土肥温泉
日帰り温泉施設:  馬場温泉・楠の湯
ホテル・旅館等:  山海亭  玉樟園 新井  土肥大和館
 湯の花亭
 





土肥温泉    土肥ホテル山海亭   1997.11(宿泊)

はじめに
 
娘が「休暇が取れるので何処かに行こうか。」と云い、 「温泉と魚の美味しい所がいいね。」と云うので、色々検討した結果やはり伊豆だろうということになる。 東海岸、西海岸と色々候補の旅館は有るのだが、今回は西海岸に行ってみようということになり、それならば 三人で泊まれば少しは安くなる堂ケ島温泉辺りが一番良いのではと申し込んでみたがいずれの旅館も一杯と いうことで二番目の土肥温泉に泊まることにする。土肥温泉は一頃朝のNHKテレビ小説で舞台になったりして 有名になったが、現役の頃2教教務科の旅行会で一度泊まったことがある。その頃は露天風呂にも余り興味が なかったのでどんな風呂だったかも覚えていないのだが、結構大きな旅館だった記憶がある。家族とは一緒に 行っていないので今回風呂と魚をテーマに旅館を探すことにする。宿泊のパンフレットを色々検討したが結局露天風呂 からの景色が良さそうな山海亭に決めたのであった。

土肥温泉へ
 久しぶりの温泉に満足して今日の目的地土肥に 向けて車を走らせる。

   山海亭の全景

この道は今年の5月下田に行ったときに通ったので特に 代わり映えはしないのだが、海岸線の景色は相変わらず素晴らしい。1時間半ばかりで土肥温泉に着き、 目指す山海亭を探しながら車を走らせていたのだが、街に入ったところで旅館の大きな看板が見え直ぐ 分かったのは有り難かった。旅館に一度チェックインし少し薄暗くなった土肥の町を散策することに。土肥の街を 散策するのは初めてであるが、町中は何処にもあるような港町の家並みで特にどうということは無いのだが、 町を抜けて海岸に出る途中に立派に整備された公園があるのには驚いた。温泉の井戸を模したシンボル塔、 立派な休憩所、海岸の遊歩道等仲仲のものだ。旅館に帰る頃にはもう辺りはすっかり暗くなって玄関の 明かりが旅愁を誘っていたのでパチリと一枚撮る。

   山海亭の玄関

旅館にて
  玄関 を入ったところにここ土肥温泉の由来を記した碑が置かれて あり、それによるとここの湯は慶長十五年(1620)土肥の金鉱に、薬師如来のおつげにより霊泉が出、 諸病に霊験があるので名付けて「まぶ湯」とも「医王泉」「こがね湯」とも云うのだそうである。部屋に 帰り早速風呂に入りに行く。

 大浴場は 6階の奥にあった。

     山海亭の大浴場

 大浴場の傍にある小さな露天風呂

何処の旅館もそうだが風呂に名前が付いていてここの 旅館も男性用の大浴場が「望月」女性用が「満月」と付けられている。大浴場には失礼して先ず露天風呂に入る。 ここの旅館の風呂は最上階に造られていて、それ故に展望露天風呂「まぶ湯」と云うのだそうだが、その名の 通り浴槽から眺める景色は素晴らしいものがある。すでに辺りは暗くなっていたので町の灯りの向こうに海が 見えるという構図だったが、夕日が沈むのを眺めながら入ることが出来たなら最高であろうと思わせる。 檜造りの浴槽は男性用が四角で女性用が丸く造られているそうだが交代制で入れるのでどちらの風呂にも 入ることが出来るとのこと。今入っている男性用のものは結構広い四角な浴槽で、ゆっくり浸かりながら 景色を眺めていると何故か「知床旅情の唄」などが自然に口から出てきて気分は最高である。街の灯りの 向こうに漁船が繋がれている姿などが見え海辺の温泉に来たという旅情は十分に感じられ満足できた風呂で あった。

 部屋に帰るともう夕食の支度は出来ていた。

       夕餉の料理

「山海亭」というからさぞかし山海の御馳走が並んでいる のかと思ったがそれほどでもない。もっとも値段が値段だけに期待するのがおかしいのかも知れないのだが。 とは云ってもすき焼き風と寄せ鍋風の二つの鍋物が付いており、名前は分からないがハサミの大きな結構ボリューム のある海老、刺身、煮物など手の込んだ料理が出ていて仲仲の御馳走である。親子三人で何時までこんな 旅行が出来るか分からないが、出された料理に舌鼓を打ち、飲む酒に喉を鳴らしながら幸福な一夜は更けて いったのでありました。

 食事を終わり一休みをして又風呂に入りに行く。夕方入ったときゆっくり入らなかった大浴場にも今回はゆっくりと浸かって温泉気分を満喫することにする。展望露天風呂は7階の屋上、大浴場は2階にあるのでエレベーターで2階に下りる。男性用の大浴場は名付けて「御影石大浴殿望月」文字どうり御影石が敷き詰められた豪華な感じの大浴場である。その外に小さな庭園風の露天風呂があり趣を添えている。普通ならばこれだけで十分という感じもするのだが、たぶん屋上の露天風呂は以前は無く時代の要請という感じで追加して造られたのであろう。豪華な室内の浴槽には失礼して先ず庭園風の露天風呂に入ってみる。ここの露天風呂は7階のものとは違って、周りを板塀で囲ってありそとの景色は全く見えないのだがそれはそれなりの風情がある。何時も思うのだが、露天風呂は頭が外気に触れているせいか室内の風呂よりもゆっくりと浴槽に浸かっていられるのが良い。程良く酔いの回った体を浴槽に横たえて鼻歌など口ずさむのはまさに「極楽、極楽」の気分だ。浴槽から上がって一休みがてら室内の大浴場で頭や体を洗う。もう一度浴槽に入って鼻歌など口ずさみ暖まったら後は寝るばかりだ。

     展望抜群の露天風呂

    昨夕入った露天風呂

  朝7時 過ぎだろうか目が覚めたので朝風呂に入ることにする。 夜のうちに浴場が変わっていたので屋上の露天風呂も浴槽が四角のものから丸い桶みたいな物になっていた。 天気は余り良くはなかったが海が良く見え景色は最高である。カメラを持って入ったのでセルフタイマーで写すこと にする。何時もセルフタイマーで写すときには写す角度の関係からカメラを置くところに苦労をするのだがなんとか 見つけて朝の土肥温泉の海を眺める露天風呂風景を写す。隣に女房殿と千奈美が入っているので風呂から 上がるついでにカメラを渡して部屋に帰ることにする。

  満足度:風呂**** 料理**** 部屋**** 接客***

   施設の概要

  所在地  田方郡土肥町土肥324     0558-98-1069
  交通 ・伊豆箱根鉄道修善寺
駅から松崎行きバス55分
     ・西湘バイパス→国道135号経由→土肥温泉
  施設 
浴室  大浴場 露天風呂     駐車場 50台 
  泉質 
カルシウム・ナトリウム硫酸塩塩化物泉    50〜54度
  効能 婦人病・リューマチ・高血圧症など
  日帰り利用  不可