伊東温泉 3  ホテルラヴィエ川良   1999.1(入浴)

   ホテルラヴィエ川良の全景

 「マンダリンホテル」を出て今日の湯巡り最後の目的地である。「ホテルラヴィェ川良」に向かう。道を海岸の方に向けて暫く歩くと伊東大川に出る。其処から「川良」の建物が見え、3〜4分も歩くと到着した。「ホテルラヴィエ川良」は正面玄関から見るとかなり大きなホテルで見栄えもなかなかのものである。玄関の傍に「伊豆内湯巡り参加の宿」と書かれた張り紙がして有る。この様な張り紙は初めてであったのだが、このホテルの「内湯巡り」に。 対する心持ちが伝わって気持ちよかった。

 玄関を入ってフロントに「内湯巡りをお願いします。」と云うと傍にいた仲居さんが「どうぞ、」と云ってエレベーターの所まで案内してくれて大浴場の場所を教えてくれた。エレベーターで4階に上がり、下りて案内標識に従って行くと「湯源郷」と名付けられた大浴場があった。

   ラヴィエ川良の露天風呂その2

  ラヴィエ川良の露天風呂その1

 先ず大浴場の一角に造られた露天風呂に入る。湯舟はほぼ4角形の岩風呂をイメージしたもので広さは2メートルと4メートル位だろうかまあまあの広さである。1方には御影石の壁から滝状に湯が流れ落ちている。あとの2方は大浴場のガラスと扉という感じなので眺めは前方のみであるが、4階なので伊東の山や温泉街が見渡せ、直ぐ前に「暖香園」ホテル、その向こうに幾つかの小さなホテルが見えるなどなかなか景色はよい。丁度夕暮れ時なので赤い夕焼け雲が輝いていて空には三日月が出ていた。湯舟に浸かってこれらの景色を眺めながらゆっくりと暖まる。そよ吹く風が頭を冷やしてくれて気持ちがよい。分析表によるとここの湯は「ナトリウム・塩化物・硫酸塩泉」で源泉の温度は49度だそうだが無色透明で、舐めてみても殆ど味がしない先ほどの「陽気館」と比べてかなり違う感じである。同じ伊東温泉でも泉質がかなり違うようである。

 大浴場はかなり横に細長い感じで造られているが、打たせ湯的なもののがその一角に有り、湯がどっと落ちているため蒸気が浴室に籠もっていてガラスが曇り外の景色が見えないのは残念である。しかしながらサウナとか打たせ湯とか有り、洗い場なども一人一人区切ってあるなどなかなか配慮された面もある。

 ここの浴場は男女時間によって入れ替わるようだが浴場の前に男女共用の畳敷き大広間の休憩場があり、其処には椅子の他に自転車を漕ぐ様な運動器具やマッサージ器のようなものが置いてありなかなか配慮されてると云う感じである。

 満足度:風呂**** 料理 部屋 接客

  施設の概要

  所在地 伊東市竹の内1−1−3   0557-37-8181
  交通 ・JR
東海道線伊東駅から徒歩7分
     ・西湘バイパス→国道135号経由→伊東温泉
  施設 
浴室 大浴場 露天風呂     駐車場 100台 
  泉質 
弱食塩泉    45度
  効能 リューマチ・神経痛・胃腸病など
  日帰り利用  不可