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「迷子石」の主な変更は叫び声のッがっに変って、大刀は太刀に変更。 |
迷子石 | |
新 | 変更点 |
今秋、初孫が生まれた祝いのためである。 | 産まれた→生まれた |
北村というその家の主は御先手組に勤めていて | 西丸御留守居役を→お先手組に |
子の生まれた長男の嫁にと望まれたことがあったのだが | 産まれた→生まれた |
「あんなににぎやかなところでですか」 | 追加 |
「今時分、浪人でいるんですかねえ、そんな凄い人が……」 | 強い→凄い |
雨の中を京橋まで戻って来たのが九ツ(午後十二時)すぎ | 九つ→九ツ (午後十二時)追加 |
暗闇の中で |
削除 |
「しかし、吉兵衛どのは居合の手だれだ、死体はどうだったのか。抜き合していたのか」 | どの追加(以後全て吉兵衛どの) 合わして→合して |
「前から、刀の届く近さにまで相手が来ているのだ。 | 追加 |
もっとも得意な刀の使い方をする筈で、下手人が袈裟がけを得意とし、 | だろう。→筈で、 は→が |
畝源三郎が秋の陽の中を汗だらけになってやってくるのに行き合った。 | 行き会った→行き合った |
江戸中に刀工、研師の数は決して少くはない。 | 少なくは→少くは |
「誰かっ、誰か来て下さい」 るいの声だと思ったとたん |
ッ→っ に→削除 |
狂ったようになって |
気違いの→狂った 、削除 |
娘が死んだとは思いたくもなかったろう。 | 追加 |
「るいっ……」 | ッ→っ |
「ぎゃあっ」 | ッ→っ |
とび込んだ東吾の太刀が強引に、はね上げる。 | 大刀→太刀 |
無言で左吉の手から太刀がひらめいた。 | 大刀→太刀 |
「かわせみ」のほうからみている、 | いて→いる |
「すずっ」 | ッ→っ |
東吾は身を沈めて、大きく片手で宙を払った。 | 追加 |
「東吾さまっ」 | ッ→っ |
医者は手の及ばない急変だと弁解した。 | の→は |
「気も変になるでしょうよ、 | 気違いにも→気も変に |
それが、女房は殺せなかった」 | 斬れなかった→殺せなかった |