[2040] 台東区の寺社
西尾 忠久 投稿日:2003年3月6日<木>11時45分

『御宿かわせみ』は多くの物語は、発想の基に、『江戸名所図会』、『東都歳時記』、江戸の切絵図があります。
で、この篇には『江戸名所図会』のこの絵が裏にある……、と、総リストを作って平岩さんに届けたら、「西尾さんは、私を裸にしてしまったのね……」と、笑われました。

台東区

柳橋篠塚稲荷       (台・柳橋 1- 5- 1)
  [144 薬研堀の猫]

浄念寺(新堀端 浄土真宗 (台・蔵前 4-18-11)
  [41 師走の月]
  [54 恋娘]
  [81 源三郎子守歌(瑞泉寺)]
  [164 横浜から出て来た男]

報恩寺(新堀 現地にない)
  [164 横浜から出て来た男]

寛永寺 天台宗      (台・上野桜木 1-14-11)
  [31 ぼてふり女(清水堂花見図)]
  [148 花嫁の仇討]
  [151 汐浜の殺人]
  [158 犬張子の謎(清水堂花見図)]

天王寺(感応寺)天台宗  (台・谷中 7-14- 8)
  [193 女師匠]

真土山聖天宮 聖観音宗  (台・浅草 7- 4- 1)
  [01 初春の客]
  [09 江戸の子守唄]
  [29 鴉を飼う女]]
  [141 花世の冒険]
  [158 犬張子の謎]

浅草寺 聖観音宗     (台・浅草 2- 3- 1)
  [01 初春の客]
  [06 師走の客]
  [07 江戸は雪]
  [09 江戸の子守唄]
  [12 幼なじみ]
  [13 宵節句]
  [17 秋の七福神]
  [29 鴉を飼う女]
  [41 師走の月]
  [43 梅一輪]
  [75 閻魔まいり(閻魔堂)]
  [93 夕涼みの女]
  [94 大川の河童(伝法院)]
  [98 鬼の面]
  [104 六阿弥陀道しるべ]
  [124 尾花茶屋の娘]
  [136 冬の鴉(雷門 田原町)]
  [141 花世の冒険]
  [145 江戸の節分]
  [146 福の湯]
  [148 花嫁の仇討]
  [150 池の端七軒町]
  [158 犬張子の謎]
  [164 横浜から出て来た男]
  [172 虹のおもかげ(奥山)]

石清水八幡宮(蔵前神社) (台・蔵前 3-14- )
  [109 浅草天文台の怪]
  [158 犬張子の謎]

大倉前閻魔堂(現在はない?)
  [147 一ッ目弁財天の殺人]
  [158 犬張子の謎]

駒形堂          (台・駒形 2-)
  [73 橋づくし]
  [94 大川の河童]
  [124 尾花茶屋の娘]
  [145 江戸の節分]
  [158 犬張子の謎]

東本願寺 真宗      (台・西浅草 1- 5- 5)
  [57 持参嫁]
  [164 横浜から出て来た男]
  [173 笹舟流し]

東叡山黒門前
  [11 迷子石]
  [42 迎春忍川]
  [61 むかし昔の]
  [100 梅若塚に雨が降る]
  [145 江戸の節分]
  [160 十軒店人形市]


祇園会の篠団子(現在はない?)
  [13 宵節句]

正月三日大黒講(現在はない?)
  [42 迎春忍川]

誓願寺(新堀 現在はない)
  [164 横浜から出て来た男]

日輪寺          (台・西浅草 3-15- )
  [164 横浜から出て来た男]

海禅寺 臨済宗妙心寺派  (台・松が谷 3- 3- 3)
  [164 横浜から出て来た男]

常楽院(六阿弥陀めぐり) (調布市つつじが丘 4- 9- 1    天台宗へ移転)
  [42 迎春忍川]

時雨岡不動堂        (台・根岸 4- 9)
  [60 白萩屋敷の月]
  [69 蛍沢の怨霊]
  [170 清姫おりょう]

円光寺(藤寺) 臨済宗   (台・根岸 3-11- 4)
  [170 清姫おりょう]

宗林寺(蛍沢)       (台・谷中 3-10- )
  [69 蛍沢の怨霊]

三崎 法住寺(廃寺?)
  [69 蛍沢の怨霊]


麻生花世 題名:浅草寺は・・ 投稿日 : 2003年3月6日<木>14時35分

少し、横レスです。
以前、HP「戸越雑話」で話に出たことがあったのですが、江戸時代には天台宗だったそうです。(百楽天様に教えていただいたのです。)寛永寺の傘下だったそうです。

[2039] 新宿区・文京区の寺社リスト
西尾 忠久 投稿日:2003年3月6日<木>11時04分

例によって、『江戸名所図会』に収録されている寺社のみです。管理人さんに、このためのコーナーを設けていただき、漏れている寺社は、みなさんで補完していただくとか。
事項採録をきちんとしてから発表すべきでしょうが、やっている時間がありません。ごめんなさい。

新宿区

市ヶ谷八幡宮       (新・市谷八幡15)
  [80 牡丹屋敷の人々]
  [100 梅若塚に雨が降る]
  [104 六阿弥陀道しるべ]

茶の木稲荷(市ヶ谷八幡宮の末社)
  [80 牡丹屋敷の人々]

高田八幡宮(穴八幡)   (新・西早稲田 2- 1-11)
  [104 六阿弥陀道しるべ]
  [166 穴八幡の虫封じ]

柏木邑右衛門桜(円照寺) (新・北新宿 3-23-)
  [148 花嫁の仇討]
  [161 愛宕まいり]

文京区

湯島天満宮(湯島神社)  (文・湯島 3-30- 1)
  [11 迷子石]
  [42 迎春忍川]
  [100 梅若塚に雨が降る]
  [151 汐浜の殺人]
  [191 神明ノ原の血闘]
  [193 女師匠]
  [191 神明ノ原の血闘]p109

根津権現(根津神社)   (文・根津 1-28- 9)
  [130 春の鬼]

白山権現(白山神社)   (文・白山 5-31-26)
  [16 王子の滝]
  [113 お富士さんの蛇]

富士浅間神社(富士神社) (文・本駒込 5- 7-20)
  [113 お富士さんの蛇]

富士浅間社山開き(富士神社の祭礼)
  [113 お富士さんの蛇]

駒込神明宮(天祖神社)  (文・本駒込 3-40- 1)
  [191 神明ノ原の血闘]p133

妻恋明神(妻恋神社)   (文・湯島 3- 2- 5)
  [150 池の端七軒町]

護国寺 真言宗豊山派   (文・大塚 5-40- 1)
  [61 むかし昔の]
  [173 笹舟流し]

吉祥寺 曹洞宗      (文・本駒込 3-19-17)
  [16 王子の滝]
  [106 神かくし]
  [113 お富士さんの蛇]
  [130 春の鬼]
  [131 百千鳥の琴]
  [174 迷子の鶏]
  [191 神明ノ原の血闘]p113

伝通院 浄土宗      (文・小石川 3-14- 6)
  [43 梅一輪]
  [50 能役者、清太夫]
  [183 伝通院の僧]

沢蔵主稲荷        (文・小石川 3-17-12)
  [183 伝通院の僧]

福成寺          (台・池之端 1- 2- 2)
  [25-4 神明ノ原の血闘]p111

目白不動新長谷寺(廃絶)
  [78 二十六夜待の殺人]

芭蕉庵 椿山八幡宮(駒塚橋)
  [96 忠三郎転生]
  [166 穴八幡の虫封じ]

[2038] 「初春の客」秘話
西尾 忠久 投稿日:2003年3月5日<水>15時37分

平岩さんと話していて「鬼平犯科帳」の「犯科帳」は、鬼平の連載が「オール読物」ではじまる4年前に岩波新書ででた長崎奉行所の「犯科帳」がネーミングの基になっているのではないか、といいましたら、平岩さんが、
「新鷹会で、あの新書を最初に読んだのは私なのよ。それで、会のみんなにすすめたの。池波さんもそれで、読んだのではないかしら。あの新書から生まれたのが、かわせみの第一話「新春の客」なの」
ふーむ、とんだ余禄と思ったものでした。
「鬼平犯科帳」というシリーズタイトルは、当初、「入江町の銕」とか「鬼平捕物帳」とかの案が出たのだそうです。
「鬼平捕物帳」だったら、いまほど読まれなかったでしょうね。
「御宿かわせみ」も、「東吾捕物帳」「大川端捕物帳」だったら、いまほど人気が出たかどうか。
ネーミングって大切で、各篇の題名にも、平岩さんが凝るわけです。


西尾 忠久 題名:いつも、すみません 投稿日 : 2003年3月6日<木>04時35分

管理人 さま。
いつも、貴重な紙面(?)を汚して、すみません。平岩さんとのことは、自分の鬼平のHPへあげるわけにはいかないので、紙面をお借りしているわけです。
ずっと、調べてきていて、データがたまっているので、吐き出さないと、つまってしまいます。
しばらく、ご容赦ください。内容が興味なかったら、いつでもおっしゃってください。すぐ、退場します。


西尾 忠久 題名:「長崎犯科帳」のこと 投稿日 : 2003年3月6日<木>04時31分

麻生花世 さん。
いま、岩波新書の「犯科帳」がみつかりません。というのは、整理べたで、12畳の書斎が本だらけで、そのうえ紙だらけなのです。締め切りに追われて、整頓に手がまわりません。
ですが、「鬼平犯科帳」の連載は、1968年から、岩波新書の「犯科帳」の出版はその4年前と覚えていますから、1964年です。それで、判断してください。
手持ちの「旧事諮問録」は、青蛙選書で、菊版の412ページです。岩波文庫だと、上下2冊ほどでは----。


麻生花世 題名:長崎犯科帳で検索したら 投稿日 : 2003年3月6日<木>00時45分

三通りの「長崎犯科帳」が出てきました。
@TVドラマ(萬屋錦之助さん主演の)
A永井路子先生の短編(文芸春秋より刊行)
B地元長崎から出た(?)「犯科長」同書刊行会出版のもの
「岩波新書」のはBのダイジェスト版でしょうか?
以前の過去ログの中に「初春の客」は実話か、実在の人物に基づいていると書いたものがあったような気がしましたがそれが「長崎犯科帳」なのでしょうか?
P.S
検索したサイトの中から「旧事諮問禄(上)」が書かれていました。岩波文庫版で上ということは文庫で多くて三冊それならどうにか読めるかも・・一冊五百頁くらいあったりして・・


管理人 投稿日 : 2003年3月6日<木>00時20分

西尾さま、こんばんは。
いつも詳しい情報やまた平岩先生とのこぼれ話など楽しみに拝見しています。
管理人は一度だけ生平岩さんを拝見しました。神田明神の明神塾で平岩さんの講演会が行われ、参加してまいりました。
当初「御宿かわせみ〜江戸のひとびと〜」という講演内容だったのですが、その時になって内容が変って、平岩さんが小説家として歩んだ道のりをお話下さいました。その時に「新鷹会」についてもお伺いしました。とても楽しい講演でアッという間の2時間でした。

小説のタイトルって確かにとても大事なものですよね。タイトルを一目見て、読んでみようかなと思ったり、早速買ってみたり。事件だけの捕物帖じゃないから「御宿かわせみ」のタイトルがピッタリに思えます。市井のさまざまの事件や出来事もだけど、やっぱり一番気になるのは東吾やるいの「かわせみ」の面々のこと。どんな風に暮して、恋をして、江戸の時代を生きたのか。また読みたくなるそんな「御宿かわせみ」です。

[2037] 岸和田の姫
管理人 投稿日:2003年3月4日<火>20時32分

こでまりさん、こんばんは。
またまた書き込みが沢山になっていますので、別スレッドにしますね。
今月のお話は「岸和田の姫」ですか。やっぱり満開の桜、春爛漫、弥生三月とくればこのお話ですよね。
きっとご常連の皆さん、今頃本を広げながら、発句に余念がないのでは。
管理人ももしいい句(おこがましいですが!)が出来たら、まずは忘れないようにメモをしてと。
今月も更に盛会になりそうですね。

先日紫陽花さんから「かわせみ関連地図」をお送り頂きました。
これで「かわせみ」の相対的な地理関係はバッチリですよ。
今、新コンテンツとしてアップする準備をしています。出来るだけ早く皆さんにご覧頂けるよう鋭意作業中です。
乞うご期待!

今日はお休みしたので、ついにDVDレコーダーを買ってきました。これで「新かわせみ」録画体制に入りたいと思いますが、その前に繋げなくちゃ!(笑)


管理人 題名:かわせみ地図 投稿日 : 2003年3月5日<水>23時59分

みなさん、こんばんはです。
紫陽花さんから送って頂いた「かわせみ地図」。まだ鋭意作業中です。って平日はなかなか進みませんで・・・すみません。
しかも作業し出すと凝っちゃったりして(なんてそんな大層なことは出来ませんが) でも折角紫陽花さんが苦心して描いて下さったのだから、それを活かせるようにしたいなと思っています。お披露目までもうちょっとお待ち下さいませ。


たまこ 題名:きゃー同時 投稿日 : 2003年3月5日<水>21時05分

紫陽花さんと同時投稿!! 寺子屋クイズに送っていただいた地図のこと私も思い出したんですよ。以心伝心〜


たまこ 題名:かわせみ関連地図 投稿日 : 2003年3月5日<水>21時03分

管理人さん、tomomiさん、こでまりさん、こんばんわ。
紫陽花さんの地図、楽しみですね。
以前から、地図の話は出ていて、「寺子屋クイズ」にも送っていただいたんですが、いよいよ完成版!苦心の作だと思います。管理人さんもお忙しい所たいへんでしょうが楽しみにしています。

こでまりさんの地元の句会では、薪ストーブを燃やしながらやっておられるそうで、わぁ懐かしいと思いました。
句にも、それだけ風情が加わりますよね。


紫陽花 題名:管理人さーん 投稿日 : 2003年3月5日<水>21時03分

管理人さん。地図どうなってますか?
西尾先生の寺社リストをみて驚いています。港区だけであんなにあり、私が載せたのは2つだけ。
細かくやれば切りがないと思ったけど大雑把すぎたような気がしています。直しましょうか?
たまこさん。地図っていつかたまこさんにも送ったあれですよ。
あのままちょっと足して管理人さんに送りつけて(おしつけて)しまいました。


こでまり 題名:管理人さん、こんばんは。 投稿日 : 2003年3月4日<火>20時48分

しばらくお見かけしてなくて、心配してました(笑)
「岸和田の姫」読んで、心も春の気分だったんですが、今日は朝から「雪!」でした。なごり雪なんてかわいいものでなく、ちょっと吹雪いたりしてビックリしました。タイヤ替えてなくてよかった〜。

先ほどたまこさんから、送っていただきました。ご存知でしょうがたまこさんのところのお孫さんの予定が間もなくなんです。それで早めに送ってくださったそうです。(管理人さんのお誕生日も、そろそろカウントダウンですね。)
今月もすてきな五七五をお待ちしてま〜す。

ついにDVDを買ったんですね。
うらやましい限りです。でも管理人さんに使ってもらえばDVDも生きるというものです。
紫陽花さんの地図、期待してますよ!


tomomi 題名:待ちどうしいね 投稿日 : 2003年3月4日<火>20時46分

管理人さ〜ん、みなさんこんばんわ!
今日は、風がつよ〜〜い!
あっ!お雛さまバージョンよかったです。*^^
3日の夜は、久々にお寿司を買って食べました。
所で、「かわせみ読本」が文庫本で、でるの?うわ〜〜〜〜い楽しみですぅ〜!(笑)
で、いつぐらいにでるのぉ??早くみたいです。
◆DVDレコーダー◆これで、ばっちり!録画できますね。(^^)v
私もほし〜いのですが、もう少し待ってみょうかと・・。(笑)
「新かわせみ」たのしみです!

[2036] 文献のこと。
西尾 忠久 投稿日:2003年3月4日<火>15時49分

麻生花世 さん。
あ、そうそう、「徳川実紀」の禁中吏人私曲取締の文献ですが、、「実紀」は、「憲教類典」から引いていますね。
「憲教類典」がどこにあるのか、浅学にして存じませんが、これを探してご覧になってはいかがですか。


麻生花世 題名:ありがとうございました 投稿日 : 2003年3月6日<木>12時18分

「御仕置例類集」ですか、探してみます。色々ありがとうございました。


西尾 忠久 題名:「御仕置例類集」のこと 投稿日 : 2003年3月6日<木>04時48分

麻生花世 さん。
御所役人の不正のリサーチで、「御仕置例類集」はあたりましたか。
幕府の評定所の判例をまとめたもので、12冊ありますが、お探しの事件なら、最初の4冊の「古例集」にあれば、あるでしょう。大正時代に出て、戦後、1度だけ復刻されました。神田の古書店で買ったとき38万円で、自分の希少な蔵書100冊ほどと交換した悔しい思い出があります。長谷川平蔵が上申した犯罪を調べるために、12冊全部を求めたのです。平蔵の分は、最初の4冊に入っているだけなのに。大きな図書館なら蔵書しているでしょう。


麻生花世 題名:南海公の隠居年代 投稿日 : 2003年3月5日<水>12時31分

間違えてました。隠居されたのは明和になってからでした。失礼しました。
「憲教類典」とりあえず、翻刻されていかどうか国史大辞典ででも調べてみます。

[2035] 山村信濃のこと。
西尾 忠久 投稿日:2003年3月4日<火>15時26分

麻生花世 さん。
すみません、史料を確かめないで書いたもので。大坂町奉行から、火盗改めとして、本役の鬼平とともに、助役をやった佐野豊前守と混同していました。
佐野豊前は、若年寄の田沼を指した、あの佐野善左衛門の一族で、祖父から家督しました。
山村信濃は、花世さんのおっしゃるとおり、木曾福島の出ですが、それと信濃守の称号とは関係はあまりないのではないでしょうか。「徳川実紀」も確認しました。
「かわせみ」に百貫匁を二百貫匁に書きなおしたとありますが、これは、不可能なまでは?というのは、壱百五拾貫匁を弐百五拾貫匁と書き直すのはちょっとむずかしいのでは?
それにしても、1両は銀60匁とすると、壱百五拾貫匁は、150,000匁、百貫匁は、100,000匁、1700両ですか。
すごい不正ですね。


麻生花世 題名:銀百貫は 投稿日 : 2003年3月4日<火>17時11分

下のアドレス(たまこ様のHPのコーナーに投稿したもの)にも書いたのですが、額が大きすぎると思ったのです。「釣女」では一回のごまかしは銀十貫になっています。京都から江戸に噂が伝わる間に数字が十倍になったのではないかと・・

信濃守の官名が信州と関係あるのではないか?と思ったのは鳥居忠耀の「甲斐守」や小栗上野介が縁のある土地からついた名乗りだと聞いたからなので・・諸太夫になった時「山村家は信州に縁があるから信濃守にしよう」となったのかな?と追って・・

「卯の花匂う」の京都町奉行の名前を書き換える必要はないと思います。多分、平岩先生は最初から承知の上で書かれてると思いますし、架空の京都町奉行の名前を作ったり、実在した京都町奉行の時期にありもしない「不正経理」の事件をでっち上げることになりかねませんから・・


西尾 忠久 題名:ほころび、ひとつ 投稿日 : 2003年3月4日<火>15時56分

どうも、打ちまちがいをして、コマをとりすぎて、すみません。原因がわかったので、以後、厳重に注意します。
ほころび、ひとつ。
文庫巻1「秋の蛍」に、神林家の庭に、樹齢500年の松の木があり、雷に打たれますね。
八丁堀は、埋立地のはずです。徳川入府から250年。樹齢500年は、いささかオーバーてすか。

[2034] 港区寺社リスト
西尾 忠久 投稿日:2003年3月4日<火>12時27分

もっとも、「江戸名所図会」に絵のある寺社にかぎっています。
ほかに、目についたら、補完してください。
港区

愛宕権現(愛宕神社)   (港・愛宕 1- 5- 3)
  [161 愛宕まいり]

飯倉神明宮(芝神明とも) (港・芝大門 1-29- 7)
  [71 露月町・白菊蕎麦]
  [117 びいどろ正月]
  [133 松風の唄]
  [145 江戸の節分]
  [160 十軒店人形市]

日比谷稲荷        (港・新橋 4-13- 5)
  [178 源太郎の初恋]

烏森稲荷         (港・新橋 2-15- 5)
  [75 閻魔まいり]

西の久保八幡宮      (港・虎ノ門 5-10-14)
  [03卯の花匂う]
  [104 六阿弥陀道しるべ]
  [152 春桃院門前]

飯倉熊野権現社      (港・麻生台 2- 2-14)
  [83 虫の音]
 
三田八幡社        (港・三田 3- 7-16)
  [104 六阿弥陀道しるべ]

御穂神社         (港・芝 4- 6-17)
  [133 松風の唄]

鷺森神明 西光寺 浄土宗 (港・白金 4- 3- 9)
  (鷺森神明は氷川神社に合祀)
  [62 黄菊白菊]
  [86 春の摘み草]
  [101 みずすまし]

増上寺 浄土宗鎮西派   (港・芝公園 4- 7-35)
  [53 美男の医者]
  [71 露月町・白菊蕎麦]
  [133 松風の唄]

泰平観音堂(梅窓院)浄土宗(港・南青山 2-26-38)
  [06 師走の客]
  [36 川のほとり]

善光寺 浄土宗      (港・北青山 3- 5-17)
  [179 立春大吉]

善福寺 浄土真宗     (港・元麻布 1- 6-21)
  [62 黄菊白菊]
  [95 麻布の秋]
  [127 白い影法師]
  [152 春桃院門前]
  [186 紅葉散る]

泉岳寺          (港・高輪 2-11- 1)
  [83 虫の音]
  [146 福の湯]

長谷寺          (港・西麻布 2-21)
  [36 川のほとり]
  [116 ひゆたらり]
  [135 江戸の馬市]

[2033] 山村信濃の名前
西尾 忠久 投稿日:2003年3月4日<火>11時05分

すみません、山村信濃守良旺の読み方を間違えました。たかあきら と読みます。
父親をはやくなくして、祖父から家督しました。だから、幼くして、責任感が強い人でしたが、深川の茂森無宿人保留所の件でも、ちょっとトラブッタようですし、あるもめごとでも、身びいきがあった人です。
もっとも、長谷川平蔵---鬼平のほう、とは、仲がよかっちようです。


麻生花世 題名:史実です 投稿日 : 2003年3月4日<火>13時04分

「かわせみ」の年代はすでにパラレルに存在しているので・・
「初春の客」は文化年間、「花冷え」は天保の改革の頃、「夏の夜ばなし」は南海公が隠居されていたころ(宝暦〜天明)なので、かなり設定年代が広範囲になっているのでそれもありかと今更、初期の設定年代と開きがあっても誰も気にしていません。

「御所役人」の話は安永三年八月に実際あったことで、「徳川実記」にも載っています。個人的にも気になっているので「かわせみ」を書き換えられても関係なく調べたいと思っているのですが、調べるとヤバイとか?危ないとか?そういうネタなのですか?


麻生花世 題名:田沼サイドの人 投稿日 : 2003年3月4日<火>12時55分

と考えたほうがいいのでしょうか?
左遷(?)されたのも松平定信政権になったのと関係あるのかもとも思うのですが。

彼の家系が木曾福島の関所を預かる山村家と同族かどうか気になっていまして(だから信濃守ではないかと)「寛政重修諸家譜(第十巻)」を図書館から借りました。本家筋が木曾福島の山村氏であったことが確認できて嬉しかったです。系譜上では父親の良喜の死後家督を継いだ事になっています。

[2032] 今月は
こでまり 投稿日:2003年3月3日<月>12時32分

「はいくりんぐ」今月のお話をUPしました。今月は「岸和田の姫」です。
管理人さん、当たりです。(笑)
上のお雛さま、素敵ですね。「宵節句」とも迷ったんですが、「岸和田の姫」にしました。
予想の当たった方、多いかもしれませんね。
今月もよろしくお願いします。


朝霧 題名:こでまり様今月もよろしくーー。 投稿日 : 2003年3月6日<木>10時10分

恥のかきすて、俳句のおもしろさに目覚めた朝霧は、市民センターの俳句教室に通い始めようかと思うようになりました。
俳句のおもしろさを教えて下さったこでまり様始め「かわせみ」の皆様に感謝です。
木村梢さんの句で「君が手に 花冷えの手 重ねけり」「花咲いて 花散って いまひとりかな」。
こんなに短い言葉が心の中に感動を与えてくれる、こでまり様もう投句しておきました。
つたない句で申し訳ありませんがよろしくお願いします。


千姫 題名:待っていました・・・♪ 投稿日 : 2003年3月3日<月>20時41分

文章がちっともまとまらない症候群・になっちゃって・・・。
書いては消し、消しては書きを繰り返していました。

「岸和田の姫」はお泊り会の時読んだから記憶に新しい・・・はず。
今日から指を折って頑張って捻り出します。千姫は量で勝負・かな。


たまこ 題名:岸和田の姫 投稿日 : 2003年3月3日<月>15時00分

待ってましたの方が多いでしょうね! 先月の「梅一輪」をさらに上回る盛り上がりになるかも〜

[2031] 寺社しらべ
西尾 忠久 投稿日:2003年2月24日<月>19時13分

早速のレス、感謝感激。
「鬼ごっこ」のことは存じませんが、「かわせみ」に登場する寺社について、しらべた結果を、順次、ご報告します。
まず、中央区。

湊稲荷神社(現:鉄砲洲稲荷 湊 2- 6- 7 tel.3551−2647)
 [01 初春の客]
 [14 ほととぎす啼く]
 [39 秋色佃島]
 [110 恋文心中]
 [133 松風の唄]
 [154 怪盗みずたらがし]
 [177 冬の海]

西本願寺(築地本願寺 築地 3-15- 1 tel.3541−1131)
 [40 三つ橋渡った]
 [73 橋づくし]
 [110 恋文心中]
 [117 びいどろ正月]
 [173 笹舟流し]

薬師縁日(智泉院 日本橋茅場町 1- 5無住の感じ)
 [10 お役者松]


麻生花世 題名:早速ありがとうございます 投稿日 : 2003年2月24日<月>20時20分

西本願寺は「三つ橋渡った」「笹舟流し」では重要な役割を果たしていますね。「湊稲荷」は「初春の客」に出てきましたか?(すでに忘れている・・冷や汗)「かわせみ」スタート時点では当初の所在地は柳橋になっていたのですが、改定後でしょうか?

「かわせみ」に登場する花木ですが、このHPの「かわせみ豆知識」というコーナーで管理人様がお調べ下さっているものがあります。桔梗や百日紅なども出てくるようです。