湯郷温泉
国民宿舎
みまさか荘
山陰・山陽の
旅最後の宿泊地としては、同じ地域の美作三湯と云われる
「湯原温泉」や「「奥津温泉」などを検討したが、「湯郷温泉」が地域的にも岡山から行くのに一番近い
のと、値段の安い国民宿舎が有ると云うことで湯郷温泉の「みまさか荘」に決定したのである。
「湯郷温泉」は1200年も昔、傷ついた1羽の白鷺に導かれて「円仁法師」が発見したとされ、別名を
「白鷺の湯」とも云われるそうだが、温泉の少ない岡山県にとって、貴重な存在であることを云えよう。

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旅館の全景
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吉備津神社
を後にして、今日泊まる予定の「湯郷温泉」を
目指して車を進めたが60km程度有り結構長い距離だったので「湯郷温泉」についた時辺りはもう少し
暗くなり掛かっていた。
国民宿舎「みまさか荘」
は清流「吉野川」を前にした鉄筋3階建てのかなり大きな
建物で、湯郷温泉の入り口辺りに位置している。
駐車場に車を停めて、チェックインをし、鍵を貰って示された2階の部屋にはいる。公共の宿舎に泊まる
ときの何時ものパターンである。
部屋の窓を開けると前に吉野川が流れ辺りの家々に明かりが灯り始めていた。部屋に準備されていた
ポットでお茶を入れて貰い、一休みをしてから風呂に入りに行く。
浴場は1階の一角に有ったが、そんなに大きくもなく設備もまぁ普通という感じであった。湯は
ナトリウム−カルシウム−塩化物泉ということで無色透明、無味無臭といった感じである。
温泉というのは不思議なもので、今日も1日広島からこの岡山まで1日中車を走らせ、
ぐったりとしたのだがゆっくりと湯に入り、一息入れるとまた元気になってくる。外の景色を眺めながら
誰もいない浴室で鼻歌を唄ってのんびりする、まさに極楽の境地である。
夕食は
食堂でいただいた。平日のせいかお客は我々を入れて
3〜4組といったところである。料理も此処の宿舎の普通のものを頼んだので、まぁ、普通の家庭料理に
毛の生えたものという感じだが我々には十分である。明日は一気に横浜まで突っ走るということでビール
に冷酒を頼んで良い気分になったところで、また風呂に入り早めに寝たのであった。
満足度:風呂*** 料理*** 部屋*** 接客***
施設の概要
住所: 岡山県英田郡美作町湯郷903
TEL 0868-72-0488
交通 ・JR姫新線林野駅/車10分
施設 浴室
内湯
駐車場あり
泉質 ナトリウム−カルシウム−塩化物泉
効能 神経痛、リューマチ、皮膚病、など
日帰り料金 大人400円