熱海温泉
古屋旅館

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古屋旅館の入口の門
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部屋にて
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インターネットの
旅行会社のなかに「ゆったり倶楽部」
というのがあり旅館の宿泊料のオークションをやっていた。
ある時このホームページを見ていると熱海温泉の「古屋旅館」がオークションに掛けられているのに
気が付いた。値段を見ると現在の最高値9千円となっている。この旅館は普段2.5万円する高級旅館の
1つである。
これなら1万円くらいで落札できるのではという事で粘ったところ1.2万円で落札する事が出来今回
の旅行となった。
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露天風呂
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大浴場
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古屋旅館は
熱海でも一番古い熱海7湯の一つに数えられているおり、
入り口の門は黒澤明監督が撮影した「影武者」のロケに使用されたものだという重厚な感じのものである。
建物は和風で4階建てであるそうだがフロントは3階になっている。
チェックイン
して案内されたのは同じ3階の314号室で、部屋の広さは
12畳、窓側に4.5畳位の広縁があり、かなり広く感じられる。リニューアルでもしたのてあろうか
部屋の造りも新しく感じられ、薄い紫色で統一された壁はしっとりとした雰囲気を感じさせる。

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夕餉の料理
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窓を開けると直ぐ前に「大月ホテル」が見えホテルとホテルの間から海が見える。窓を開けると
直ぐしたに枯山水の日本庭園が広がっていて流石高級旅館という雰囲気を出している。
部屋で暫く
休憩をして早速風呂にはいる事にする。1階におりて右手
に進んだところに浴場がある。
大浴場は全体的に濃い茶色の色で統一されていて檜の浴槽、モザイク状の洗い場、壁などすべて木造と
いう豪華な雰囲気を醸し出している。
最近リニューアルしたのであろうか排気が良く前の大きなガラス窓が全然曇っていないのには感心
させられた。
露天風呂は大浴場の右手の戸を開けて外に出ると10人くらいの人が入る事が出来る広さの岩造りの
ものがある。湯は源泉から直接注がれているのであろうか、量は多くはないが竹の樋から垂れ流しという
感じで気持ちがよい。
景色は
周りに建物がある関係上余り良くはないが屋根がないので
開放感は充分である。湯は無色透明で
あるが舐めてみると少し塩辛い味がするのは海が近い関係からであろう。
風呂から上がって暫く部屋で休憩をしていると夕食の時間となり、部屋食なので仲居さんが
支度を始めた。
並べられた
料理は所謂懐石料理というやつだが、やはり土地柄という
事だろうか素材は魚が主体でそれが
色とりどりの食器に上品に盛りつけられた料理は見た目にもなかなか鮮やかで食欲をそそる。品数も充分
で一品ごとの料理の量は多くないのだが食べている内にお腹が一杯になってしまった。
満足度:風呂**** 料理**** 部屋*** 接客***
施設の概要
所在地 熱海市東海岸町5−24 TEL:0557-81-0001
交通 ・JR東海道線熱海駅からタクシー5分
・西湘バイパス→国道135号経由→熱海温泉
施設 浴室 大浴場 露天風呂 駐車場 あり
泉質 カルシウム・ナトリウム塩化物泉
効能 筋肉痛・神経痛・関節痛等
日帰り利用 不可