2004.03(宿泊)

有馬温泉   奥の坊

 有馬温泉は 草津温泉、下呂温泉と並び日本3名泉と云われている。 現役時代、京都に勤務していたとき風呂に入った記憶はあるのだが泊まったことはなかったので、その内 泊まってみたいと思っていた。
 インターネット予約サイトの「じゃらん」で有馬温泉の宿を検索して色々検討した結果比較的安くて 料理も良さそうな「奥の坊」に決定して予約した。

    旅館の全景

     部屋

 伊丹空港から 宝塚へは渋滞もなく30分位で着き、40分位の後有馬温泉 へのバスに乗る。途中石灰岩の茶色に近い岩石が露出した渓谷を通り3時前に有馬温泉に着いた。
 最近人影が少なくなって寂れた感じのする温泉地が多くなっているが有馬温泉には人が溢れていると いう感じで少し驚いた。

 チェックインの 時間には少し早かったが旅館に行くことにする。場所が 良く分からなかったので近くの「お好み屋」さんで案内図を貰い地図を見ながら旅館に向かう。
 「奥の坊」はバス停から歩いて5分も掛からない近くにあった。た。玄関を入ると既にチェックインを している人達が居たので安心して中に入る。

 フロントで チェックインして案内されたのは4階の部屋である。中に 入ると8畳の青畳があり窓側に広縁があるという普通の和室であった。
 窓からは前が昇り斜面になっていて直ぐ前に別の大きな旅館があるのであまり良い景色とは云い難い。
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 温泉街を 散策して旅館に帰り早速風呂に入ること入ることにする。

     露天風呂にて

     大浴場

 部屋で浴衣に 着替えてエレベーターで最上階の6階に上がると風呂場は 左右に分かれていて左の「太閤湯」と書かれている男性用の暖簾をくぐる。
 脱衣場で浴衣を脱いで中に入ると透明の湯である大浴場がある。展望風呂云われているようだが窓ガラス が蒸気で曇っているのと前には旅館しかないということなので眺めは良くない。
 大浴場の横の戸を開けると所謂金泉の露天風呂があった。天井がないだけという名ばかり露天風呂だが 外の風にふれることは出来る。

 石を敷き詰めた 浴槽で3〜4人も入れば一杯になろうかという小さな浴槽で あったが湯口からはかなりの量の湯が流れ込んでいた。
 色も濃く湯の面から5cmも沈んだ身体が湯の濁りで見えなくなり、触ってみる と少しどろっとしていて如何にも効能が有りそうな感じである。
 丁度人が入ってこなかったので念願の金泉にゆっくりと浸かって有馬の温泉気分を満喫した。

 大浴場の方は 透明な所謂銀泉で有馬温泉には「ナトリウム塩化物高温泉」と 「単純二酸化炭素低温泉」の2種類が有るようだが説明がないのでこの旅館の銀泉はどちらなのか分 からない。
 浴場内は蒸気がかなり充満していて少し息苦しい感じなのは施設が古く排気が不十分なせいなので あろう。
 大浴場から再び露天風呂に入りゆっくり暖まって風呂から上がる。脱衣場の横に非常口がありその外は ベランダになっていた。ここに露天風呂を造れば景色がよいのになどと勝手な事を思いながら浴衣を着て 部屋に帰った。

 夕食(左)朝食(上)の料理















 有馬温泉で 1.5万円の宿泊料金ながら夕食は部屋で京風懐石料理が 食べられるということで期待と諦め半ばの食事であったが、概ね期待通りの料理であった。
 献立表が無いので料理の名前や材料の細部が分からないが関西らしく薄味で丁寧に作られている感 じである。
 特にお造りは鯛やぶりの鮮度が良くこりこりとしていたし、神戸牛のしゃぶしゃぶも霜降り肉で柔らかく 大変美味しく頂いた。

 朝食は 1階のレストランで食べたのだがこの料理もアジの干物が 中心という箱根や伊豆の旅館の定番朝食とは一味違う手の掛かった料理が出されて感心した。
 9時半で風呂が終わると云うことなので9時頃お別れ入浴をすることにする。その時風呂係の人と話を したのだが鉄分のため給湯管が詰まって最近交換をしたとのことである。血管にコレステロールが付く のと同じようにパイプが詰まって湯が出にくくなるのだそうである。「維持するのに結構金が掛かるの ですよ。」と云っていた言葉が印象に残った。



  満足度:風呂*** 料理**** 部屋*** 接客***

施設の概要
  所在地 神戸市北区有馬町1206
             TEL(078)904-0035
  交通 ・神戸電鉄有馬温泉駅から徒歩6分
  施設 
浴室   大浴場 露天風呂      駐車場完備
  泉質 含鉄ナトリウム、塩化物強塩泉   
  効能 皮膚病・神経痛・婦人病等
  日帰り利用 800円 15:00〜20:00