由布院温泉
ホテル・旅館等:  由布山荘  夢想庵  



由布院温泉   由布山荘   1996.11(宿泊)

 耶馬渓を後にして 今夜泊まる湯布院を目指す。少し中津よりの県道から山越えし、 宇佐に入る手前から宇佐別府自動車道に入る。高速道路も空いていて、気分良くドライブを楽しみ1時間も 掛からずに湯布院に着いた。

    旅館の全景

      部屋

 湯布院の街は ごく普通の街といった感じで湯の街と云う感じがしない街で あった。
 駅前から商店街を通り抜け山の手にある「夢想園」という旅館を目指す。ここの旅館の露天風呂に 入れて貰う為である。或る旅行作家の話によると、ここの露天風呂が西日本一だとか、因みに東日本一は 宝川温泉の露天風呂だそうだが。旅館の駐車場に車を止めて玄関まで行くと日帰りの入浴は終わりましたとの札が出ていた。入浴時間は15時迄だったの だ。

 折角此処まで 来ながらとの思いしきりであったが致たしかたない、国民宿舎 にチェックインする事にする。
 西日本では有数の稼働率を誇る国民宿舎だけあってフロントは活気に満ちた感じだった。案内された 部屋は2階の中央辺り、窓を開けると田舎らしい町並みの間に田圃がここそこに見えた。
 ここの自慢は国民宿舎にしては珍しく立派な露天風呂を持っていると云うことである。早速風呂に入る ことにする。

 チェックインした のが16時を回ったばかりの時間だったので風呂に入っている 人は居なくて貸し切りの感じで入ることが出来た。
 大浴場はその他の旅館と代わり映えのしない普通のものであったが、露天風呂はかなり広くゆっくりと 入ることが出来た。しかしながら残念なことに露天風呂からの眺めが全くない。湯布院の街の中にあるという ことで仕方が無いのかも知れないが、なんとか由布岳とかを眺められるように設計できなかったのだろうか。

     露天風呂

     麦酒館

 それは兎も角、 良く暖まり部屋に帰る。夕食まで時間があるので町を散歩する ことにする。実はお目当てがあるのであって、湯布院の地ビールを飲みに行こうというのである

 そこは 「ゆふいんビール舘」で平成7年に九州で初めてオープンした 地ビールの店である。17時からの開店だというので、宿を出てぶらりぶらりと散歩がてら土産物屋を 冷やかしながらビール館の前まで来て、人が並んでいるのに先ず驚かされる。
 人気上々の店なのである。時間となり店が開き我々も中に案内される。まずは地ビール、注文すると 3種類あるという。よくは分からないのだが一般的なやつを注文する。旨い地ビールは初めて飲んだのだか、 サッポロビール園で初めて生ビール飲んだときの様に感激していた。

 夕食を気にして 枝豆とクラッカーのつまみだったがビールは旨かった。あまり 飲み過ぎると宿舎の夕食が食べられなくなるのでジョッキ3杯で切り上げ宿に帰ることにする。
 女房殿はもっとビールを飲みたいと宣っていたが、しぶしぶ帰ることに同意する。宿舎の夕食については 特にコメントは無い。朝例によって露天風呂の朝風呂を楽しむ。
湯布院は四方を山に囲まれているせいか、朝盆地全体がすっぽりと霧に包まれることがある。この日も 朝霧が少し掛かった状態で出発した。

  満足度:風呂**** 料理** 部屋** 接客**

施設の概要
  住所: 大分県由布市湯布院町川上2927−1
             Tel:0977-84-2105
  交通 ・JR久大線由布院駅→宿舎(徒歩で5分)
  施設 
浴室   内湯 露天風呂      駐車場完備
  泉質 単純炭酸泉   
  効能 神経痛、リュウマチ、胃腸病など
  日帰り利用  500円  12:00〜15:00