伊東温泉     伊東大和館  2003.10(宿泊)

     ホテルの全景

      部屋

 インターネットの旅館紹介サイトに 「日本ゆったり倶楽部」というのがある。この倶楽部が以前 実施していたオークションで熱海の高級旅館の宿泊券を格安に入手して宿泊し大変良かったという思い出が あり、このサイトでホームページリニューアル記念ということで有名旅館のクーポン券を格安に販売すると いうことなので{伊東大和館」を申し込んでみたところOKということなので代金引換で購入し今回の旅行 となった。

 今日は伊東温泉に 泊まるだけなので、昼食を自宅で食べての出発となった。 大船から江ノ島に出て国道134号線から西湘バイパスへという何時ものコースで車を進める。途中の 交通状況は木曜日と平日なのだが国道124号線が少し込んで何時もより30位遅れて西湘バイパスに はいった。そこからは順調で伊東温泉に着いたのは3時半過ぎであった。「伊東大和館」は温泉街の 真ん中メイン道路に沿った所で、昨年泊まった「押し花の宿・遊季亭」の筋向かいに有る。
 玄関前に車を停めると 係の人が来て車は後で駐車場に回すのでそのままで良い という。

      日本庭園

    末広亭への地下道

 玄関を入ると チェックインする前にロビーに案内された。
 そこで出されたのが所謂ウエルカムドリンクなのだがレモンティー風な果物の甘酸っぱいお茶であった。 お茶を飲んでいると係の人がチェックインの用紙を持ってきたので記入しチェックインは終わり、部屋に 案内して貰う。
 案内されたのは2階の206号室である。奇しくも我が家と同じ部屋番号で女房殿も苦笑いというところ である。
 部屋は12畳と奥に3畳の広縁がある和室である。部屋の造りは普通の旅館という感じであるが、窓を 開けると目の前に日本庭園が広がり和風旅館の雰囲気を充分に感じさせてくれる。
 部屋で女房殿が入れてくれたお茶を飲んでから姉妹旅館の「青山大和」に湯めぐりに行くことにする。
 「青山やまと」から 帰って夕食までに少し時間があったのでこちらの風呂にも 入ってみることにする。地下道を通って道の向かい側の「末広荘」にある大浴場に入ると既に辺りは暗く なって浴場には明かりが灯されていた。

     夕食の乾杯















 「末広の湯」と 名付けられた大浴場はかなり広くまだかなりの人が入浴して いた。その外に「龍神の湯」と名付けられた露天風呂がある。岩造りの露天風呂で浴槽は広くその一角に 打たせ湯があるなど趣向も感じられたが周りを建物で囲まれ眺めは良くない。

  風呂から上がると 食事の時間となったので再び地下道を通って末広荘の2階に ある「八福」と名付けられた食事所に行くと個室の食事場所に案内された。
 既に食卓の上には料理が並べられていて案内してくれた人が鍋に火を付け暖かい料理を後から運びますと 云って下がっていった。
 何時ものように 乾杯をして夕食が始まる。並べられた料理はお造りの篭が2段になっていて下の段にも刺身が入っていたの に驚いたりなどしたが、通常価格2万円という程豪華という感じではなかったにしても、それぞれ美味 しくいただいた。

     洞窟風露天風呂

  独特の雰囲気を持つカラン

 翌朝浴場が入れ替わったので 「野天岩風呂」と名付けられた風呂の方にはいる。再び地下 通路を通って案内標識に従って行くと少し古めかしい感じの脱衣場があった。浴衣を脱いでこれまた古めか しい感じの戸を開けて中に入ると四方が岩で囲まれた洞窟風の風呂があった。
 中は全体的に少し薄暗い感じがするがその先には「ひょうたん」のような形をした浴槽の露天風呂が ある。ここも周りは岩と土で囲まれていて洞窟風の雰囲気があり、上の方に植わっている木々の間から 朝日が射し込んでくるという感じの浴槽である。なにかとても山深い秘境の風呂に入っているというような 感じすらしてくる。朝ということもあり入っているお客もなく貸し切り状態でのんびりと湯浴みを楽しむ ことが出来た。

満足度   風呂**** 料理*** 部屋*** 接客***

施設の概要
  所在地 伊東市寿町1−1  Tel:0557-37-3100

  交通 ・JR東海道線伊東駅から送迎バス5分
     ・西湘バイパス→国道135号経由→熱海温泉→伊東温泉
  施設 浴室 大浴場 露天風呂    駐車場 完備 
  泉質 ナトリウム・塩化物泉       日帰り利用  なし