伊東温泉
マンダリンホテル 1999.1(入浴)
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マンダリンホテルの全景 |
「マンダリンホテル」は
「陽気館」から坂を下った所にある、鉄筋コンクリート7階建ての大きなホテルである。玄関の前まで行くとを愛想の良い女性があいて「お帰りなさい。」と云って迎えてくれた。フロントに行って「内湯巡りでお風呂をお願いしたいのですが。」と云うと、どうぞと愛想良く案内して呉れた。ここを選んだのはやはり露天風呂が良さそうだということだからであるが、残念ながら15時からは女性の時間帯ということであった。仕方がないので大浴場
に入ることにする。ここの大浴場は地下にあって、そのせいか外気は全然入ってこなくて外の景色は全く見えないと云う風呂である。ホテルが大きいせいかもしれないが、脱衣場もかなり大きくその一角に入浴客が休憩をする椅子や机が置いてあるというなかなか配慮された風呂である。大浴場は「虎渓の湯」という名前で、床や壁に御影石や大理石がふんだんに使ってあり、浴室の湯舟の奥の方には湯が滝状になって流れ落ちてるという、なかなか豪華な感じのものであった。広い湯舟は概ね四角の形をして、洗い場も広くゆったりとしている。また洗い場に置いてある鏡が曇ってなく、椅子に座っていると浴室の中にいるという蒸し暑い感じがしないで心地よい風がすっと流れていったのは、エアコンの働きが良いのかどうか分からないかなかなかの配慮だなと感心させられた。特に洗い場の鏡が曇っていないと云うのは今まで色々浴場に入って来たがここが初めてである。温泉分析表によると
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豪華な感じの大浴場 |
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温泉分析表 |
泉質は単純温泉で無色透明無味無臭であるが舐めてみるとほんの少し塩辛い感じがする。陽気館よりはかなりうすい感じだがそれでも少し塩辛い感じがする。PHは8.2度ということで弱アルカリ性と云うことであろうか。源泉の温度は53.5度であるから伊東温泉の中では高温であるようである。
露天風呂は 女房殿の話ではそんなに風情のあるものでは無かったとのことだが、いずれにしても入れなかったとは残念である。
施設の概要
所在地
伊東市桜木町2−9−5 0557-36-0011