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2005年8月21日(日)例会報告
市民オンブズマン群馬 2005年8月21日(日)例会報告

場所:鈴木学習塾下細井教室
時間:午後2時から4時30分
参加者:11名

例会内容:
1. 各地からの報告

【1】八ツ場ダム問題(全県)
原告団長の斎田氏が都合で急遽こられなくなり、事務局長から現状報告。9月5日に
日帰りツアーで現地訪問予定。希望者どしどし参加するようPRする。ちなみに、今
回の衆院選で民主党が明確に凍結を明言。ほかに共産党も凍結主張。

【2】高崎市役所の不祥事のその後(高崎市)
特に進展なし。

【3】松井田の土地改良問題
事業差止め訴訟は、本人尋問申出書を高裁が却下したので、6月1日に高裁裁判官忌
避申立した。しかし忌避申立中は新民訴法第26条により判決が出せないが、裁判長
は旧民訴法の判例を盾に判決を出し、原告住民が敗訴したので上告中。8月25日ま
でに上告理由書提出予定。高裁裁判官らを相手取り敗訴判決無効確認損賠訴訟も提
起。8月25日午後2時30分から東京地裁で第1回口頭弁論。この他、土地改良計
画図の虚偽公文書確認等損賠訴訟を7月13日に提起。9月21日11時から前橋地
裁で第1回弁論。この他、土地改良組合を相手取り墓地の係争で訴訟して敗訴し、組
合側から訴訟費用の支払を求められている。

【4】城山荘再改修問題(北橘村)
設計会社が談合したのではないか、と怪しい。過去の落札率を調べると、下田設計の
場合の落札率がいずれも97〜98%で、ほかの業者の場合は50%を切る金額。中学校の
耐震補強の設計の場合は、7社が参加して、1500万円の予定価格だったが、落札価格
は790万円で落札率49.8%。このあと城山荘の耐震設計があり、予定価格1080万円を下
田設計が1050万円で落札。落札率は97.2%だった。この点をさらに調査予定。

【5】ムダな公共施設(渋川市、北橘村)
美術館問題は9月9日に第3回公判予定。市の広報に決算書が載ったが、なぜか美術
館の所は未記入。未記入の理由を市広報課に聞いたが、「わからない」と市民会館は
7000万円の赤字。入場者が1200名ダウンによるもの。市町村合併で新市庁舎が必要だ
として、渋川市は単独でJASCOの建物を買収。さらにこれを改造する案になったが、
改築費用がなんと4.2億円。コスト意識が完全に欠如。この費用を合併市町村からカ
ネを集めて賄おうというもの。実際には間仕切りで済むので4.2億円も無駄使いだ。
合併は来年2月18日だが、合併相手からカネを集めて市庁舎の改築費用を賄うという
のは全国でも稀。マスコミに報じてもらうのも一手か。

【6】警察不正経理問題(全県)
9月2日(金)午後4時から国家賠償裁判、ネコババ事件、懲戒免職取消事件の3件の
裁判が前橋地検で予定。9月7日(水)午後2時から県庁で人事委員会。次回も時間の
つく会員はぜひ傍聴に足を運ばれたい。

【7】廃棄物処分場違法手続問題(安中)
境界確定手続書類の偽造事件で、サイボウ環境を03年5月に告発した所、警察の捜査
で、業者の委託を受けた測量会社社長だけが04年3月31日に前橋地検高崎支所から地
裁高崎支所に起訴。ようやく8月18、19日に刑事記録閲覧した。驚くべきことに、サ
イボウの社長はガンで死亡寸前だったので状況判断ができず、全部測量会社が偽造書
類を作成し行使したとされ、04年5月12日の第1回刑事公判で有罪となったが執行猶予
付き。しかし、偽造公文書の作成の事実が明らかになったため、行政職員の違法性を
引き続き追及予定。7月22日と29日に、サイボウと施工業者大林組の農地転用違反処
分取消裁判の初公判があったが、異議申立てを経ていないとして民事1部(曽我裁判
長)は9月9日判決、民事2部(東條裁判長)は異議申立てを初公判前にしているとし
て9月7日第2回公判予定。曽我裁判長の独断専行が際立つ。

2.新規加入者2名の方の自己紹介と抱負
■読売新聞で県議海外視察の無駄遣いの記事を見て共感、入会を決めた。
■行政の理不尽なやり方に疑問があり行政訴訟を検討中。いろいろ智恵を借りたい。

3.郵政民営化問題について参加者の意見交換

4.その他討議事項
■参加者から、会員名簿の開示を求める声があったが、個人情報保護法が4月1日から
施行となり、取扱には慎重さが求められるという声もでた。従来どおり名簿の管理は
事務局一任とし、個々の活動支援の相談は、メーリングリストか、事務局、あるいは
例会の場で対応することとする。
■会として情報発信がたりないとの指摘あり。一案として、積極的に会の活動につい
て、ニュースリリースを行ってはどうか、との提案あり。マスコミへのFAX配信を
事務局で行うが、活動情報は各自が簡潔に原稿にまとめて、事務局に送付すること
で、手順を検討する予定。
■各地の報告や活動状況について、経緯や背景がよく分からない、との指摘あり。予
め県内各地の会員による活動報告や、当会の活動内容について簡潔に記したレジメを
用意して、限られた例会の時間を有効にシェアすることで次回例会から実施検討。
■オンブズマンが公安調査庁の標的になる心配があるとの指摘あり。オンブズマンの
活動は税金のムダ遣いをやめて公正で透明な行政の事務事業を実現することにあるこ
とが公安に理解されることが必要なら、むしろこちらから積極的に情報発信すべきだ
との意見あり。いずれにしても、公安からの工作が判れば、きちんと対応することで
全員意見一致。
■いつも事務局で例会を開催するより、時々場所を変えては同かとの提案あり。ムダ
な公共施設を実地に検証することも兼ねて、年に何回か、各地のムダ施設を舞台に例
会を開くことを検討することにした。一案として、10月の例会は、「昆虫の森」で開
催計画。
■当会の活動の総括が必要との指摘あり。情報分析とそれに基づく活動のベクトル合
わせのため、必要組織の中に広報担当、運動担当など専門職を設け、方針の一元化を
図ってはどうかとの提案あり。各人が仕事を持ちながらやっており、オールラウンド
に対処し難いのが現状だが、当会の弁護士らのサポートも得て徐々に改善することと
する。

5.事務局から報告事項
1)市民オンブズマン第12回全国大会
9月10日(土)〜11日(日)に大分県別府市で開催。情報公開の拡大がテーマ。全体会で
は警察問題で現職警察官らが講演予定。当会からの参加予定は樋口弁護士、大河原、
小川代表、鈴木事務局長が参加予定。7月31日までに、当会の活動紹介原稿を全国大
会事務局に送付済み。
2)イベント各種
会員から次のイベント情報の紹介あり。
 講師:関義友(納税者ネットワーク)
 日時:8月28日(日)13:30−16:30
 場所:県庁昭和庁舎 1階11会議室
 会費:無料(カンパ歓迎)
2)定例会と総会
■次回定例会は9月21日(日)。このとき、総会の式次第と、次年度の方針について討議。
 予め、活動計画について提案事項を各自用意してくること。
■総会は9月25日(日)13:30−16:30。場所:県庁昭和庁舎3階35会議室。

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