やはりレジャー施設らしく案内されたとおり廊下を渡って行くと、流石レジャー施設らしく、クアゾーン、ゲームコーナー、ガーデンプールなど色んな施設の案内の標識があった。我々は、温泉入浴なのでそのコーナーに入ることにする。

露天風呂は大浴場の右手のドアを開けて出たところにあった。一応庭園風というイメージを造るために南国風のシュロや椰子みたいな木などが植えてあったが、コンクリートの建物の間の空間に造られた、比較的小さな浴槽のものであった。 マンションの一角に造られたという感じなので、前方は熱い磨りガラスで覆われて、残念ながら展望は全くきかず、天井が無いので露天風呂だという感じのものである。湯船は概ね扇形をしていて、一方の長さが３ｍ位であろうかそんなには大きくはないものである。そ

の扇の要に当たる辺りから、かなりの湯量のものが滝状に流れ落ちている。浴槽は薄い黄色と明るい灰色のタイル状のもので造られていて全体的に南国風の明るい雰囲気を持たせるように配慮しているようである。

浴槽はほぼ矩形のもので６ｍと２ｍ位とそんなに広くはないのだが、その片方からかなりの量の湯が流れ込んでいた。傍に「飲用不適」と張り紙がしてあるのは循環をしているためであろうか。 大浴場の一角にはサウナがあり、洗い場の真ん中に円い大きな植木鉢みたいな物が置いてあり、中に南方系の植物が植えてあるのはやはりリゾートホテルらしい感じがする。浴槽の壁のタイルや天井の板の色が薄い黄色でほぼ統一されているのも明るい雰囲気を醸し出している。湯は無色透明であるが、ほんの少し濁っているように感じるのは、循環しているからなのであろうか。カランが８つ有り、全体的には、こんなに大規模なレジャーホテルの割には浴室の広さが狭いようにも思ったのだが、こんなものなのであろうか。