伊東温泉
ホテルニュー岡部 2000.2(入浴)
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ホテルニュー岡部の全景 |
再び伊東温泉の温泉街に帰り、「ホテルニュー岡部」の駐車場を探す。「ホテルニュー岡部」は本日泊まる水明荘の海岸寄りにある大きなホテルでその建物の一角に駐車場があった。そこに車を止めて風呂に入る道具だけを持って、玄関の方に回る。玄関からフロントに入り「内湯巡りをお願いします。」と云うとどうぞと云うことで大浴場の場所を案内してくれた。
露天風呂は建物の間に造られたものであるが、かなり広い浴槽を持っていた。両側はホテルの建物で囲まれて、前方だけが開けているだけなので、野趣豊かという感じではないのだが、空間がかなり広いために結構解放感感じることができる造りになっていた。シュロの木やツバキみたいな植木が植えられていて、日本庭園にある石灯篭なども置いてあり、全体的には庭園風岩風呂という感じであり、結構高い旅館の露天風呂という雰囲気を造りだしていた。
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それなりに満足の雰囲気 |
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かなり広い露天風呂 |
浴槽は長さがほぼ十メートル以上もあるような楕円形をしたもので、直径が1メートル以上もあるような岩があちこちに置かれてあり、岩造り露天風呂の雰囲気を醸し出していた。この屋敷の中に二つの源泉の井戸があるという風に書かれていたが、浴槽の一角から滝状にかなりの湯量の少し熱めの湯が流れ落ちていた。今日は外気の温度がかなり低いので、全体的には少し温めの湯加減となっているのだが、滝のそばの湯は丁度良い加減の温度となっていた。時刻は四時過ぎであったが、流石に大旅館らしく風呂に入っている人もかなり多くいて露天風呂にも4〜5人が入っていた。
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広くて開放感のある大浴場 |
大浴場は 大旅館らしく広々として2方に大きなガラス窓があって 湯船の中からかなり広範囲にわたって景色を眺めることが出来る。しかしながら、街の中にあるために 直ぐ前の川とその向こうの民家そして背後の山と、雰囲気のある景色ではないのと、ガラス窓には上 の方に蒸気抜きがあるのだが、十分で無いためかガラスが曇っていて折角の景色が霞んで見えるのは 残念である。大浴場の壁は白と灰色がかった色のタイルでモザイク状になっていて、明るい雰囲気を 醸し出している。湯は中央から流れ出しているのだが、飲用には適さないと書かれているのはここ 伊東温泉全体の泉質がそうなのであろうか。無色透明で、飲用に適さないと云うことだが舐めて みると殆ど味がしない。かなり塩辛い感じの源泉もあるので、伊東温泉の中でも泉質が異なって いるのであろう。先客は十数名入っていて話し声があちこちで聞こえる大旅館らしい雰囲気を 持っていた。
施設の概要
所在地
伊東市桜木町2−1−1 0557-38-2611