2002.12(宿泊)以来
2004.07まで3回宿泊

伊東温泉   聚楽ホテル

 7月の下旬は 夏休みが始まっているので旅館の予約を取るのはかなり 難しいのが通例である。
 前回「ホテル聚楽」に泊まったとき1.15万円という値段の割に11階の部屋で大変良かったという ことで、自宅帰って直ぐに注文して買ったクーポン券を使って泊まることが出来ないかとクーポン券の 発売元の「日本ゆったり倶楽部」に電話してみると宿泊OKということで今回の旅行となった。

     玄関前にて

     洋室

 ホテルの前の 駐車場に車を停めて係の人に連れられて中に入りロビーで 待っていると係の人が帰ってきて今日は大変ラッキーですよと云う。
 何事かと思うと泊まる部屋が11階の1号室つまりこのホテルに一番良い部屋である特別室だと いうのである。
 狐につままれた様な感じで11階まで上がり一番東側にある1101号室に入る。  中に入ると 先ずその広さにびっくりした。直ぐ右は寝室なのだがベット の他にドレッサーや机と椅子があり、突き当たりは和室で12畳、その右に同じ位の広さの リビングがある。

     和室

    部屋からの眺め

 そこには4人が掛けられるソファーが置いてあり角には小さなバーという感じのコーナーがある。  トイレが2ヶ所テレビが3台ありまるで殿様が泊まるような部屋なのであった。
 角部屋なので窓も2方向にあり和室、リビング、寝室共に明るい。窓の外には伊東の市街地と 周りの山が見えるのだが11階と高いので景色抜群というところである。
 仲居さんがごゆっくりと云って去った後二人で顔を見合わせてこんな事は滅多にないね、ほんとに ラッキーだったねと云い合ったのであった。
 幸運の感激 をかみしめながらいっとき伊東の街を見下ろした後、浴衣 に着替えて風呂にはいることにする。
 やはり露天風呂にということでエレベーターでフロントまで下りてバイキングの会場の横を通り 別棟の浴場に行く。

     露天風呂

     大浴場

 途中ロビーの一角に何種類かの屋台が夜の出番を待っているのが夏休みという雰囲気を感じさせ てくれる。
 このホテルも3度目となり露天風呂への廊下も既に通い慣れたという感じになっている。  さすが夏休みということで脱衣場にはかなりの人の浴衣が有ったが脱いで中に入る。  露天風呂の浴槽には数人の子供と大人が居たが暫くすると上がっていった。  浴槽に身を沈め空を見あげると夏の雲がゆっくりと流れて行き、 市街地よりも高いせいなのであろうか少し涼しい風が頬を撫でていった。
 ほぼ瓢箪型 をした浴槽は既にお馴染みのものということなのか気分も 落ち着いて湯浴みを楽しむことが出来た。
 部屋に帰りリビングのソファでで暫く休んでいると夕食の時間となった。  今度は地下の大浴場に入って帰ってみると仲居さんが和室の方に夕食の支度をしていた。
 支度も終わり女房殿も帰ってきたので恒例の乾杯を皮切りに夕食が始まった。

     朝食風景

       夕食の料理













 今回の旅行の 夕食には各人毎に「あわびの踊り焼き」か 「伊勢エビの鬼殻焼き」が選択できるというので別々に選択してみた。
 並べられた料理は一般的な会席膳という感じであったがお造りは5点盛りで蟹の足などもつくという 結構内容も良く品数も多いなかなか立派なものであった。料理が全部並べ終わった後からお目当ての 「伊勢エビ」と「あわび」が出てきたがこちらの方は可成り小振りのものでやはり期待するのが 過剰というところであろう。
 何時もの様に乾杯をしてから食事となったが我々にとって充分に満足できる内容のものであった。
 朝食は バイキングということなので朝のテレビ小説が始まる前に 食事を終えようとレストランに行く。夏休みなのでかなりの人達が既に食事をしていた。
 料理は和洋折衷で特別高級ということもないが種類はなかなか多いという感じで少量他品種で食べた がそれぞれ美味しく頂いた。

  満足度:風呂**** 料理*** 部屋***** 接客***

  施設の概要

  所在地   伊東市岡281  TeL 0557-37-3161
  交通 ・JR東海道線伊東駅からマイクロバス送迎
     ・西湘バイパス→国道135号経由→伊東温泉
  施設 浴室 大浴場 露天風呂     駐車場 完備 
  泉質 食塩泉    

  効能 疲労回復・神経痛・筋肉痛など
  日帰り利用     なし