伊東温泉   サンハトヤ   2000.07(宿泊)

 伊東に行くなら ハトヤ、ハトヤに決めた、というテレビかラジオのCMが ある。そのCMのせいというわけではないのだが、入浴料がかなり高い海底風呂が売り物の付属の 入浴施設と共に一度は泊まって風呂にも入ってみたいな、などと思っていた。
 今回JTBのキャンペーンで特定日に限って1泊オール込み1万円で泊まることが出来るというので 申し込んでみるとOKという。海底風呂なるものがどんなものか、興味津々の旅行となった。

     玄関前にて

     部屋

 今日は 伊東温泉のサンハトヤに泊まるだけなので、昼食を自宅で 食べての出発となった。
 何時ものように、国道1号線を通って、西湘バイパスから真鶴道路にはいり、熱海を抜けて伊東に むかう。丁度昼過ぎの空いている時間帯なのか、快適なドライブのすえに伊東温泉に着いた。
 ホテル・サンハトヤは伊東温泉の入り口に大きな姿をみせて建っていた。何時もはここを通り過ぎる だけなので余り気にしないのだが、今回泊まると云うことで改めてホテルを見てみるとかなりの規模 の建物だと云うことを認識させられる。
 未だ15時ということもあって駐車場には車が少なかったがチェックインをする。
 鍵を渡されたのは 7階の南側に窓のある部屋であった。南側ということで 窓からは海しか見えないので少し物足りない感じもするが値段が安いので仕方がないというところ だろうか。
 時間も充分あると云うことで、先ずは海底風呂に入ることにする。ホテルの3階に下りて長い廊下を 渡っていくと途中にダンスホールなどのある棟がありその向こうが日帰りも兼ねている浴槽棟と なっている。
大浴場は 海底風呂というだけあって壁側が大きな水槽となっていて そこに鯛や鯵など海の魚が泳いでいる。

   本館の露天風呂

   本館の大浴場

 風呂に入りながら水族館に居る感じをだしている。その外に露天風呂がある。余り広くはないのだが 岩造りになっていて一方ら湯が流れ落ちている。  浴場の入り口にある説明によると此処の湯は海底から湧き出しているもので所謂伊東の温泉とは違う のだということだが、湯量が豊富なのであろうか流れっぱなしというかんじである。 露天風呂の湯の温度が少し低いのでゆっくりと湯浴みを楽しむことができる。  ゆっくりと露天風呂に浸かってリラックスしてから今度は5階に有るという本館の浴場に行く ことにする。エレベーターをおりて案内標識に従っていくと、広い休憩室があり、化粧台や脱衣場も 広く全体的にかなり広い感じの浴場があった。
浴衣を脱いで 大浴場に入ると 一瞬その明るさにたじろがされ る。
 今日は天気が良くて太陽が照りつけているせいもあるのであろうが、薄いブルーで統一された 浴室内は明るく周りの緑と相まって南国風の雰囲気さえ感じさせてくれる。
 その大浴場の一角から外に出る場所があり、その外に露天風呂があった。大浴場からの展望も なかなかのものであったが、露天風呂からの展望は素晴らしいものがある。
 目の下にという感じで宇佐美の海岸から遠く小田原を眺めることがてきるのだ。泉質は 無色透明で塩味かするのかと思ったのだが舐めてみても殆ど味がしない。

     夕食風景

    夕食の料理

 絶景という 感じの露天風呂を満喫して充分に湯浴みを満足させて くれる風呂であった。
 浴場の外にある休憩室も椅子やマッサージ機なども充実していて日帰りの風呂よりもこちらの方が 良いのではないかとさえ思った次第である。  風呂から上がって暫く部屋で休憩し缶ビールなどを飲んでいるうちに夕食の時間となった。ホテル の大食堂でここのホテル自慢のショーを見ながら食べるというのでレストランにいく。  既にかなりの席が埋まっていて案内されたのは舞台から少し離れたところであったが、料金から いえばこんなところであろう。
 料理は 和食だが既に机の上に準備されていた。内容的には宴会風 会席というところで刺身、煮魚、肉鍋などかあり、味も大量生産の割にはそれなりのものであった。
 

 海底浴場の露天風呂

 食事が一段落した頃新人演歌歌手からのショーが始まった。その後中国曲技団の曲芸があるなど なかなか賑やかな夕食となった。
 女房殿もこれまたなかなかのご満悦でビールの飲みあかしていた。
 翌朝、 同じ場所で幕が開けられ海の景色を眺められることが できるリストランで朝食を食べた後ゆっくりと海底浴場で入浴することにする。
 昨日とは入れ替わって海底風呂の水槽も大きく中で泳ぐ 魚の種類や数も多かったが、やはり良かったのは露天風呂である。
 かなり広い敷地の中に浴そうが3つばかりあるのだが、全体的にはシュロの木なども植えられて いて南国の雰囲気を持つように造られている。屋根が全くないので天気の良い日は日除けに苦労するが その分開放感も抜群である。
 海辺にあるプールも女房殿には大歓迎のようであった。

  満足度:風呂***** 料理*** 部屋*** 接客***

  施設の概要

  所在地   伊東市湯川堅岩572-12  TeL 0557-36-4126
  交通 ・JR東海道線伊東駅からバス10分
     ・西湘バイパス→国道135号経由→伊東温泉
  施設 浴室 大浴場 露天風呂     駐車場 完備 
  泉質 食塩泉    

  効能 リューマチ・神経痛・外傷など
  日帰り利用料金  1600円