伊東温泉
伊東水明荘(閉館) 2000.2(宿泊)
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伊東水明荘の全景 |
「スパウザ小田原」を後にして、旧道を通り熱海から伊東に入る。今日は伊東温泉の内湯巡りをする予定なので、水明荘を選んだのも14時チェックイン出来るというのが一つの理由になっているのだが、丁度14時位に伊東温泉に着いたので早速チェックインして湯巡りに出かけることにする。
水明荘は伊東の温泉街を通り修善寺に抜ける国道の町外れに近いところにあった。川の直ぐ傍で景色は良さそうな感じである。レインボータワーと称する建物などは10階で位で規模もかなり大きく堂々としているが、建てられてから少し時間が経っているのか壁などは水垢のためかなりくすんでいた。
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窓から眺めた風景1 |
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窓から眺めた風景2 |
入り口に近い駐車場に車を停めてチェックインをする。まだ早いためか仲居さんではなくて、フロントの手伝いという感じの人が部屋まで案内して呉れたのだが、我々は安い1.1万円と云うこともあってか、隣の本館の4階405号室に案内されたのであった。仲居さんの話ではやはり団体客が多いと云うことである。
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室内の状況 |
部屋は12畳の和室で広々とした感じである。部屋の中はそんなに飾りそのものは無いのだが床の間がありそこには山水の額なども掛けてあり、小さな菊の花なども生けてあって我々には十分な感じの部屋であった。障子の外側に絨毯の敷かれた小さな部屋があり、1間位の窓がある。そこからは直ぐ前に川があってその向こうに伊東温泉の景色が広がっていて、なかなかに景色の良い部屋であった。
(内湯巡りに出かける)
旅館ひまわり苑の
風呂から上がり本館のロビーで暫く待ったが女房殿はなかなか出てきそうになかったので、先に帰ったと云うことをフロント係の人に頼んで、水明荘に帰ることにした。風呂上がりのそぞろ歩きは気分の良いものであるが、川沿いの道をゆっくりと旅館に向けて歩いた。
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大浴場の入り口 |
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大浴場の浴槽 |
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夕餉の料理 |
比較的安い料金にもかかわらず夕食は部屋でいただくということで、予定の時間になると夕食の料理が運ばれてきた。内容的には特に取り上げていう程の事はないのであるが、それでも海の近くという伊東らしく、鯵のたたき風の刺し身や、イカの陶盤焼き、ロブスターのケチャップ蒸しという感じの料理など、値段の割にはまぁ満足のいく料理であった。
朝の料理も、鯵の干物をその場で焼くもの、サラダ、卵焼き、蒲鉾、イカそうめんなど旅館の朝の定番という感じに近い料理であったがなかなかに美味しく頂いた。
朝食後、早速昨夜入ることができなかった露天風呂に入ることにする。
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朝の露天風呂 |
大浴場は本館の中にあるということで、かなり前に造られたものなのであろう、脱衣所の化粧台や浴室の中のカランや壁の状況などもかなり古いという風に感じることができる。昔の銭湯に入ったという感じすらさせてくれるような何か懐かしい思いのする大浴場であった。
施設の概要
所在地
伊東市湯田町8−18 0557-37-5171