまえ→源さん
女主人は、いたましそうに傷口をのぞきながら 若い女→女主人
源三郎はいつもほどは飲まず 削除
夜のまぼろしのような女の話など 削除
るいの父親が八丁堀の同心だった時分からの奉公人だから 与力→同心
長尾要というのは八丁堀の同心 与力→同心
同じ南町奉行所の同心として親交もあり、 与力→同心
その奉行が町奉行の職を退けば、それについて辞めるので もので→ので
二人が真実、思い合っているのなら、時を待つのがよい。その中には、まわりも折れよう。障害と思っていたものが、そうでなくなる場合もあろうが……」 ことだ→のがよい
こと→もの
こと→場合
まだ元気だった父が、雪乃の話をしたのを、るいは自分のことをいわれているように、胸を轟かせながらきいたおぼえがある。 ことをいった→話をした
こと→おぼえ
雪乃が渡り仲間のような男とかけおちしたのは、その後であった。 それから間もなく→その後
八丁堀の役人という職掌柄、 与力→役人
雪乃の二の舞をさせまいとする親心ではなかったかと思う。 ふませまい→させまい
東吾が兄嫁の父、当時は目付役をつとめる麻生源右衛門について、役目で長崎へ出かけている留守のことである。 兄→兄嫁の父、当時は目付役をつとめる麻生源右衛門
役目で→削除
出張している→出かけている
それから数えても、もう二年余りがすぎている。 三年→二年
子が生まれたのだから、 産まれた→生まれた
実はそうではなくて三歳になる男児だという 男→男児
「かわせみ」から心ならずも遠ざかっている東吾が 遠去かっている→遠ざかっている
類焼した一軒が旅籠屋で「藤屋」という 藤村→藤屋
(いか全て藤屋)
焼いてしまったが を→は
の宿へお移り願うわけに参りません。 外→他
御当人は名前もところもわからないとか…… そうで→とか
なんとなく暗い、寂しげなを予想していたのに タイプ→女
おすがは、救われたようにうなずいた。 なっとくした→救われた
とんだおさわがせを致しまして……」 削除
そこが……あの…… 削除
「嫁もいい嫁ですし、長男も生まれました 産まれました→生まれました
二度とお目にかかるもないでしょうし こと→折
よく、わけもわからず、 よくも→よく
しきりに青菜の漬物を食べている。 白菜→青菜
東吾さんがいい気になって困りますから な→ね
るいは、やり場のなくなった眼を部屋のすみへ逃がした 逃げた→逃がした
「かわせみ」へ戻って来たのは九ツ(午後十一時)近くで 追加
とんでもないことでございます。 とんでもございません→変更
大事なのは、それをどう乗り越えるか ということ→で


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