湯の川温泉  湯の川グランドホテル     2000.3(宿泊)

  湯の川グランドホテルの全景

湯の川温泉へ
 「ホテル恵山」を後にして再び国道をひき返して函館の湯の川温泉を目指して車を走らせる。東京近辺 ならば夕方ともなれば車が混雑するのであるが流石に北海道の道はほとんど渋滞とは無関係のようである。 流石に函館市内に入ると少し車の数が多くなったが予定の時間通り今晩泊まる予定の「函館湯の川グランド ホテル」に着いた。

ホテルにて
「湯ノ川グランドホテル」は国道から少し入った海沿いにあるかなり大きな鉄筋のホテルで、着いた時には 観光バスを含めてかなりの数の車両が広い駐車場に駐車されていた。ここは娘が全日空の保養所として契約 しているということで予約してくれたのであるがおよそ八千円程度で泊まることが出来るようである。
 チェックインを済ませて部屋に入り、少し休憩をして早速風呂に入ることにする。露天風呂は「湯ノ川

  夕暮れの大浴場

    朝の露天風呂

グランドホテル」の別館という感じの建物の八階つまり屋上という感じの所に造られたもので、それだけに 展望は素晴らしいものがあった。全体的にコンクリートの浴槽でそんなに広くはないのだが屋根がなく見晴 らしはかなり良い。しかし今日は残念ながら雨交じりの天気なので、函館山がかすんで見える程度であり、 露天風呂に入れると肌寒い風が吹き荒れて北国の海の雰囲気を十分に感じさせてくれるものであった。
 風呂から上がり暫くすると夕食の時間となった。夕食を食べる場所はホテルの最上階のレストランという ことでエレベーターで上がっていく。中に入ると既にかなりの人が夕食を食べていた。係りの人に案内されて 座った場所は畳敷きのもので、和風の雰囲気をしていた。安い宿泊料金なので料理にはほとんど期待して いなかったが並べられているものは、鍋やボタンエビの刺身などもあってそれなりに旅館の料理という雰囲気 を持ったものであった。

  家族の夕食風景

  夕餉の料理

 朝起きて、再び露天風呂に入ることにする。露天風呂は昨日入った風呂とは反対側の湯船に浸かったままで 函館山が見える側のものであった。昨日とは異なり今日は天気が良くて函館山がくっきりと見え、函館の 市街地の様子も見えてなかなかの景色を堪能することができる。今日は西高東低の気圧配置ということで風が かなり強いく夕方になると雪が降るということであるが、人気も少なくゆっくりと湯浴みを楽しむことが できた。ここの露天風呂は飾りも何も無という感じのもので、石をタイル状にしたものを浴槽の外あるいは 中に貼ってある。丁度庇場に屋根が露天風呂の半ばくらいまで伸びていて昨日は雨が降っていたのだがその 雨を気にすることもなく湯浴みを楽しむことが出来た。湯は無色透明で舐めるとかなり塩辛い味がする。 こちらの方は露天風呂がメーンなのか内風呂はそんなに大きくはなかったが、ここからの景色もなかなか 素晴らしい感じである。
 折角来たのだからと、このホテルの本来の大浴場の方に行ってみた。こちら流石に大きなホテルらしく 大浴場も立派で大きく、朝からかなりの人で賑わっている感じであった。

  満足度:風呂****  料理*** 部屋*** 接客***

施設の概要
  所在地 函館市湯川町3−1−17   0138-57-9161
  交通 ・JR函館本線函館駅から湯の川温泉行きバス20分
     ・函館中心部→国道278号→湯の川温泉
  施設 
浴室   大浴場  露天風呂       駐車場  30台 
  泉質 ナトリウム・カルシウム・塩化物泉   66度
  効能 リューマチ・神経痛・婦人病など
  日帰り利用  800円  9:00〜22:00